仮面ライダーラオフ -zodiac war-   作:taka@半魚人

5 / 9
はい、本日2本目です。
ラオフの5ですね。
着々と、プリスパーサに追い付いてますね。

前回のあらすじ。

戌嶋 犬牙からの果たし状を受け、
戦っていたとこに、子古 鼠次という男が現れた。
戦いは終わり、また新たな戦士が現れたことで
更なる緊張感が貴寅を襲ったのだった。


五刻「挑戦之時」

子古 鼠次、アイツの方が戦闘狂に思える。

でも、変身者と十二支の性格が似てるとは限らないよな。

現に戌嶋さんがそうだし。

次は誰が現れる?

 

とは言ったものの、正直外に出るのが危険なんだよな。

いつ狙われるか分からないし。

 

んん、でもなぁ。

お腹が空いた。

腹がへっては戦は出来ぬって言うし、

まぁ、俺の場合はガチの戦争なのよな。

 

 

外に出るため、ベルトとプレートは持ち歩かないと。

リュックにしっかり入れてと。

 

「兄貴ー。買い物行ってくるわ。」

「あ、じゃあ俺にもヨロシク!」

「へいへい。」

 

コンビニまでやって来たぞ。

ここまでは大丈夫のはず。

誰にも気づかれてないよな?

 

『おい、貴寅。』

「ひっ!」

 

なんだよ、寅か。

ビビったー。

 

(なんだよ寅。)

『お前は何故そんなに警戒してるんだ?』

(いやいや、いつ襲われるか分かんないだぞ。)

『はぁ、お前はベルトを持ち歩いてるだろ。』

『それに、この戦争は一般人を巻き込めない。』

(そう言えば、そうだったな。)

 

そっか、んじゃあ俺が警戒し過ぎただけかよ。ハズカシー

コンビニに入ろうとしたとき。

 

「お兄さん、ちょっといいかな。」

「え!な、なんでしょう···。」

 

話し掛けてきたのは、若い二人の男だった。

「キミ、十二支だよね?」

「っ!?」

 

まさか、コイツら。

 

「オレ、【辰田 龍(たつた りゅう)】。辰の力を持ってんだ。」

「ボクは弟の【辰田 巽(たつた たつみ)】です。」

「敵にわざわざご挨拶とは、どうもご丁寧に。」

「なんだ、キミは自己紹介も無いのか?」

「敵に挨拶するほど、俺の口は緩くないよ。」

 

こんなとこで出くわすとは、ホントついてないよな。

どうしたもんかな~。

 

「ここで戦うにはルールに反してる、場所を移そう。」

「お?やる気満々だねぇ。」

 

 

俺たちは少し開けた場所に来た。

「ここでなら、存分に戦えるな。」

「そうこなくっちゃ。」

 

いざ戦う!

そうなった時、聞き覚えある声が。

 

「お、お前ら!何してんだ。」

 

 

あに、き···。

どうしてここに。

 

「お前、アイツの知り合い?邪魔なんだけど。」

「おい、貴寅。何してるんだ?」

「兄貴、これは···。」

「怪しいと思ってついてったら、戦いとか十二支とか。」

 

くそ。何て言ったらいいか。

(寅、どうしたらいい。)

『うーむ。どうするか。』

 

 

そこに、鼠次がやってきた。

 

「面白そうなことやってんな。」

「お前誰だ!」

「あ?俺はいいんだよ。」

「それよりさぁ、お前の弟のコト。知りたくない?」

「あ、お前!」

 

首を突っ込もうとしたら、鼠次が止めた。

「お前は黙ってろ。」

「!?」

 

「んで、コイツさぁ。悪ーい奴らとつるんでるわけよ。」

鼠次は嘘をつきだした。

「それを止める為に俺らが居るわけね、だ·か·ら。コレ。」

 

鼠次は手にベルトを持っていた。

「お前、どこでそれを!」

「黙ってろって言ったろ!」

鼠次は怒りの表情で言ってきた。

 

「コレを使えばお前の弟を止められるって訳さ。」

「コレは···?」

「こいつを使いたくば、弟を止めたい。そう願え。」

「貴寅を···止める。」

 

兄貴はベルトを手に取ろうとした。

「やめろ兄貴!ソイツに騙されるな!」

 

そう言ったら、鼠次が俺を殴ってきた。

「聞き分けないねー。黙れよ。」

「お、お前なぁ···。」

「フンッ。悪ーい奴らと組んでるとここまで汚れるとはな。」

 

