IS~クロガネの意志 作:漆屋
あの後俺はクロガネスーツのテストの為研究所の屋外にでた。
『それじゃぁー、始めるよー』
『龍也準備は良いか?』
スピーカーから流れる二人の声
「はい、いつでも行けます。」
そう言う俺が立っているのは草一本も生えていない広場此処は主にロボット等のテスト等で使われる場所だ。
『じゃぁー、思いっきりジャンプしてみてー』
「はい、・・・・とぉー」
俺は身構え・・・力の限り跳んだ
する勢いよく跳んだ俺の体は一瞬にして地面から遠く離れていた。
『『『おぉぉー』』』
会議室では博士たちが分析を開始してた。
「っ凄い」
「あっという間に28mも跳んだ。」
「特に重力の変動はありません」
分析している科学者達は驚く
龍也は其れから100mを6秒代、パンチやキックでは岩を砕いた。
「どう思う、束」
『そうだねー、たっくが特別鍛えているのも在るけど初期段階とは言え此れだけの結果を出せるだから凄いよ』
刃の問に分析結果を見て束は答えた
「確かに初期段階での単純な身体能力だけでこの力・・・可也のモノだ」
『それに、身体能力の面ではもうISを超えてるね。』
束は送られてくるデータを見て思った今の段階では並の量産機なら簡単に撃破できるが其れでも神にも悪魔にも成れると言うには程遠い。
現在はISは最強の兵器と言われているがそれは、嘗てじぶんが天塩を掛けててがけた最初のISに限る。
その他のISに至っては自身の作ったコアを搭載してるだけで最強とは言い難い所詮は最強のブランドに乗っかっているだけの後追いモノだ。だが此れはそれとは違い最強又はそれ以上に至る可能性が有るモノだ。
それにISの機能も加えて龍也の成長次第ではそうなる事は容易に想像できる。
『束さんの予想どうりならあれは自己進化機能とたっくん次第で何処までも強く成れる』
其れからテストは過酷差をましてきた
耐久テストと称して二郎博士の実験台
銃で撃たれたり、刀で切られたり、火炎放射で焼かれたり、
正に地獄(バリアーがあて無傷だったからよかった)
あとパワーテストにブルドーザーと押し合いをしたり、マシンフレームと綱引きをしたり、特殊合金の板を殴ったり、鉄球を受け止めたりした。
「もういい加減にしてくれ、あとどれだけやれば気が済むだ」
俺がうんざりとしていた処に次の指示が入った
『お疲れ、たっくん次は空を飛んでみてくれる』
空を・・・って
「わかりました・・・・」
俺は空を飛ぶイメージをし地面を蹴った
「とぉー」
先ほどと違い体は軽く最初飛んだよりも遥かに高い場所で俺は止まった
「おぉー本当に飛んでいる、これが空・・・良し」
俺は体を前に向け飛んだ
スーツ越しでも感じる風、これが空を飛ぶということか。
『どお、たっくん』
「束さん良い感じですよ」
俺が周囲を飛んでいると束さんから通信が入った。
『そうじゃ、早速ISを展開してみてくれる』
「はい、わかりました。」
俺上空で止まりISを展開した
「いくぞ、クロガネ」
俺の体を光が包み新たに姿を形成した
延長された手足と各部に装着された装甲に左右に浮く翼の様なモノそして胸部に追加された装甲そして頭部には更にフルフェイスのマスクが装着された。
まるでロボット
「これが、黒鉄式IS・クロガネ」
『よーし、それじゃ最後のテストをいくよ、たっくん此れから来るミサイルとかを避けるなり防ぐなり撃墜するなりしてね』
「っえ、ミサイルとかってちょっと束さん?」
『それじゃーいくよ、二郎博士お願い。』
『ぐひひ、よぉーし任せろ龍也死ぬなよ・・・ぽちっとな』
束さんがそう言うと二郎博士出てきて何かのスイッチを押した。
何か悪い予感がする
俺がそう思うと同時に研究所の各部からミサイルが数十発飛んで来た
「って、本当に飛んで来た。」
俺はすかさずミサイルを余掛けたがUターンして此方に向かって来た
「追尾式かよ、仕方ない光子力ビーム」
俺は頭部の龍の目からビームを放ちミサイルを撃破した。
『ふんーやるねーそれじゃこれならどうだ』
『ぐひひ、いくぞ龍也、ミサイル特盛り発射ー」
そう言うと今度は先ほどとは比べ物にも為らないほどの量のミサイルが凡そ900ほど飛んで来た。
「マジか・・・ええいやってやる」
俺は両腕を翳しエネルギーを集中させ打ちだした
「光子力ビーム」
腕から放たれたビームは先ほど頭部から放たれたモノとは比較に為らないほどの光を放った。
ミサイルは光によってなぎ払われ次々と撃墜され龍也に届く前に全滅した。
『ほうやるのー、だったらマイクロミサイル発射じゃー』
今度は小型ミサイルが1000発程飛んで来た
本当このスーツは凄いあっという間にミサイルの位置と数を計算して俺に情報を流してくる
