【完結】死に芸精霊のデート・ア・ライブ   作:ふぁもにか

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 どうも、ふぁもにかです。序盤から中盤にかけては基本的に伏線を張りまくる作業となるのでまだしばらく謎を放置したまま物語は進行します。今後の展開をお楽しみに。
 なお、この辺りから志穂さんのメンタルにダメージが入ってくるのでご注意を。



3話 墓通いの少女

 

「――そう、俺は生まれ変わったんだ。砂名様の御力で!」

「え……?」

 

 12月8日金曜日。来禅高校にて。もうそろそろ1限目の授業が始まらんとする頃、士道の友達の殿町は、たった一夜で筋骨隆々な体を手に入れたカラクリを士道に明かした。その内容に、殿町が出会った人物に、ただただ士道は驚愕することしかできなかった。

 

 霜月砂名。その人は、かつて壊れかけていた志穂の心を巧みに救った人だった。正体不明の精霊ファントムの誘導により、不死身の精霊となったがゆえに、不死身の生物を認めない世界から毎日何度も執拗に殺され続けてきた志穂の心を救済した、一般人の女性だった。

 

 砂名は志穂を気に入り、志穂と仲睦まじく過ごし、その後、砂名は3年前に志穂の空間震に巻き込まれて死んでしまった。そのはずだ。だからこそ、殿町の口から死んだはずの霜月砂名の名が飛び出してくるのは異常事態といえた。

 

 

「凄いな、その人。まるで神様みたいだ。……なぁ殿町。その砂名様に俺も会えないかな? 新人類教団に興味が出てきてさ」

 

 ゆえに、ここで士道は殿町に仕掛けた。目的はただ1つ、霜月砂名を名乗る人物をこの目でしかと見るためだ。

 

 もしも志穂が殺した砂名と同姓同名の違う人が、新興宗教の教祖をやっているのなら何も問題はない。士道はその見知らぬ、〈夢追咎人(レミエル)〉という天使を行使する新たな精霊を守るために、デートをして、デレさせて、封印するだけだ。ただ、もしも新興宗教の教祖を務めるその人が、志穂が殺してしまったはずのその人なのであれば、本人と対面し、疑問の数々を、彼女を取り巻く事情を聞き出さないといけないとの使命感に駆られたからだ。

 

 

「お、なんだなんだ? 五河も入信を考えてくれるのか? さすがは我が友、砂名様の魅力をすぐに理解できたみたいだな」

 

 士道の物言いを好意的に捉えた殿町は、ノートを取り出して1ページをちぎり取ると、シャーペンを極めて優しく握ってつらつらと簡易な地図を描いて、士道に渡してきた。

 

 

「新人類教団の次の集会は、明日の朝9時。場所は駅前のこのビルの地下3階だ。何も準備しなくていい。ただ体験入信したい、って言えば大体問題なく参加できる。受付の人がやたらと疑い深い人なら、俺から紹介されたって言うといい」

「わかった。……殿町も、集会に参加するのか?」

「いや、明日は参加しない。砂名様から、まずはナンパしてみろって勧められたからな。明日は俺の肉体美を道ゆく女性に見せつけて、次々と虜にする予定なんだ。ふ、五河。お前は来禅高校の美少女を瞬く間に籠絡してみせる猛者だが、来週は堕とした女の数で俺に負けるかもしれねぇな?」

「そ、そっか……」

「ま、明日五河が砂名様と直接対面できるかどうかは正直、砂名様の御心次第なんだが……五河はメッチャモテるからな。もしかしたら砂名様も五河に興味を抱いて、接触してくるかもしれないな。ま、とにかくだ。五河が俺たち新人類の同志になってくれること、楽しみにしてるぜ!」

「……あぁ、俺も楽しみだよ」

 

 殿町はきらきらとした眼差しで士道の両手を握り、期待を多分に含んだ声色で士道に笑いかける。極上の筋肉を備えた殿町から握られた手がギシギシと悲鳴を上げる中、士道は手の痛みに耐えながら、努めて殿町に笑顔を返すのだった。

 

 

