「この珈琲は大変良い味だ…おっとしまった。語尾に注意するのだったな」
「そうです。なかなか理解が早くて助かります」
「いいえ。ノイシュも大変なのだろう、私でよければいくらでも力を貸そう」
「ありがたいお言葉です」
「ふふ、ノイシュは反対だな」
「…と、言うのは?」
「ああ。私は敬語を使う練習をしなければならないが、ノイシュは普通の…話し言葉だったか、そういったものが自然にできるようにならなければ」
「すみません…。騎士になると決めた時から、ずっと訓練をしてきたので、癖が抜けず…」
「謝ることはない。それはとても尊いことだ。自信を持ってほしい。だが、やはりこうして団員と話しているのだから普通の言葉を使えばいいだろう?」
「はい。しかし、その…申し訳ありません」
「ふふふ、別に私は困らせるために言ったわけではないのだが。ノイシュはとてもまじめなのだな」
「いいえ、そんなことは…」
「なぁノイシュよ。吾は飽きた。だいたい、今回光属性に偏りすぎではないか?風属性の仲間を連れてこようぞ」
「こら、スカーサハ!そもそも、『ノイシュが教育すればいいのだ』なんて無責任なことを言い出したのは貴女でしょう!」
「飽きた。では、行くぞゾーイ。そなたは吾と同じく人の営みを守る存在であろう。1度話してみたいと思っていたのでな」
「え、ああ。私も真龍様からお話を聞きたいと思っていた。ぜひ、行こう。でも…ノイシュ、私は必ず練習するから、行ってもいいだろうか」
「ええ、構いません。ありがとうございました。明日はよろしくお願い致します。それと、スカーサハをくれぐれもよろしくお願い致します」
「むぅ。ノイシュ、何を言っておる。そなたは吾の保護者ではないぞ、全く。もうよい。では、行こう、ゾーイよ」
「あ、ああ、すまない」
「そうだノイシュよ。吾の力を使って、次はこの男にかけておいた。いつもカフェだろう?きっとお茶の作法にも精通しているに違いない。では、今度こそ行こう」
「え、この男ですか…ん、もういなくなっている…仕方あるまい、この男の部屋に行こうか」
「ってそれまじやばくね?」
「だろー?世紀末の危機的な?」
「でもよーそこで俺たちがポコパン決めれば…」
「エルっち、そりゃ無理っしょ。俺たちここに待機だし?」
「あー、それはそうか…」
「でもま、俺らならワンチャンあるくね?」
「いやいやいや、きびいと思うぜ?」
「つーかさ、もしそこそうすんならこの展開じゃね?」
「あー、アリ寄りのアリ」
「さすが俺のダチ公、考えることが違うぜ!」
「そっと扉を閉めるべきなのだろうか」
グランデフェスは無料天井して黒騎士をお迎えしました(素振り)
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