私たちRoseliaが姉妹!?
ピピピピピピピピッ!と携帯のアラームが覚醒前の頭に響いてくる。まだ重たい瞼を開け、アラームの音を消し、時間を見る。時刻はまだ朝の6時。私が起きるのはだいたい、7時なのに何故、6時のアラームに?変えた覚えはないはずなのだが、私は布団を被り、二度寝するとにした。あと1時間あるからだ。
私は寝返りうつと、そこには黒髪の綺麗なお姉さんがいた。
規則正しくも可愛らしい寝息をたて、スゥースゥーと寝ているお姉さんーー白金燐子だった。
ちょっと待って下さい……何故、私のベットに白金さんがいるのかしら?昨日は普通にバンドの練習をし、そのまま別れたはずよ。ましてや、家に帰って夕飯を食べ、いつものギターの練習と課題を終わらせて、撮りためていた犬番組を消化して、日菜と少し会話をし、お風呂に入ったあと、すぐにベットに行き、寝たはず。
なのに、どうして彼女が私と一緒に寝ているの!?
私がこの状況を整理していると、突然白金さんの目が開き、私と目が合ってしまった。
「あっ…えっと…、おはようございます…」
「おはよう…紗夜。昨日はぐっすり…寝てたね」
ん?聞き間違いでしょうか?今、白金さんが私の下の名前を呼びましたよね?紗夜って…?
えっ、わ、私はもしかして、取り返しのつかないことをしてしまったのでは!?
いえ、そんなことないわ。あり得ない。
私は頭を悩ましていると、白金さんが私の頭を撫でてくれた。
「ふふっ、どうしたの…紗夜?」
「あっ……その、」
白金さんのとても綺麗な笑顔に私はドキンとしてしまった。
私はこの状況を聞くため、白金さんに質問した。
「あの、白金さん…。これは一体、どういう状況なんでしょうか?」
私が意を決して聞くと、白金さんは首を傾げた何故なら……。
「…………白金さんって、誰?紗夜」
「えっ…?」
私は耳を疑った。白金さんは誰と、しっかりと聞いた。聞き間違う筈はない。
「あ、あなたの名前は白金燐子で、花咲川女学園の2年で、私たちのバンドRoseliaのキーボード担当でしょう。私の名前は氷川 紗夜って…」
私は大声で白金さんに言いましたが、彼女は首を傾げるだけだった。
「な、何を…言ってるかわからないけど…たしかに私は花咲川女学園の2年だけど、それに私はバンドに入ってないよ?あと…」
私はその次の言葉に後頭部を鈍器で殴られたような感覚になった。
「私の名前は…今井 燐子だよ?」
………はっ?い、今井……燐子……?えっ…?
私はその言葉に脳処理が追いつかず、パンクしそうになる。
しかし、またもやその次の言葉に今度は顔面をボクシングのボクサーに殴られた気分になった。
「それと、紗夜の名前は氷川じゃなくて……今井 紗夜だよ…」
ぐばっ!?
ガクンッ!そ、そんな……嘘でしょう…。
い、一体、何が起きたというのですか…!
私はこの状況に全く追いつけない……否、理解ができない。
しかし、びっくりの神様は私に追い打ちをかけてきた。
「お〜い、二人とも早く起きなよ〜」
「紗夜姉〜、りんりん!早く起きなよ!」
寝室のドアが開けられ、中に入ってきたのは、
「……今井さん……宇田川さん……?」
「ちょっとちょっと、どうしたの紗夜?他人行儀だな〜。いつもは、『リサ姉さん』なんて、呼んでるのに?」
はっ…。
「そうだよっ!紗夜姉!私、宇田川さんなんて名前じゃないよ、今井 あこだよ!それに、宇田川さんは隣の家の名前だよ?どうしたの?」
えっ…。
な、何がどうなっているの…。
宇田川さんが今井の苗字になってるし、今井さんと白金さんが私の姉で…ということは…!
「あの、みな…友希那さんは?」
「ん?友希那なら、もう席についてると思うけど…てか、どうしたの紗夜?友希那をさん付けなんて、妹でしょ?」
い、妹っ!?湊さんが私の妹!?
う、嘘でしょ…。
「あっ、あこも紗夜姉の妹だからね!末っ子だけど」
その言葉を聞いて、私はもう呆然とした。
「そんなこと言ってないで、早く着替えてリビングに来てよ」
「待ってるからね〜、紗夜姉」
「私も….行くね、早く降りてくるんだよ?」
「はい……」
今井さんーーいえ、リサ姉さんと宇田川さんーーあこと燐子姉さんはそういうと、部屋を出て行った。
「私たちRoseliaが姉妹……!?」
こんなことが本当に起きるのだろうか?
