ネクロが学校に登校していると前方に入間が見え入間に肩を組んだ
「よ、入間」
肩を組み入間の皮膚に触れた。それは、昨日寄生させた虫を回収する為触れている。
「うわぁ、えっと」
「あれ?俺って名乗ってなかった。まぁ、改めて俺は、ネクロ・ネリア。ネクロって呼んでくれよ」
「こちらこそ改めてよろしくネクロくん」
入間は、ネクロにあいさつをし終わった時後ろの方から声が聞こえた
「おい、貴様入間様から離れろ」
ネクロと入間は、後ろを振り向くとそこには、昨日入間にやられたアスモデウス・アリスがいた
そして、アスモデウスを見たネクロは
「誰かと思ったらアスモデウスこと、アズちゃんじゃないか。久し振りだな」
「き、貴様は…」
「確か最後に会ったのは…貴族会の時だったけ?」
「何故貴様が此処にいるのだネクロ・ネリア!!」
「え?いたらダメなの?アズちゃん」
アズモデウスは、入間の元に駆け寄りネクロから入間を遠ざけた
「お気をつけて下さい入間さま。コイツは、何を考えているのかがよく分かりません!下手に近づいたら喰い殺されるかもしれませんよ!」
「え!喰い殺される」
入間は、喰い殺されるその単語に怖がった
何故なら人間は、悪魔にとって食い物為入間には、余計に怖がった
「おいおい、アズ。まるで俺が怪物みたいな言い方じゃないか。俺が何をしたって言うんだよ」
「しらばっくれるな貴様と戦った魔獣たちは、骨すら残らないだろ」
「そんな事言うならお前と戦った魔獣は、焼け焦げてるだろがって言うと同じだぞアズ」
しばらくアズモデウスとネクロは、言い争いをしていたのであった
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そして三人は、悪魔学校伝統行事である使い魔召喚をするのであった
「此処が使い魔を召喚する為の場所か〜」
「中々物々しいし。緊張感あるね」
ネクロと入間は、二人してキョロキョロしているのであった
「入間様。此処で使い魔召喚によりクラスも分かれますし担当官も有名ですからね」
「「担当官?」」
二人が?を出していると扉がいきなり開いた
扉を開いた者こそが
「粛に監督官の"ナベリウス=カエルゴ"である」
「(カエルゴ?何処かで聞いた事があったような?何処だったけ〜)」
ネクロがカエルゴを何処で聞いたからを悩んでいると
「オイ!次は、キサマの番だ早くこっちに来い」
ネクロが考えていると既にネクロの番となった
「ハイハイ。今行きます〜」
ネクロは、言われるがまま羊皮紙に血で丸を書き魔法陣の中に入りその中央のロウソクにくべると煙の形が変わってきた
「ほお〜これが俺の使い魔か!」
そこに現れたのは、大きな虫のだった
それを見たカエルゴは、クリップボードに書き出した
「(成る程グレート・モス。しかも普通のグレート・モスじゃなく究極完全態グレート・モス)次は、入間貴様だ」
「これからよろしくなあ。グレート・モス」
ネクロは、使い魔に挨拶した後にアスモデウス、入間の方に向かい
「どうだ、アズ。俺の使い魔カッチョイイだろ。お前の使い魔は、どうなんだ?」
「ほざけ。私のは、キサマのと違い美しいのだ」
「まあ。お前の使い魔なんってどうでもいいか」
「おい、キサマさっきまでと言ってること違うだろ!」
先程まで笑顔だったネクロは、真剣な表情になり入間の方を見た
「入間の方が一番気になる」
召喚とは悪魔が魔獣を使役するまたは、人間が悪魔を使役する儀式だ
そして入間は、にんげんなのである!
「(下手したら近くにいる悪魔を召喚してしまう可能性が高い)おい、アズ」
「何だ今から入間さまが召喚なされるのだぞ!」
「だから、入間の近くにいて集中を切らしたら悪いから少し離れようぜ」
「確かに!キサマの言い分も一理あるな」
そう言いアスモデウスとネクロは、入間から離れた
「(これで少なくとも俺とアスモデウスは、召喚されるリスクが減るはず。そして近くにいるカエルゴ先生が一番危ないな)」
そして、入間が召喚の時
ネクロの予想通りに入間の近くにいたカエルゴが召喚途中のため召喚されたのは、上半身のみだった
「(やっぱり!予想通りだ。良かった入間の近くにいなくて)」
予想をしていたネクロ以外は、この状況についていけずにざわざわし始めた
そして入間は、カエルゴの下半身に近づき引っ張り抜こうとしている
しかし引っ張り抜くのでは、なく押すもである
それを知ってるネクロは、面白い事を思った
「入間、引っ張るじゃなくて。押せ(これでカエルゴ先生は、入間の使い悪魔になる!これは、楽しいことが起きる)」
さらに押せばいい事を知っているカエルゴは、今の発言を聞き逃さなかった
「何を言っているだネクロ・ネリア。押すんじゃないィィ!!」
押された事により召喚が成立したのである
その姿は、もふもふの可愛いらしい姿だった
その後は、大変だった
アスモデウスが入間に近づき
「感服いたしました。カエルゴ卿の態度にお怒りだったのですね!素晴らしい見せしめです!!」
「入間凄いぞ〜。悪魔が悪魔を呼ぶなんてな」
褒め称えたり、茶化したりしている中たった一人怒りで爆発する寸前のカエルゴは
「ふざけるな貴様ぁぁぁッ今すぐ契約を解除しろッさもなくば
使い魔が主人を攻撃しようすると処罰が降るのである
そして今カエルゴは、主人である入間に敵意を向けている
ぶぇああああぁ」
そんなこんながあり使い魔契約を解除する事が出来ずカエルゴは、ショックから自宅に寝込むようになった