チートを貰ったが、異世界では……。   作:月詠 秋水

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どうも、秋水です。

この前腕がすごく痒くてボツボツが出来ましたが、一種のカブレの一つだと判明致しました。どうすれば早く治るかは分からなく、只管痒いから掻くの毎日です。

特効薬があればよいのに……。

今回の話は特に戦闘や騒動などはなく、ただの平凡な一日です。


第74話 平穏な一日

 雪咲が目覚めてから翌日、普通に回復しベッドから起き上がり訛った体をゆっくりと準備体操をしていた。その中リィナが部屋に入ってきて、大層を一時中断する雪咲。

 

「おはよう、もう体を動かして大丈夫なの?」

 

「うん、それにずっと寝てるのも性に合わないし」

 

「そう……今日はどうするの?」

 

「うーん……」

 

 ん~っと唸りながら首を傾げ顎に手を当てる、そして思いついたのは一つだけだった。

 

「……適当に散歩でもしようかな」

 

「だったら、私も一緒に行っていい?」

 

「別に構わないけど……」

 

 そんな会話をしていると、アメノウズメが雪咲の部屋に入ってくる。

 

「あら、朝からお揃いですね」

 

「そうだ、アメノウズメさんも一緒に行きましょうよ!」

 

 リィナの急な提案に雪咲は苦笑、アメノウズメは案の定首を傾げて?を浮かべていた。

 

「行くって、何処へですか?」

 

「お散歩ですよ」

 

「そうですね……いいですよ」

 

 優しく微笑み答える、それに嬉しげにやったと言うリィナ。その後朝食を取り、雪咲は一足先に外へ行くといい玄関へ向かう。そして少ししてから、リィナとアメノウズメが家からでてきた。

 

「じゃあ行こうか」

 

「うん!」

 

「はい」

 

 こうして3人は、歩幅を合わせてゆらりと歩くことにした。街の様子は相変わらず平穏で、のんびりした雰囲気を漂わせていた。散歩の途中いろんな店に入ったりして、特にリィナとアメノウズメはショッピングを楽しんでいた。それこそ日が落ちるまで……。

 

 日も大分落ち夕暮れ時、3人は飲食店に入っていた。飲食店と言ってもカフェみたいなもので、だが現実世界とはかなり違う雰囲気の店だった。人は然程多くなく落ち着いていて、色んな料理のレパートリーがメニューに載っていた。すると、雪咲はとあるものに目をつける。

 

「これは……?」

 

「それは焙煎した豆を挽いてお湯で戻した飲み物です、私は苦くて余り好みではありませんが」

 

「へぇ……コーヒーみたいなものか」

 

「コーヒー……?」

 

「いや、気にしないで」

 

 苦笑いしつつも再度メニューに視線を向ける雪咲、内心ではコーヒーを懐かしく思っている。この世界に来る前、眠い時とかによく飲んでいた思い出がある。それを思い出し、雪咲はコーヒーを頼もうと決めていた。

 

 少しすると店員がやってきて注文を取り始める、雪咲はコーヒー(こっちの世界ではコーフェと言うらしい)、アメノウズメは紅茶、リィナはお茶に甘い砂糖菓子を頼んだ。店員は注文を取り終えると奥へ引っ込み、3人はふぅっと一息つく。

 

「しかし、こんな静かな店があったとは……」

 

「えへへ、私のお気に入りの場所なんだ」

 

「確かに良い趣の店です、メニューも豊富で」

 

 こんな感じの話をしながら、店員が来るまでずっと話し続けていた。




次話、星空の導き!
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