ありえない。これは夢なのか?それとも現実か…。
私はそんなことを考えながら、身じたくを整えて下に降りた。
「おっ、やっと来た。ほら、紗夜。早く席について、もう少しで朝ご飯出来るから」
「寝坊なんて珍しいわね、姉さん」
私はリサ姉さんに言われ、席に着いた。
席に着くと、隣の席に私の妹ーーいや、本当は違うのだけどこの世界では本当の妹の友希那がそう言ってきた。
「ええ、昨日は燐子姉さんが中々寝かせてくれなかったので」
「そ、そんなこと…ないよ…!」
一応、ありのしないことを言ったのですが、何故か当たっていたことに驚いている私ですが、ここの家族構成がわかりました。
ここは今井家でその長女がリサ姉さん。羽丘女子学園に通っている高校3年生。
次女の燐子姉さん。花咲川女子学園2年生。
四女で双子の妹の友希那。リサ姉さんと同じ羽丘女子学園の1年生。
末っ子のあこは、羽丘女子学園の中等部の3年生。これは、普通に変わらなかった。
そして、私は三女で双子の姉。つまり、友希那の姉になる。花咲川女学園1年生で、風紀委員に入っていると言う。双子と言うと、日菜を思い出してしまう。この世界での日菜はどうなっているのだろうか。
「はい!みんな、朝ご飯出来たよ〜」
そうこう考えている内に、リサ姉さんが朝ご飯を持ってやってきた。
白いホカホカのご飯に、ダシが効いて美味しそうなお味噌汁。おかずは目玉焼きにハム、サラダにプチトマトと至って普通の朝ご飯だが……。
「リサ姉さん……」
「リサ姉…」
私とあこのお皿には、入っていけないものが入っていた。
「なんで人参が入っているんですか!」
「ピーマン、入れないでよ〜!」
私が最も嫌いとする、人参が入っていた。
あこはピーマンだ。
「こら〜。好き嫌いはダメだよ、二人とも。もう、高校生と中学生なんだからそれくらい我慢しなさいー」
「「うっ…」」
私とあこは渋々、人参とピーマンを食べるしかなかった。
「さて、それじゃあ学校に行きますか〜。みんな、用意してる?」
「はい…」
「はい」
「ええ」
「大丈夫っ!」
朝ご飯を食べ終え、私たちは学校に行く支度をし、家を出た。
途中までの道を一緒に行き、分かれ道でリサ姉さん、友希那、あこは羽丘女子学園へ。私と燐子姉さんは花咲川女子学園へ。
「それじゃあ、紗夜。ちゃんと、授業を受けるんだよ?」
「…受けますよ。私をなんだと、思ってるんですか…」
「それじゃあ、また放課後にね〜」
リサ姉さんはそういうと、友希那とあこを連れて行ってしまった。
私と燐子はそれを見送ると、歩き出した。
「「…………」」
き、気まずい……。
私はまだこの世界についてあんまり知らないことだらけだ。…いや、そうでないかもしれない。
はあー、ギターがあれば………ギター?
「ああああああっ!!」
「ひぃ…!?」
私は大事なことを忘れていた!
朝にもかかわらず私は大声を上げ、燐子姉さんに問い出した。
「燐子姉さん!」
「な、何…?紗夜」
「私のギター、ありますか!」
「えっ……。ギター、ならうちにあるよ。誕生日にお母さんが…買ってくれた奴で…いつも弾いてるよ…」
「そうですか…。ありがとうございます」
私はそれを聞いて、ほっとした。
よかった、私のギターはあるんだ。
それならば、早速帰って弾かなければ。
っと、そうこう言っている間に学校に着いてしまった。
校門をくぐり、下駄箱で上履きに履き替え、私と燐子姉さんはそこで別れた。
「じゃあね….紗夜…」
「はい。燐子姉さん」
私は燐子姉さんにそういうと、自分の教室に向かった。しかし、ここで問題が一つがあった。
「私のクラスって、どこ…?」
自分のクラスである。目覚めたら、いきなりRoseliaのメンバーと姉妹というなんとも不思議な夢の中にいる私。
学校とか街の風景はなどは変わらないのだが、クラスがわからない。
ど、どうしようかしら…。
「あれ〜紗夜ちゃん、とうしたの?こんなとこで立ち止まって」
「何かあったの?」
「よかったら、話に乗るぞ?」
私の名を呼ぶ声が聞こえたので、振り返ってみると見知った人物が三人いた。
「丸山さんに…奥沢さん…それに、市ヶ谷さん…」
私の知ってる人物の名を呼んだが、
「ん?紗夜ちゃん私の苗字、白鷺だけど?」
「そうだよ、私も瀬田だけど?」
「おいおい?今日の朝、変なものでも食ったのか?私は市ヶ谷じゃなくて、山吹だ」
三人の少女がそういった。
苗字がよく知っている人物の名前でということは、この三人も!?
