今回は短めです。そろそろ終わりに近いし、伏線回収ラッシュ、始めますかね。
それは今となっては遠い過去の話だ。
どれだけ手を伸ばしても届くことのない思い出。
どれだけ積み重ねても埋まることのない溝。
どれだけ償っても消えることのない罪。
ただそれだけを頼りに過ごしてきた私にとって、その罪は大きすぎた。
だから。
私は今一度過去と向き合わなければならない。
そう、誓ったのだから。
「瑞鳳です。軽空母ですが、練度が上がれば、正規空母並みの活躍をお見せできます。」
「うん。よろしくね。瑞鳳。」
最初にあったときは正規空母並みの戦力をと息巻いていた。当時鎮守府には正規空母が赤城しかいなかったため空母は即戦力として重宝された。
それからしばらく前線で奮闘。気が付くと一年がたっていて練度的にも鎮守府内トップで流星改や彩雲なんかも載せて頑張っていた。
いつからか瑞鳳は私と一緒に行動するようになった。執務室に秘書官として常駐しつつ、ベッドにもぐりこんでくることも多々あった。
それと引き換えにほかの娘たちとの交流は減ってしまったけれど、悪い気はしなかった。
そしていつごろからか書類と指輪を用意するようになって________________
「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そしてすべてを思い出した。
だから私は瑞鳳と結ばれた。
だから私は瑞鳳を裏切った。
だから私は瑞鳳を過小評価した。
だから______ 私は瑞鳳を殺すと決めた。
ねえ、瑞鳳?
あなたは気づいてたのかな?それとも何も知らずにいたの?
あなたは私の敵。私はあなたの敵。
それは未来永劫変わらない真実。それでも、だからこそ。
私はあなたに惹かれた。
あなたは戦場で私を見たときどんな顔をするんだろうね?
ああっもう!瑞鳳と早く会いたいな!そしたらきっと気づいてくれる。
ねえ、瑞鳳。待っててね。もうすぐ私もそっちに行くから。
そしたらいーーっぱい
ふふふっ。ふふふふふっ!うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!!!
あーあっ。早く明日にならないかなー。そしたらそれだけ瑞鳳と早く愛し合えるのにー。
お日様なんて撃ち落としちゃえ。早く沈んで私のためにお月様を見せて?
そしたら、お星さまも、お月様も、みーんなもまとめて壊してあげる!
山は壊して川は潰して国は亡ぼす。そうすれば後にはきれいな鳥だけが残るでしょ?
それが私の幸せの鳥。
迷彩に隠れて姿を隠した紅白の鳥。
そのためなら世界中だって敵に回す。それが私のすべてだから。
だから。
後は殺すだけ。只々前進して玉砕するだけ。
痛いのも、苦しいのも、死ぬときも。今度は一緒だよ?
ずーっと、ずーーーーーっとね?
...これは、只々残酷なだけのお話。
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