何がどうしてこうなった…
「珈琲職人の朝は早い、と吾はネットで見たぞ」
「ネットとは何でしょう…それと私は騎士です。珈琲職人ではありません」
「戯言はよい。さてノイシュ。今日はこのドレス?とやらでよいのか」
「ええ、そちらはヘルエス様が――って、こ、こら、目の前で着替えようよしないください!」
「別によいではないか。真龍なぞ常に裸だぞ?お前は裸の乙女に槍を突き刺したわけだ。おお、怖い怖い。ふふ、それにしてもそなたのそんなに慌てる顔はそうそうお目にかかれまい」
「…よくありません。では、私は外にいますのでお着替えください。私は他の来賓の方々の様子をうかがってまいります」
「行かないで…」
「え?」
「冗談だ、ふはははは。そなたがあまりにも変な顔をするものだから、見るのがつい面白くなってな」
「…怒りますよ」
「へぇ、騎士なのにか?」
「からかうのはいい加減にしてください。では、私はこれで」
「むぅ、残念であった。夕食までには帰るのだぞ!」
「そういうセリフをいったいどこで覚えるのやら…はぁ」
「おや。ノイシュではないか。どうした、浮かない顔をして」
「スカーサハが…いえ、何でもありません。そういえば昨日はスカーサハとどちらに行かれたのですか」
「うむ。この島の市場を回っていたのだが、スカーサハが飽きた、と言い出してな。アルスター島の市場やアウギュステの海、バルツの火山などに行ってきたよ」
「そんなにあちこち行かれたのですか!その…スカーサハが迷惑をかけませんでしたか?」
「ふふふふ、私も短時間でここまで行ったことはなかったから、楽しかったよ。スカーサハが迷惑なんて、そんな。むしろ一緒に行ってくれてとても楽しかった」
「それは何よりです」
「ところでノイシュ、この服なのだが、ここが…」
「くっ…どうしてみなさんそうなのでしょう…。そこはですね、ここをこうして…」
「おお。助かった。こういう服は魔力で生成していたから、よくわからなくてな」
「魔力ですか」
「星晶獣はみんなそうなのではないかな」
「本当ですか」
「冗談だ」
「冗談ですか」
「ああ。冗談だ」
「では、私からアドバイスを。セルエル様とヘルエス様は、高貴さで服を着ています。だからどんな態勢でも活動ができるのです」
「それはほんとうか?」
「…冗談です」
「ロイヤルジョークというやつだな。面白かった。ありがとう」
「いえいえ。お気に召したなら光栄です」
「あ、そういえば。ジータとこの後会う予定が」
「では、私も失礼しましょう」
「ふふふ、またいつでも来てくれると嬉しい」
「私もゾーイ様とお話しできて光栄でした。また光パでよろしくお願いします」
「10ターンかかる戦闘ではないと、呼んでくれなくてな。闇パの時の方が多いが、よろしく頼む」
「はい、ではまた」
「それじゃラストにチェックしちゃいますか?」
「ウェーイ!」
「からのーSAY!」
「…これは大丈夫そうだ。よし、私も会場に向かって準備をしよう」
おかしい。何かがおかしい。
そう感じる筆者でさえも!
そう!誰も!プロットを考えていないのである!!