 ◇◇◇

 

 

「やっぱり、そうなんスね……」

 

 殿町が凄まじい筋肉を伴って登校した衝撃的な出来事から、数時間後。士道は昼休みに志穂を高校の屋上へと呼び出し、殿町の豹変イベントについて事細かに共有した。すると志穂はどこか遠い目で雲一つない青空を見上げながら、ポツリと呟いた。その後、志穂はパンッと己の両頬を叩いて冷静な意識を取り戻すと、士道をしっかりと見つめなおす。

 

 

「士道先輩。昨日、言ったッスよね。確信を持てたら相談するって」

「あぁ」

「昨日話した、私の友達のA君の件なんですけど、A君も言ってたッス。『砂名様が、俺に戦う力を与えてくれた! 砂名様が俺を救ってくださったんだ!』って。……まぁ、A君は見てわかるほど露骨に筋肉質な体にはなってなかったッスけど」

「……結局、何が何だかって感じだな。どうして砂名さんが生きていて、しかも精霊になってしまっているのかがまるでわからない」

「そもそも、砂名先輩は確かに死んだはずッス。3年前に私が殺してしまったはずッス。しかも、ただ殺しただけじゃないッス。私は砂名先輩を殺した後で、死後一定時間内なら復活させることのできる技を、生と死を司る私の天使:〈垓瞳死神(アズラエル)〉の【浮上(レビテイション)】を試したッス。でも、それでも砂名先輩は生き返らなかった。砂名先輩はどうしようもなく死んだはずなんスよ。……でも、A君も、殿町さんって人も、同じ砂名先輩の名前を口にしているッス。一体どういうことッスか、これ……実は砂名先輩は3年前から精霊で、あの時は死んだふりをしていたってことッスか? 私の〈垓瞳死神(アズラエル)〉さえも騙してみせたってことッスか? でもどうしてそんな偽装工作をする必要があったッスか? もう、わけがわからないッスよ。頭がパンクしそうッス」

「志穂……」

「ごめんなさい。少し取り乱しちゃったッス。……ところで士道先輩、2つお願いがあるッス。聞いてくれませんか?」

 

 霜月砂名を心から敬愛していて、そんな砂名を殺してしまった罪悪感に今も苛まれ続けている志穂は、砂名生存説が提唱されたことに取り乱すも、どうにか自制し、己の両眼に理性の光を取り戻す。それから志穂は士道を見つめて、己の願いを発露した。

 

 

「もしかして、志穂も体験入信したいって話か?」

「正解ッス。砂名先輩が本当に生きているかどうかを、この目でちゃんと確かめたいッス」

「……天使の力で殿町やA君を思いっきり豹変させてしまうような人が立ち上げた、いかにも危なそうな宗教団体の懐に潜り込む危険性は、わかってるよな?」

「はいッス。でも、さすがに引けないッスよ。砂名先輩に何が起こったのか、ちゃんと確かめたいから。それに、士道先輩も体験入信するつもりッスよね? だから殿町さんって人から次の集会の日時を聞き出したんでしょうし。……ついこの前、暴走したばかりの先輩を1人行かせるわけにはいかないッスよ。そういう意味でも、私は先輩と一緒に体験入信したいッス」

「うッ……」

 

 志穂の物言いに士道はつい押し黙ってしまう。そう、士道はつい先週、士道とこれまで封印した数々の精霊との経路が狭窄し、霊力の循環が阻害されたことにより、己の内に秘める霊力を暴走させてしまったばかりだ。士道自身の暴走当時の記憶はあいまいだが、随分と琴里たちを心配させてしまった以上、その一件を持ち出した上で何かを頼まれると、とてつもなく断りづらく感じてしまわざるを得ないのだ。

 

 

