甘えたサーバルちゃんとあらいさーんとフェネックぅ 作:火炎放射機
「あそぶのだフェネック!」
「いーよー、なにして遊ぶのさー?」
「まずはアライさんがフェネックに抱きついて遊ぶのだ!」
「んー?わたしにー?」
「フェネックぅーー!」どーん
「ありゃー」ぱたー
「昨日サーバルとかばんさんが遊んでいるのをマネしたらとってもたのしかったのだ!」
「そっかそっかー」
「フェネックぅー!」だきー
「んーまぁいっかー」なでなで
「じゃあつぎはフェネックがアライさんにするといいのだ!」
「おやおやー?」
「んー」
「ま、いっかー」ぎゅ
「フェネックも楽しいのだ!」
「そうかもねー」
「フェネックぅー♪」ぎゅー
「アラーイさーん♪」だきー
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「あ、フェネックさんとアライグマさん、なにしてるのかな」
「きっと昨日のわたしたちと同じ遊びしてるんだよ!」
「あれって遊びなんだ?」
「カバンちゃんカバンちゃん!わたしたちもー!」
「えぇぇ~~?」
「うみゃーカバンちゃーん♪」ばっ
「もー・・サーバルちゃんてば」
「みゃー♪うみゃみゃ~♪」スリスリ
「サーバルちゃん・・しょうがないなぁ♪」クスクス
「みゃっみゃ♪みんみー♪」ゴロゴロ
「はいはい♪」よすよす
「うみゃ~あ♪」ぎゅー
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「はかせ、なにやらサーバルとかばんがじゃれあっています」
「どうやらじゃれあっているのはサーバルとかばんだけじゃないようです、フェネックとアライグマもなのです、じょしゅ」 チラ
「そのようですね、はかせ」チラ
「ふぅ、まったく、ちょっと見にきてみればなにをしてるのかと思えば」
「はぁ、なにをしてるのかと思えば」
「われわれもやるですよ!じょしゅ!」
「いみがわかりません、はかせ」
「じょしゅー!」バッ
「」さっ スカーッ
「なぜよけるのですか、じょしゅ」
「なぜ飛びついてくるのですか、はかせ」
「サーバルやアライグマに負けてられないのですよ、じょしゅ!」
「はぁ」
「わかりましたか?ではやるですよ、じょしゅ」
「いえ」
「じょしゅー!」ばっ
「」スッ スカッ
「じょしゅゥ!」
「なんでしょう はかせ」
「よけてはいけないのですよ、じょしゅ」
「飛びついてこられては困ります、はかせ」
「じょしゅーー!」
スカー
~~~~~~
「あれー?はかせたちがいるねー」なでなで
「んぁー?一体なにしてるのだ?」だきー
「んーなにしてんだろーねー?」ぎゅ
「おいかけっこかなんかなのだ!」
~~~~~~~~~
スカー
「・・・ふぅ いいですか?じょしゅ」
「はい なんでしょう、はかせ」
「しかたないから教えてやるのです、じょしゅ」
「では教えてください はかせ」
「では まず私がここに立っているのです」
「はい はかせ」
「そしてじょしゅはわたしに抱きつくのです」
「そうですか」
「わかったですか?じょしゅ」
「はぁ」
「ではくるのです!じょしゅ!」
「」・・・じーっ
「」・・・・・
「」・・・・・・・
「なにをしてるのですじょしゅ!」
「なにもしてないですよ はかせ」
「でははやくやるのですよ、じょしゅ!」
「」・・・・・じっ
「」・・・・・・・・
「じょしゅゥーーー!」ダッ
「」・・さっ
スカー
~~~~~~~~
「みゃみゃみゃ♪・・あれれ?はかせたちだー!」ぎゅー ぺたー
「え?あ、ほんとだ・・・でもあれ、何してるんだろうね?」よすよす
「んー・・・あ!わかった!」
「わかっちゃうの?サーバルちゃん」なでなで
「かりごっこだよ!」
「えーと・・・」
「わたしたちもあそぼあそぼ!うみゃっ♪みゃみゃみゃんみんみー♪」ぎゅーすりすり
「んー・・そっか♪」もふもふ
「うみゃーかばんちゃーん♪」はむはむ
「くすぐったいよサーバルちゃんたら♪」なでなで
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「じょしゅゥゥーーー!」バーッ
「」さっ スカー
「つ、つかれたのです じょしゅ・・・」ぱたー
「たのしそうでしたね はかせ」スッ
「・・じょしゅ?」
「しかたありませんね はかせ」なでなで
「じょしゅぅーー♪♪」ぎゅー