自分たちのバンドメンバーと姉妹関係っ!?
「ごめんなさい、少し昨日変な夢を見て」
「そうなの?それより、早く教室に行こうよ〜」
「有咲だけ、教室ちがうけどねー」
「う、うるせえな!体育の時と帰る時は一緒だろう!」
有咲はそういうと、隣のクラスへ行ってしまった。
私は彩と美咲と一緒に教室に入り、席に着いた。
「彩、日菜さんは元気?」
「ん?日菜ちゃんは元気だよ。いつも、私に構ってくるんだけどね…」
こっちの世界では日菜は彩さんと双子なのかしら?
おそらく、日菜はそのまま妹だと思うけど。
彩さんに構っているのね。
「へえー、私は花音姉さんといつもこころの面倒を見てるね」
「貴方の妹は、この学校の問題児よ美咲」
「言わないでよ〜紗夜。こっちもこっちで大変なんだから」
「そういえば、有咲ちゃんのとこの二人の妹もある意味問題児だよね」
「あの二人ですか?いいえ、こころさんよりだいぶマシな方よ」
それから、私たちはHRが始まるまで話、授業を受け、お昼を取り、午後の授業を受け、放課後になった。
改めてわかったことがある。
美咲の苗字は瀬田。つまり、薫さんが一番上の姉で花音さんが次女。そして、二人は双子らしい。全然、似てないのだけど。美咲は三女で、こころさんとはぐみさんが妹になるらしい。そして、こっちも双子。
有咲の苗字は山吹。つまり、沙綾さんが一番上の姉、次女が有咲で、三女が香澄さん。四女にたえさん。この二人も双子。末っ子がりみさんとのこと。
なんか、あれですね。双子がとても多い。
最後に彩の苗字な白鷺。ということ、長女が千聖。次女が麻耶さん。三女、四女が双子の彩と日菜とのこと。末っ子がイヴさんだということ。
そして、私たちの隣に住んでいる住人が、宇田川さん達だということ。
長女が巴さん。次女がひまりさん。三女がつぐみさん。四女が蘭さん。末っ子がモカさんということ。
これまた、大家族。
また私が知っている隣人たちが、みな姉妹だというとこと。
それから、有咲も来て私たちは帰ることにした。私たちが下駄箱に着くと燐子姉さんと花音さん、千聖さん、沙綾さんが話をしていた。
「あっ、有咲ー」
「げっ、沙綾姉ちゃん…」
「何がげっ、だ。怒るよ?それより、早く帰らないとあの二人がやんちゃしちゃうから。りみ、一人だと可哀想だからね」
「花音姉さん、待っていてくれたの?」
「うん。もうこころちゃんとはぐみちゃんは帰ちゃったけどね。早く帰って、ゲームがしたいんだって」
「はあー、あの二人は…」
「千聖ちゃん〜〜うげっ」
「彩ちゃん、急に抱きつかないで…」
「燐子姉さん…」
「ん?どうした…の?紗夜…」
「いえ、こんなに友達に囲まれている姿を見るのが初めてでつい…」
「どういう意味かな……?」
それから、私たちはそれぞれの道で別れ、私と燐子姉さんは家に着いた。
「「ただいま」」
私と燐子姉さんがそういうと、リビングからリサ姉さんがやってきた。
「あっ、おかえり〜。今、ご飯の用意してるから、先に手洗ってきてね」
リサ姉さんはそういうとリビングに戻り、友希那に注意していた。
「こーらー、友希那。ちゃんと手を洗って来なさい。後、ご飯前だから、間食は禁止」
「……わかったわ」
友希那は渋々いうと、洗面所に向かった。
「あれ……?あこちゃんは?」
「ああー、あこなら、ソファで寝てるよ。今日、体育があったらしくて、疲れたんだって」
リサ姉さんがそういうと、ソファに目をやるとスゥースゥーと寝息を立てているあこがいた。
「ぐっすり、寝ているわね」
「そう…ですね…」