「よし、プラズマブレード」
俺はブレードを展開し両手に握り締めミサイルに向かって飛んだ。
その頃の研究所では、全員驚愕していた。
「「「おおおおぉ」」」
「す凄い」
「今日初めてとは思えない動きだ」
モニターには次々とミサイルを撃破している龍也の姿が映し出された。
「お兄ちゃん、かっこいい」
龍美は目を輝かせながら見ていた
「機動初日に此処までの動きをするとは」
「火力、機動力共に申し分在りませんな」
「アレだけの力を振り回される事も無く大したものですな」
と三博士が言う
「素晴らしー脳波共にバイタルも正常特に負担も無い」
一郎博士が言う
「くぅぅーワシの作った追尾式ミサイルを・・・やるな、なら更に2000発じゃー」
二郎博士が言う
「どうだ、束?」
『うんー此れは凄いよ。各国でまだ開発段階のシステムと同じ否それ以上のモノばかり世代で言うと第4世代とも言えるけど実際、束さんでも研究段階のモノも在って脱帽ものだよ。』
「ほう、第四世代か」
『うん、換装も無しで武装を搭載したISの世代だよ束さんでもまだ完成にはいたって無いよ』
「なんと、第四世代とはな」
「各国でも第三世代に為ったばかりなのに」
「流石、龍蔵博士に束さん各国の研究者達も脱帽モノですの」
三博士は驚く
第三世代・・・イメージ・インターフィイスを用意た武装を搭載した世代だが今だ実験機の段階を出ていない
束と龍蔵はその世代を飛び越えて第四世代に取り組み、完成させたのである。
因みに2年前のロボット選手権時のアイアンハートにもイメージ・インターフィイスの様なモノが組み込まれており完成度は段違いである。
「えぇぇいまた全部落とされたこうなら取っておきのアレを・・・ぐひひ」
と危ない事を呟く二郎博士が居た
アレからミサイルは全部おとしたと思ったら更に2000発も飛んできてそれも撃破した。
「ふぅーもう弾切れか?流石に三千発以上も撃たれるとは思わなかった」
俺が一息つくと研究所から向かってくるモノが・・・・
「なんだ?飛行機か?」
飛んで来たのはクロガネと同じ漆黒の機体の小型戦闘機だった
ただ戦闘機と呼ぶに小さく大きさはクロガネ位だか姿は何処か禍々しく何処か狂気を感じた
「無人機か」
龍也はセンサーで相手を確認したすると通信が入った
『どうじゃ、龍也これぞワシが開発した対IS兵器試作一号機ブラックイーグルじゃ」
「二郎博士?」
『そのブラックイーグルが最後の相手見事倒してみろぐひひ』
そう言って二郎博士は通史を切った
「ブラックイーグル・・・上等じゃないかやってやる。」
闘いの火蓋は切られた
「先手必勝、光子力ビーム」
頭部からのビームを放たがブラックイーグルはバリアーでそれを防いだ
「っな、ビームを防いだ、バリアーかならこれならどうだ」
俺は両腕の剣で切りかかったがブラックイーグルは紙一重でかわし龍也の横を横切った。
「逃がすか」
龍也は直ぐに後を振り返り追おうとしたが、振り返った瞬間
「っな」
既に此方を向いているブラックイーグルが居た
ブラックイーグルは龍也に向かってバルカン砲を放った
「はぁ」
間一避けたがすぐさまブラックイーグルは追撃してきた。
ブラックイーグルは龍也を追いながらバルカン砲とミサイルを撃ってきた。
龍也は攻撃を防ぎ避けながら体制を立て直そうとした。
なんてスピードだ避けるのが精いっぱいだ各部にスラスターが有るからただ接近しても避けられる他の兵装を使ったとしてもバリアーで防がれる・・・それなら
龍也はブラックイーグルの追撃をよけながらプラズマブレードを仕舞い構えた
「これでも食らえ、光子力ビーム」
両腕のからビームを放ったがまたビームを防がれたが、龍也はそのまま突撃した。
「捕まえた」
龍也は両腕でブラックイーグルを捕えた。
やっぱりそうだ小さい攻撃ならまだしも大きい攻撃を受けた時は防御に集中して動きが止まる
ブラックイーグルはバルカン砲を撃ったが虚しくも砲身の先に相手はいない
「残念だったな幾らバルカン砲を撃っても先に相手が居なければ意味が無い」
スラスターを全開にして振り解こうとしたがクロガネの腕力の前では無意味だった。
「逃げようったって無駄だこのまま捻りつぶしてやる」
ブラックイーグルは今度はミサイルを連続で撃ちだした。
撃ちだされたミサイルは此方に戻ってきた。
「やっぱりな、二郎博士のやる事だ自分もろとも攻撃をしてきただけど」
龍也はブラックイーグルを盾にしてミサイルを受けた。
「へぇーアレだけの攻撃でまだ壊れないやとなるっと・・・おっりゃ」
龍也はブラックイーグルを放り投げたするとブラックイーグルの機体は大爆発した。
「やぱっり、自爆すると思った。」