仮面ライダーラオフ -zodiac war-   作:taka@半魚人

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更新頻度を上げると言ったな、あれは嘘だ。
ホント、全然更新出来なくてすいませんでした。
プリスパーサはまだかかりそうです。

前回のあらすじ。

ある日、学校に転校生が。
彼女の名前は羊睡 未。
十二支の一人である。
そんなとき、一緒に戦ってと頼まれた貴寅。
承諾はしたものの、少し不安を抱く貴寅であった。


七刻「因縁之時」

未ちゃんと一緒に戦うんだよな。

張り切っていかないと!

 

と、未ちゃんの家で話をしていた俺。

でね、思ったんだけど。

 

 

この子メッチャ可愛いの。

 

いやーさ、こんな時に思うのもあれだけど。

笑った顔であったり、少し怒った顔。

何もかもが可愛く見えるんだよね。

出会ったばかりだけど、惚れちゃったかも。

 

未ちゃんと話をしていた俺は

外の空気を吸いたいと言って玄関に行くと。

 

 

ピンポーン。とインターホンが鳴る。

 

誰だろう?

未ちゃんの知り合いかな。

玄関の扉を開けると。

 

「よっ!」

 

そこにいたのは辰田 龍だった。

「何でお前が。」

「十二支同士は引かれ会う運命(さだめ)にある、てね。」

 

何を言ってるのか分からなかった。

俺は十二支を分かったことなんて無かったのに。

 

「今日は、キミを潰しに来た。」

 

龍はいきなり、宣戦布告してきた。

そこに未ちゃんが来て。

 

「誰ですか?」

「おうおう、可愛い子が出てきたぞ。」

「あ、未ちゃん···。」

「オレ、辰田 龍。辰の力を持ってんだ。」

 

龍は未ちゃんに挨拶をした。

俺は未ちゃんを見つめる龍を遮るように立った。

「弟のほうは?どうしたんだ。」

「・・・。」

 

俺がそう言うと、龍は黙った。

「···まさか。お前。」

 

そこに、誰かが来た。

 

「兄さん、何してるの?」

「あ、巽!」

 

現れたのは巽だった。

「え、雰囲気的にさ。死んでたじゃん?!」

「何の話か知りませんけど、勝手に殺さないでください。」

 

龍の方を見ると、ケタケタと笑っていた。

「成る程、マジで喧嘩を売りに来たんだな。」

「あぁ、始めようぜ。」

 

 

 

少し開けた場所に来た。

「んじゃ、始めますか。」

「上等だ。」

 

俺たちはベルトを巻いた。

 

『ゾディアックドライバー!』

 

そして、プレートをベルトにセットする。

『ラオフ!』『ヤンル!』

『ロンス!』『シュイン!』

 

「「「「 変身! 」」」」

 

掛け声と一緒にレバーを押すと。

それぞれ蒸気が吹き出し変身した。

 

「俺はロンスをやるから。」

「うん、分かった。」

 

俺は言った通り、ロンスに殴りかかった。

避けられるが、追撃をする。

 

手に当たった感触が伝わった。

よし、この調子で!

「おぅおぅ、やるき満々じゃねえの。」

龍は挑発的な反応をした。

 

 

「そんじゃ、本気出そうかな。」

「!?」

 

ロンスはベルトの左のレバーを動かした。

すると、ヤツから蒸気が吹き出した。

「うわっ、何だ!」

 

煙の中から現れたのは

辰そのものだった。

「何だよ、これ。」

 

『小僧、俺様と戦える事を光栄に思え。』

「た、辰···!!」

 

辰はそう言って突進してきた。

速すぎて避けれなかった。

 

「うわっ!!」

 

なんとか膝で受け身をとった。

攻撃力が違う、これが十二支の力か。

『まだまだ!!』

 

更に辰は突進してきた。

今回はギリギリ避けられた。

危ない、やはり只者じゃないな。

 

『龍、そろそろだ。』

「?」

 

辰から蒸気が吹き出すと、ロンスに戻った。

「なんだ、時間切れか。」

 

そんなことが出来るなんて。

自分を十二支に変えるだと?