私と燐子姉さんはそういうと、少し笑った。
私はあこの寝顔を見ると、リビングを出て階段を上がり、自分の部屋に入った。
入ったと同時にカバンを置き、ブレザーをハンガーにかけ、そばに置いてある私の愛用のギターを取り、いつものように練習をする。
手に馴染むこの感触。ピックを上げ下げし、弦が弾かれる音。
「♪〜♪〜」
しばらく、いやずっと弾いていたい気持ちがいっぱいだったが、リサ姉さんの声が聞こえた。
「紗〜夜〜、ご飯だよ〜」
私はギターを置くと下に降り、リビングに向かい、食卓に並べられた美味しそうな夕飯。
燐子姉さん、私、向かいの席に友希那、あこが座り、リサ姉さんがトレイに乗せて持ってきたのは、
「ふふん♪今日は少し手の込んだものにしたんだー。今日の夕飯はアタシ特性のビーフシチューだよ!」
とても美味しそうなビーフシチューとパン、サラダがあり、それだけで早く食べたいという欲求が出てくる。
「わぁー!美味しそう〜だよ、リサ姉っ!」
「ありがとー、あこ」
「えへへ〜」
リサ姉さんはあこの頭をなでなでし、あこはとても嬉しいそうだ。
「リサ姉さん、早く食べたいわ」
「もう、友希那はせっかちだな、うん!さあ、召し上がれ!」
「「「「「いただきます」」」」」
私たち、五人は手を合わせていい、私はスプーンでビーフシチューを掬い、口に入れた。
「っ!」
美味しい。
頭の中でそう響いた。
じっくりと煮込んでおり、牛肉や野菜などのをしっかりと合わさりまるで、口の中でパレードをやっているみたいだ。お肉や野菜は柔らかく、人参が入ってるのさえ、私は気付かずに食べていた。
「うんうん。みんな、美味しそうに食べてアタシは嬉しいよ。あっ、あこ。口周りについてるよ」
「ううっ…い、いいよ、リサ姉っ!自分でやるから」
「ダーメ」
リサ姉さんはあこに口周りについてる汚れをとるが、あこはイヤイヤと言った。
私はその光景を見ながら、友希那の方を見た。
「じぃー」
「燐子姉さん」
「ん?何、紗夜…」
私は小声で燐子姉さんに囁いた。
「友希那があこに嫉妬してるわ」
「ああー、おそらく…甘えたいんだね…。友希那ちゃん、あんまりそういうの言わないから」
友希那、あなたはこの世界でもツンデレなのですか。
楽しい夕飯はあっという間に終わり、洗い物を私がし、リサ姉さんはやれやれと疲れた表情をしながら、ソファに座っていた。
「ああー、今日もがんばったーアタシー」
「お疲れ…様です、リサ姉さん」
私は労いの言葉をかけ、私は食器を拭きながらいい、拭いた食器を置き私はお風呂に入ることにした。
「ふぅー、なんか今日は色々あって疲れました」
朝起きたら、私に姉がいて、そしたらRoseliaが姉妹になっていたり、ほかのバンドメンバーも姉妹になっていたりと頭が混乱することがあった。
しかし、ひと時のお風呂タイムで少しは休めるだろう。
私はそう思いながら服を脱衣カゴに入れ、タオルを取り、浴室のドアを開けた瞬間……身体を洗っていた燐子がいた。
「えっ……」
「………」
私はその場で固まってしまった。
彼女の裸体が想像以上だからだ。長く宝石のような黒髪にスタイル抜群で肌は白くまるで雪のようだ。そして明らかに大きな胸。とても同年代のとは思えないような体つきをしている。
「さ、紗夜……?」
「あ、ごめんなさい燐子姉さん。まさか、入っているなんて、思わなくて」
「ううん。気にしないよ……むしろ、一緒に入る?」
「入る……!?」
燐子姉さんからの言葉にまたしても、私は固まってしまう。
い、一緒にはははははは入るですって!