「わかった、明日は2人で教団に潜入しよう」

「ありがとうございます、先輩」

「それで、もう1つの頼みは何だ?」

「それは……先輩。今日の放課後、何か用事はあるッスか?」

「まぁ、スーパーで買い物するつもりだったくらいだな」

「そうッスか。それなら……急な話で申し訳ないッスけど、もし良ければ今日、砂名先輩のお墓参りに付き合ってほしいッス。砂名先輩のお墓を見て改めて、私が3年前に先輩を殺してしまったっていう事実を胸に刻み込みたいッス。そうすれば明日、教団に潜り込んだ時に、砂名先輩と同じ顔をした人を見ても取り乱さずに済みそうッスから」

「志穂……」

 

 士道は、改めて志穂を見やる。非常に小柄な体躯をした志穂はその体をわずかに震わせている。志穂は、3年前に殺してしまったはずの砂名が実は生きているかもしれないという謎現象に恐れを抱きつつも、現実逃避せずにまっすぐに向き合おうとしている。その志穂の心持ちを士道は心から尊重したかった。だからこそ。

 

 

「あぁ、もちろん。付き合うよ」

「ホントッスか!? ありがとうッス、さすがは先輩ッス!」

 

 士道が志穂の望みを受け入れると、志穂は太陽のような満面の笑みを浮かべて、己の今の感情を表現するように、その場で元気よくぴょんぴょんとジャンプを繰り返すのだった。

 

 

 ◇◇◇

 

 放課後。士道が琴里に、『新人類教団』の教祖にして〈夢追咎人(レミエル)〉という天使を扱う霜月砂名という精霊のことを報告した後。

 

 士道と志穂は霜月家のお墓へと向かっていた。いくつかの電車を乗り継ぎ、そこそこの電車賃を費やした先、千葉県の田舎町にある、霜月家のお墓へと、士道と志穂はたどり着いた。

 

 墓地には、霜月家の墓石以外にも、幾多ものお墓が広がっている。現在時刻は17時。平日の夕暮れ時、というシチュエーションでは、墓参りを行う人はいないのだろうか。墓所には士道と志穂以外の人影はなく、非常に静まり返っていた。

 

 

「よし、まずは掃除するか」

「そうッスね。先輩、水を持ってきてもらって良いッスか」

「あぁ、任せろ」

 

 士道は志穂に頼まれるがままに、霜月家の墓石を掃除するために、付近に無造作に置かれていた共用の手桶に、墓地のはずれの井戸の水を組み上げて志穂の元へと戻る。そうして士道が、霜月家の前で墓石を布巾で拭く準備をしている志穂と合流した時、人気のない墓地にコツリコツリと乾いた靴音が響いた。その靴音は士道たちの方向へと近づいているようだった。

 

 

「「……?」」

 

 士道と志穂がそろって首をかしげて、音源へと視線を向けると――そこには1人の少女が物憂げな表情で靴音を鳴らし、士道たちの元へと近づいてくる姿があった。艶のある黒髪を腰までたなびかせて、志穂と同じくらいのちんまりとした背丈をした、どこかの高校のセーラー服を身にまとった少女は、そのかわいらしい幼い見た目の割には、何もかも見通しているかのような冷徹な、かつ諦観した瞳が何より特徴的だった。

 

 

「あれ、先客? 珍しいのです。……あなたたちは、誰なのです?」

 

 その少女は、まさか霜月家の墓に見知らぬ人物がいるとは欠片も想定していなかったのか、冷徹だったはずの瞳を真ん丸に見開いて、士道たちに問いかけた。

 

 

「えっと、初めまして。俺は五河士道。こっちは、霜月志穂」

「霜月志穂です。よろしくッス」

「あ、はい。よろしくです。――って、霜月? ……あのぅ、もしかしてボクの存じない親戚の方なのです? 申し訳ないです、覚えておらず」

「あぁいや、志穂は親戚じゃないんだ。ただ志穂が砂名さんにすごくお世話になったから、時々こうして砂名さんのお墓参りをしているんだ」

「そう、ですか。もう3年前のことなのに、今もわざわざお墓参りに来てくれたのですね。……心から、ありがとうです。とっても嬉しいのです」

 

 明らかに霜月家のお墓に用がありそうな少女をまのあたりにして、士道が自分たちの名前と事情を明かすと、対する少女は深々と頭を下げて感謝の意を表明する。そうして、少女もまた、士道と志穂に己の正体を詳らかにした。

