世界最凶の海賊   作:熊々

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読んで頂いたり、評価してもらったり感謝しています。

中には私の文章が拙いので気にくわない人もいるかと思いますが。
よろしくお願いします。


懸賞金首

「また値上がりしたの?高いんじゃないあんたんとこ?

今度値上げしたらもう買わないわよ!いい?」

 

ここは海の上。ルフィ達は次の島に向かって船を進めている。

 

「何だよ。いいじゃねーか1個くらい!!」

「ダメだ。ここはナミさんのミカン畑!!この俺が指一本触れさせねぇ!!

ナミさん♪恋の警備万全です!!」

 

「ありがとうサンジくん」

 

「まぁいいっか!俺は今うれしいから」

 

しししししとルフィが笑っている。

どうやら偉大なる航路(グラインドライン)に近づいているのが嬉しいようだ。

その時ーーーーハラリと1枚の紙がナミの読んでいる新聞から落ちた....

 

えええええ!!!

 

 

【麦わらのルフィ】

 

3000万ベリー

 

 

 

 

そう書いてあった。

 

「なっはっはっは!俺達は『お尋ね者』になったぞ!!」

 

「はぁ....あんた達事の重大さが分かって無いのね...これから命を狙われるってことよ

ただチョット気になるのよね....少し懸賞金が高過ぎないかしら。確かに、ドン・クリークやバギーはあんたが倒したけど、アーロンはセトが倒したでしょ?」

 

その時、もう1枚の紙が新聞から落ちた。

そこにはこう書いてあった。

 

【白狼】

 

4億ベリー

 

「おい!あいつ何物なんだ?。」

「セトはすげーなー♪」

「着いて行ったら大変そうね....でも守ってくれるわよね」

 

それぞれが思い思いに感想を口にしている。だが、その手配書の中には但し書きがあった。

 

「ん?セトの手配書には他にもなんか書いてあるぞ?」

 

【尚、白狼と麦わらの一味が共闘している事が確認されており、麦わらの一味は白狼の情報を知っているものと推測される。よって麦わらのルフィを捕まえた者にはプラスの賞金を出す】

 

「えぇぇーっ....ルフィあんたヤバイわよ...海軍が本気であなたの事狙ってくるわ!

これだったらセトと一緒に行っても同じだったわ....」

 

 

 

 

 

 

その頃セトは、始まりと終わりの街ローグタウンへ来ていた。

東の海から偉大なる航路へ入る時の玄関の街だ。街は賑わっている。

 

「ここが親父の船長の生まれた街か....色々見てみっかな」

 

街中をブラブラ歩いていると、女性が男達に絡まれている。

 

「今日はあの化け物と一緒じゃねーのか!?うちの頭はテメェらのせいで監獄行きだ!どうしてくれるんだよ?」

 

「......まだ懲りないなら私が相手しますけど?」

 

「テメェら何やってんだ?道のど真ん中で。邪魔なんだよ」

 

「誰だお前は?お前は関係ないだろ!!なんならお前も一緒にブチのめしてやるよ!!」

 

間に入ってきたセトにも切りかかってきた。

 

「全く.....テメェの力との差も測れないとはな」

 

そういうとセトは一瞬で相手の懐に飛び込む。その場にいた誰もが白い髪の男がワープしてきたように見えた。男達も瞬きした瞬間に目の前に白い髪の男が居たように見えただろう。

 

一瞬で飛び込んだセトは光速で抜刀し、男達を斬りつける。

誰も一連の動作が見えなかった。気づいた時には男達は地面に倒れていた。

 

「つまんねぇ奴等だな。まぁいいっか。じゃぁなお嬢さん。俺が出なくても大丈夫だったろうけどな」

 

セトは何事も無かったのようにその場を去ろうと背中を向けると

 

「あっ...ありがとうございますっ。ちょっと聞きたいんですけど...」

「あぁかまわないが。何だお嬢さん?」

 

セトは足を止めて振り返る。

 

「『たしぎです』たしぎと言います。さっき男達のところに一瞬で飛び込んで見えたのですが、あれは何かの能力なんですか?」

 

「あぁ...あれか。あれは『縮地』という。ちょっとした技だが、鍛錬すれば誰でも使えるぜ。だから能力とは違うな」

 

「能力者ではないのにあの強さですか....あなた何者ですか?まさか海賊?」

 

たしぎは海賊が嫌いなようだ。最初から自分が海賊だと名乗るつもりはないが、余計にバラせなくなった。

 

「違ぇよ。俺はただの剣士だ。そんなカリカリすんなって」

「ホッ...良かった。海賊でしたら取り締まらなければならない所でした」

 

(危ねぇ......こいつ海軍だった....さっさと行くか。今、正体がバレるのはまずい)

 

「じゃあな。またどこかで会うこともあるだろう」

 

「最後に!お名前だけ聞いても宜しいですか?」

「セトだ。周りの人間はそう呼んでいる」

 

そう言うとセトはさっさとその場を去って行った。本当はちょっと可愛かったし口説いてみようと思ったのだが、流石に海軍はまずい。ここにはアレがあるので警備も堅い。

 

 

 

「ん?広場の方が騒がしいな。誰だこんな所で騒いでるバカは」

セトは騒ぎの中心へ意識を向けると、ルフィとゾロ、サンジが居る事が分かった。

 

「ったくあいつらは何処に行っても世話の焼ける奴だ」

 

 

何が起こっているのかは、遠巻きには分からない為セトは近づいて行く。

するとルフィの叫び声が聞こえてきた。

 

「俺は海賊王のなる男だ!!!」

 

ルフィが叫んでいるが、高い台の上で木の枠に嵌められている。

その隣には剣を持った男が立っている。どう見てもルフィがやばそうだ。

 

「しょうがねぇな。」

 

セトが縮地を使い一気に処刑台の上まで飛び込んできた。

 

「おいルフィ。この間ぶりだな。」

「セト!!助けてに来てくれたのか?」

 

「おい!クソゴムと白髪野郎!!俺様を無視して話してるんじゃねぇ!!」

 

赤い鼻の男がキレている。

 

「あぁ?うるせぇな。『バギー』今はバギー船長だったな」

 

バギーはセトの方を見る。

「おい!白髪野郎!俺様の事.....って『白...』」

 

セトがバギーの口を押さえて声が出ないようにしている。

 

「おい。こんな所でその名前で呼ぶなよ。殺すぞ」

「スマネェ。バラすつもりはねぇ」

 

セトに睨まれバギーは大人しくなる。

 

「おい。バギー。ルフィは貰って行くからな。まぁ拒否権はねぇが」

 

そう言うとルフィの腕を掴み立ち上がらせる。

 

「ルフィ。ここにいるのは面倒な事になる。俺に捕まってろ」

 

ルフィも無言で頷く。セトは縮地を使い一気にその場から離れた。

その衝撃で処刑台が崩れ落ちた。セトの脚力に耐えられなかったようだ。

そして一連の出来事を見ていた海軍では

 

「おい。あの白髪の奴は誰だ?彼奴は普通じゃない。おい!早く追いかけて捕まえろ!

絶対に逃すんじゃねー!特に白髪の野郎は絶対にだ!」

 

「スモーカー大佐!報告がございます!」

「何だ?俺は忙しいんだ!後にしろ!」

 

 

「大佐如きがなんじゃと?お前じゃ何もできん。引っ込んどれ!」

 

暗がりから声がして来たがよく見えない。

 

「ん?誰だ...ってまさか...大将赤犬....」

 

 

 

 

 




赤犬ここで登場ですね。
次回は少しオリジナル入ると思います。

ではまた。
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