鼠次は兄貴を見ながら言った。

「ほら、受け取れ。」

「やめろぉぉお!!」

 

兄貴がベルトを手に取った瞬間、兄貴の手にプレートが握られた。

くそ、兄貴がこの戦争に参加しちまうなんて。

 

「お前、名前は。」

「俺は、虎牛 丑丸。」

「よし丑丸。これから手ー組もうぜ。」

「貴寅、待ってろよ。」

 

すると、兄貴は倒れこんだ。

「兄貴っ!」

『大丈夫、十二支との会話だ。』

ホッと息をつく。

 

「オメーの兄ちゃん、騙されやすいねぇ。えぇ?」

「何だと。」

「これからはアイツを良いように使わせてもらうよ。ハハ。」

「お前のせいでなぁ!」

「怖い怖い、決着は戦いでだ。」

「挑むところだ。」

 

俺は、怒りに任せベルトを腰に巻く。

「やっとか、待ちくたびれたぜ。」

辰田兄弟もベルトを巻いた。

それに続き鼠次も。

 

『ゾディアックドライバー!』

 

それぞれのプレートもセットする。

 

『ラオフ!』

『ラオッシュ!』

『ロンス!』『シュイン!』

 

「「「「変身!」」」」

 

四人とも蒸気を吹き、

俺は黄、辰田兄弟は青、鼠次は灰色の戦士に変化した。

 

「俺が欲したのは、こういう状態だ。ゾクゾクするぜぇ!」

「この戦闘狂が。負かす。」

「勝つのは、オレたちだぜ!」

 

一斉に殴り合いが始まった。

俺は巽を相手に戦った。

 

「ボクは勝つよ!」

「ハハ!自信満々だな。」

 

巽と俺は、互いの攻撃を防ぎつつ、戦った。

龍たちの方は、鼠次が押しているように思えた。

 

「ホラホラ!もっとだよ、もっと!」

「くぅ、お前強いな。スゲーよ!」

 

何でアイツらまともに話しながら戦えるんだよ。

経験の差?なわけ···。

 

少しよそ見したせいで、巽の攻撃を受けてしまった。

「ぐっ!」

痛いな、戌や子と違って攻撃に重みがある。

やはり十二支によって性能は違う。

 

そこに、兄貴が目をさました。

「兄貴!」

「貴寅。お前を止める。」

「!?」

 

ダメだったか、兄貴に丑は何も言わなかったのか。

俺のせいで。

 

 

兄貴はベルトを腰に巻き。

プレートをセットした、途端に苦しみだした。

『ニーニル!』

俺のときと同じ。

身体中からは鮮血が吹き出し、苦痛の表情を浮かべていた。

 

「うぉぉお!変身!」

 

兄貴から蒸気が出て、中から黒い戦士が現れた。

「なーんだ、死ななかったか。」

鼠次は残念そうに言った。

 

アイツ···!

「どこ見てるのさ!」

「うわっ!」

 

巽はコッチに突進し、俺は大打撃を受けた。

すると、兄貴が乱入してきた。

 

「貴寅を止めるのは俺だ!」

 

兄貴が俺を庇うように、割り込んできた。

兄貴、ニーニルは、シュインに猛攻撃した。

 

「長くなるな、コレで決まりだぜ!」

鼠次の声に合わせ、みんなレバーを動かした!

 

 

『ラオフ!』『ニーニル!』

『ラオッシュ!』

『ロンス!』『シュイン!』

 

『『『『『ゾディアックブレイク!』』』』』

 

それぞれの相手を吹っ飛ばしたが。

誰もやられず、変身が解けただけだった。

 

「こ、今回はここまでだな。」

「巽、行くぞ。」

「うん。」

「丑丸、俺たちも逃げるぞ。」

「あぁ···。」

 

兄貴は鼠次と行ってしまった。

辰田の兄弟も、去っていった。

 

はぁ。何でこんなことに···。

『···貴寅。』

「すまん、一人に···してくれ。」

『・・・。』

 

寅は気を遣ったのか、今日の家は静かだった。

 

 

 

 

 -To be next war-

 

 

  次回予告

 

貴寅は学校に登校すると。

一人の転校生がやってきた。

その転校生もまた、十二支···。

 

次回「転校之時」




はーい、サブタイトルの挑戦要素が皆無でしたね。
どうしましょう、まぁいいですが。

今回は前回の予告に無かったサプラーイズ!で、
丑丸の変身がありました。

多人数ライダーって戦闘の描写が難しいんですよね(泣
てことで、次回もお楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。