 

 

「……ボクは霜月夢唯(むい)。砂名お姉ちゃんの妹なのです。よろしくお願いするのですよ、士道さん、志穂さん」

 

 少女――霜月夢唯は再度、ペコリと頭を下げて己の正体を表明する。この時、士道と志穂は。心の準備を全然していない状態で。砂名という家族を失った遺族と偶然、邂逅したのだった。

 

 

「夢唯、さん……ッスか?」

「別にかしこまらずとも。夢唯で良いですよ。ところで、志穂さんの顔色がいきなり悪くなったようですが、大丈夫なのですか?」

「だ、だだだ大丈夫ッス! 今日はちょっと寝不足だったことを思い出しただけだから心配無用ッス!」

「はぁ、それなら良いのですが……」

 

 志穂が恐る恐る夢唯の名を呼ぶと、当の夢唯は不思議そうに志穂を見つめて、それから志穂の様子がおかしいと気づき、気遣うように声をかけてくる。一方の志穂が、慌ててブンブンと必要以上に首を横に振りつつ己がいかに元気かを表明すると、夢唯は志穂に踏み込むことをやめつつ無難な言葉を返すにとどめた。

 

 士道は、夢唯が砂名の妹だと知って動揺する志穂の気持ちがよく理解できた。

 そうだ。志穂は心中穏やかではいられないはずだ。3年前、志穂は故意ではないが、砂名を殺してしまっている。そして眼前にいるのは遺族なのだ。理不尽に砂名の命を奪われた被害者なのだ。片や加害者、片や被害者。今、志穂の心は非常にざわめいていて、夢唯に変に勘繰られないように心を落ち着けるので精一杯なのではないかと、士道には推測できた。

 

 

「ところで、これは興味本位の質問なのですが……『時々』とは? どのくらいのペースでお姉ちゃんのお墓参りに来てくれていたのですか?」

「えっと、大体月1ッスね。士道先輩と一緒にお墓参りしてるッス」

 

 そう。士道と志穂は。月に1回を目安に、砂名のお墓参りをしていた。士道が始めて砂名の墓地を訪れたのは、10月8日。次は、11月18日。いずれも志穂からお墓参りの付き添いを頼まれる形で、士道と志穂の二人水入らずで、お墓参りをしている状況だった。

 

 

「そうなのですか。それで今までボクたちが一度も会わなかったとは、とても珍しいのです」

「珍しい?」

「はいです。だってボク、お姉ちゃんが亡くなってからというもの、毎日17時くらいにお墓参りしてますから」

「そうなのか!?」

「そう驚くことでもないです。この墓地、自宅から凄く近いですし。お姉ちゃんのお墓に寄って、ちょこっと掃除するくらいは簡単なのです。日課にするくらい、わけないのです」

 

 夢唯が毎日、砂名の遺骨が納められているこのお墓に通っている事実に、士道は驚愕の声を上げる。対する夢唯は、士道が些事に対して大げさにリアクションしているように感じて、小さく漏らしたため息とともに、己が毎日お墓参りできている理由を告げる。

 

 そういえば。10月8日に、封印を終えた志穂と初めて霜月砂名の墓参りに来た時、他のお墓と比べて清潔さが保たれているとは思ったが。まさか砂名さんの妹が、そこまで頻繁にお墓を訪れ、お墓をきれいな状態に維持していたとは。士道の心は今、驚嘆の感情で埋め尽くされていた。

 

 仮に。仮にだ。士道の今の両親が、琴里が。士道より先に亡くなってしまったとして。死後、五河家のお墓に遺骨が収められたとして、士道はここまで精力的に、献身的に、何年もお墓参りができるだろうか。士道は家族を心から愛している。それは確かだ。だけど、夢唯レベルにまで、死んでしまい過去と化した家族に尽くせる気はしなかった。

 

 

「夢唯は、凄いな」

「別に、凄くなんてないのです。ボクはただ、もう取り戻せない過去にいつまでもすがりついているだけのみじめな奴でしかないのですよ」

 