いや、しかしこの状態いるのも流石に辛いですし、服を着ると手間がかかる。
そしたら、選択肢はひとつしかないじゃないですか……。
「……わかりました。その方が楽ですからね」
私はそういうと桶で身体にお湯をかけ、湯船に浸かった。
「はあー、気持ちいですねー」
「ふふっ、そうだね」
私は湯船に浸かりながら、そういうと燐子姉さんは頭を洗い流し、湯船に入ってきた。
私はスペースを空けた。
そして、私は見てしまった。燐子姉さんが湯船に浸かったと同時に、豊満な胸が浮いているのを。
(と、都市伝説かと、思っていたけど本当に浮くのね…)
私は自分の胸と燐子姉さんの胸を見比べてしまう。
私の場合は少し小ぶりというか、平均の女性よりは少し大きい方だ。しかし、燐子姉さんがいるとその差は歴然である。
「ふぅ、紗夜気持ちいいね……?」
燐子姉さんは私を見つめてそういう。
ドキンっ!と私の鼓動が早くなった。前髪で少ししか見えないアメジストの瞳が私の目とあった瞬間、私の理性の鎖が切れたような気がした。
私は燐子姉さんの手を引き寄せ、身体を抱きしめた。
「えっ…えええっ!さ、紗夜……?」
燐子姉さんは慌てており、何がなんだかわからないようだ。私は燐子姉さんの耳にそっと口を寄せ、囁いた。
「…ねぇ、燐子姉さん…誘ってるの?」
「えっ…////さ、誘ってなんてないよ////」
燐子姉さんは耳まで真っ赤にし、そういったが…
「嘘ね、だってそんな感じしかしないわよ?今の姉さん……」
私はそういうと、燐子姉さんの耳たぶを甘噛みした。
「ひゃうっ!さ、紗夜…だ、ダメ、あっ、か、かまない…んっ…あっ、ううっ、くうっ……んんんっ」
「可愛い、可愛いわ燐子姉さん……」
私は嫌がる姉さんを見て興奮し、何度も甘噛みする。そして、右手で姉さんの胸を触った。
「あっ!さ、さよ、だ、ダメ…!あっ、あんっ、ひゃ、んんっ」
私は燐子姉さんを犯していった。
なんてことになるから、やめてほしいのだけど本当に…。
私はそう思うと、すぐさま身体と頭を洗い流し、すぐにでた。
その後に燐子姉さんも上がり、寝間着に着替えると私はリビングに向かい、お茶を飲んだ。
「リサ姉さん、お風呂上がりましたよ」
「あっ、了解ー。友希那、あこ〜入るよ〜」
「はーーい!」
「もう、一緒に入る年じゃあ…」
「いいからいいから、さあ入るぞー!」
「おおっー!!」
リサ姉さんとあこ、友希那はリサ姉さんに襟首を掴まれ、脱衣所に向かって行った。
私はそれを見届けると、自分の部屋に戻りベットに横になった。
「ああー、明日もこの状態が続くんですか……。はあー、夢なら覚めて下さいよ」
私はそういうと、目を閉じた。
「ん……んんっ?」
眩しい。朝日の光がカーテンの隙間から覗かれ、私の丁度顔に被っていた。
私はそれで目を覚ますと、時計を見る。
時刻は午前七時。
今日はRoseliaの練習がある。
…………はっ!
「そうだ…!」
私はベットから飛び起き、部屋中を見回した。
特に変わった形跡はない。
まさか、まだ夢の中なのでは…!と思い、私はドアを開けた時、丁度仕事に行く途中の母とばったりとあった。
「あら、紗夜。おはよう。お母さん、これから仕事だから」
母はそういうと、玄関に行ってしまった。
私の知っている母だ。
リビングも台所もテレビもトイレもすべてが一緒だった。
そして、思ったあれは夢だったのだと。
それからして、Roseliaの練習時間となり、私はスタジオに向かった。
スタジオに入ると、見慣れたメンバーが集まっていた。
「紗夜、遅いわよ」
「紗夜さん!こんにちはです!」
湊さんと宇田川さんが挨拶をしてくる。
「ええ、おはよう。それと、遅れてすいません。準備に手間取ってしまって」
私がそういうと、今井さんと白金さんが言ってきた。
「へぇー、紗夜が遅れるなんて珍しいね。何かあったの?」
「そう…ですね…。何か、あったんですか…」
普通ならば、ここで苗字で返すとこだ。しかし、私は重大なミスを犯してしまった。
「いいえ、なんでもありませんよ"リサ姉さん""燐子姉さん"」
「「「「「……………」」」」」
沈黙。
そして、私はすぐに気づいたが遅かった。
「あっ、いや…これは違う////」
「へぇー紗〜夜〜。どうしたの?リサ姉さんだよ〜」
「わ、私も燐子姉さん…ですよ…」
二人はそう言ってきて、私はなんとか説明しようとしたが、意味がなかった。
「だから!私の話を聞いてくださいっ!!!」