そう思いつつ、俺たちは戦いを続けた。

 

 

 

どのくらい時間が過ぎたろう。

俺たちはお互い息を切らしていた。

 

「ハァ、そろそろ決着つけようじゃないか。」

「はぁ、はぁ。頃合いだ···。」

 

未ちゃんたちも一気に決めるらしい。

そして俺はレバーを動かした。

 

それに合わせて他もレバーを動かした。

 

『ラオフ!』『ヤンル!』

『ロンス!』『シュイン!』

 

『ゾディアックブレイク!』

 

俺はロンスにキックをした。

ロンスもキックをしてきて、お互い飛ばされた。

「ぐっ!!」「うわぁ!」

 

未ちゃんの方は変身が解けてしまったようだ。

巽と倒れていた。

 

「未ちゃん!」「巽!」

 

すぐに立ち上がり、向かおうとした瞬間。

 

『ショー!ゾディアックブレイク!』

 

ビックリして、音がした方を見ると。

緑色の戦士がロンスにキックをしていた。

「!?」

 

「うわぁぁああっ!!!」

ロンスは飛ばされてしまった。

すると、巽が目をさましたのか、龍に近寄った。

 

「兄さん、兄さん!」

龍の変身は解けていた。

息は上がって、倒れこんでいる。

 

「た、巽。オレ···。」

「兄さん、大丈夫?!」

 

緑の戦士は龍に近づいていった。

龍の下へ行くと、龍の首を掴み持ち上げた。

「あ、が···。」

龍の首を絞める緑の戦士は体が燃え上がるも、気にせず首を絞める。

 

そうか、一般人は巻き込めないから罰を受けてるのか。

でも、全然苦しんでないぞ。戌嶋さんはあんなに苦しんでいたのに。

 

「もう止めてよ、父さん!!」

巽は緑の戦士を父さんと言い、足にしがみついた。

しかし、足を払って首を絞め続けた。

 

「うぁ···。が、···あ。」

龍の手に力が入らなくなってきた。

緑の戦士は無言で絞める。

巽も放させようと、必死に止める。

 

それでも、動じないまま龍の首を絞めた。

「・・・。」

龍の手が、完全に下を向いた。

「っ!!」

「兄さぁぁんっ!!」

 

力が無くなったのが分かると、

緑の戦士は、手を放した。

それと同時に緑の戦士ついていた炎が消えた。

巽は、龍を抱きながら泣きじゃくっていた。

 

「おい寅。」

『どうした貴寅。』

「負けたら死なないんだよな?」

『その話は前した通りだ。』

 

寅がそう言うと、龍の体が光って塵になった。

「あ、あれって。」

『この場から居なくなっただけだ。』

「これが、存在概念の消滅···。」

誰からも気付いてもらえない。

 

···永遠の孤独。

 

俺は、未ちゃんに駆け寄り、その場を去った。

未ちゃんはまだ気絶してたから、抱えていった。

 

 

仕方なく、俺の家に連れていった。

未ちゃんが起きたあとに、気絶した後の話をした。

「そんなことが···。」

「あぁ、俺も初めて見たよ。」

あれ程に厳しい現実だなんて。

これによって、余計に緊張が増した。

 

俺の知ってる中で、初の敗北者が出てしまった。

これで分かった。

これこそが、“十二支戦争”だってことを···。

 

 

 

 

 -To be next war-

 

 

  次回予告

 

敗北を目の当たりにした貴寅。

緊張が彼を襲うも、十二支の猛攻は止まない。

次に現れたのは、卯の力を持つ者だった。

 

次回「尊敬之時」




はい、初の敗北者ですねぇ。
龍くんが、ここで退場になります。
緑の戦士とは誰なのか!?

そんなわけで、次回もお願いします。
なるべく早めに更新したいと思ってます。
では、また次回。
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