 士道の口から自然と零れた称賛の言葉を、夢唯は力なく首を振って否定の意を示し、士道と志穂から視線を外して霜月家の墓石をぼうっと眺める。

 

 

「お2人は、お姉ちゃんが殺された事件について、どの程度知っていますか?」

「……ニュースで報道されたことくらいしか知らないかな。自室で、何者かに殺害されたってくらいだ」

「そうですか。……お姉ちゃんが殺されてから3年が経ちましたが、捜査は全然進展しなかったのです。お姉ちゃんを殺した犯人も、動機も、凶器もわからず……きっとこの事件は迷宮入りしてしまうのでしょうね。……この3年間、何もわからないまま、無為に時間だけが過ぎていって。みんなも、段々とお姉ちゃんのことを忘れていきました。死んだ直後はあんなに悲しんでくれた人も、お姉ちゃんをあえて残忍な方法で殺した犯人に憤っていた人も、残されたボクの心を案じてくれた人も、いつしかみんないなくなってしまいました。……でも、仕方ないと思うんです。だってボクが、みんなの立場だったら、いつまでもいつまでも死んだ人のことを思い続けるだなんて無理ですから。ましてや家族じゃない、他人ならなおさら。人は、未来に向かって生きていくしかなくて。だから、仕方ないんです……」

 

 この世界に現界する際に空間震を発生させ、周囲の空間を切り取って消失させる精霊の存在は、一般の人々には秘匿されている。ゆえに、砂名の死の真実を夢唯に告げるわけにはいかず、士道は夢唯の問いかけにそれっぽい嘘で返す。対する夢唯は、士道の嘘を特に疑うことなく受け入れつつ、己の切実な心境を士道たちに吐露した。

 

 

「夢唯……」

 

 夢唯は『仕方ない』という言葉を連呼する。しかしその言葉とは裏腹に、夢唯の表情からは、砂名の死を認めたくないとの想いがありありとうかがえた。士道は、己の胸がきつく締め付けられたかのような心境に陥った。砂名を志穂の記憶越しにしか知らない士道ですらこれだ。砂名を殺した張本人である志穂は、さぞ心が押しつぶされそうなほどの後悔に苛まれていることだろう。

 

 

「だからこそ、嬉しかったのです。お姉ちゃんのために、3年経った今もお墓に来てくれる人がまだいるってわかって、嬉しかったのです。まだ、お姉ちゃんは忘れ去られていない。そのことを知れて、とっても良かったのです。……もしよければ、これからもお姉ちゃんのお墓参りをしてくれませんか? お姉ちゃんも、きっと喜ぶのです」

「……あぁ、わかった」

「はいッス……」

 

 内心でこっそり苦しんでいる士道と志穂のことなど把握しようがない夢唯は、士道と志穂に薄く微笑みかける。一方の士道と志穂は、夢唯の無意識な精神攻撃にどうにか対抗し、形ばかりの笑みを返すことしかできなかった。

 




五河士道→好感度の高い精霊とキスをすることで、精霊の霊力を吸収し、封印する不思議な力を持った高校2年生。家族の遺骨が納められた墓石に毎日通う夢唯にある種の尊敬の気持ちを抱いたようだ。
殿町宏人→士道のクラスメイトにして友人。士道が変貌した己、ないし砂名への興味を示したことで気分が良くなり、そのままの勢いで新人類教団の次の集会の情報を暴露した。
霜月志穂→士道に封印された残機1の元精霊。識別名はイモータル。メチャクチャ敬意や好意を持っている相手に対しては、年齢に関係なく『先輩』と呼ぶようにしている。思わぬタイミングで砂名の遺族に会ってしまったがためか、予期せぬメンタルダメージを負った模様。
霜月夢唯(むい)→霜月砂名の妹。千葉の高校に通う1年生。砂名の死後、毎日お墓参りしていた結果、士道&志穂と出会うに至った。夢唯のイメージは言うなれば、ロリな見た目をしつつも、最愛の人(お姉ちゃん)を失った未亡人みたいな感じ。

次回「集会前夜」

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