銀時は八咫烏と名乗る妖魔と戦い勝利した後、ただ山道をひたすら降りるだけ降りて行った
銀時「あ~もうなんだよ!道はわからねえわ、変な奴とは戦うとわでもう銀さんへとへとです~!」
銀時は歩いてる途中にでもこういった愚痴を言いながら頭を掻きむしっていた。すると後方から苦無が一本、すごい速さで銀時の方へと飛んできたが銀時はいち早くきずきその苦無をかわした。
銀時「誰だ!」
銀時は少し警戒した声でその苦無が飛んできた方へと言った。銀時はあたり一帯を目を凝らしながら見たが誰もいなかった。すると銀時の目の前の木の上に突如銀髪の男が現れた。銀時は驚きながらも、一歩後方へ下がった。
銀時は木の上に現れた銀髪の男に対して質問する。
銀時「お前誰だ?何者だ!?」
するともう一人の銀髪も銀時の質問に答えるように、口を開く。
???「俺の名前は霧夜。国立半蔵学院の教師だ」
銀時「国立半蔵学院?」
銀時は警戒しながら首を傾げた。だが少し間をおいて・・・
銀時「嘘つけ!お前どう考えてもあのいぼ痔忍者だろ!容姿はなんか微妙に俺に似てるし・・・、まさかてめえ!人気投票じゃあんま上じゃないからって一位の俺を完コピするために整形したな!」
銀時はいつもコンビニでジャンプの取り合いになる例のいぼ痔忍者と勘違いしていた。銀髪という点は人気である自分をまねしていると思っているが霧夜はそんなことお構いなしに話を進める。
霧夜「お前の先ほどの戦い見せてもらったが、あの八咫烏を一撃で倒すとはお前こそ何者だ?」
銀時「俺ら坂田銀時。侍だ」
霧夜「侍だと?」
霧夜は銀時の”侍”という言葉に耳を疑った。目の前で見ていたとはいえどう考えても銀時の容姿は目が死んだ魚の眼をしていて、どこからともなく漂ってくるおっさん臭にあった。自分でもさっきまでの光景を受け入れずに幻覚でも見ていたのだと思いこんでいた。
だがあの八咫烏の一戦を見ていた時に感じた鋭い反射神経、初心者とは容姿から想像できないほどの戦闘技術、そして何より霧夜は銀時が八咫烏に放ったあの殺気がまだ忘れられなかった。あれはとてもじゃないが人間が出せる代物じゃなかった。霧夜も八咫烏の一戦を見守りながら、あの殺気を感じ取った時は体中寒気が襲った。そんな奴が今目の前にいると思うと表面では平静を保っている自分だが、内心の奥ではまだ恐怖感というものが残っていた。そう考えていると銀時が口を開け・・・
銀時「なあ、ここってどこなんだ?お前はここで何をしている?」
銀時は霧夜に問いかけた。すると霧夜も考え事をやめ、銀時の方へ答える。
霧夜「実はお前がさっき戦っていた八咫烏を俺は追っていた。あれは妖魔衆の最高幹部一人でな、カグラが数人がかりいてもそう簡単に倒せる相手ではなかったのだがお前はそれを持ち前の戦闘技術と鋭い反射神経でやりのけた。お前本当に何者なんだ?」
銀時「俺はただの万事屋だよ。そこらの一般人と変わらねえさ」
霧夜「万事屋?」
霧夜は聞きなれない単語に首をかしげる。
銀時「簡単に言えば何でも屋だ。金さえ払えば家事から犬の散歩まで何でもやる何でもやさ」
霧夜は銀時の説明を聞いた瞬間考えごとをした。そして・・・
霧夜「坂田銀時といったな。おりいって頼みがある」
銀時「頼み?」
霧夜「実は俺は先ほども言ったように国立半蔵学院というところで教師をしている。だが教師と言っても普通の教師じゃない。」
銀時「いやどう見ても苦無ぶっ放してきた時点で普通じゃないよね!」
霧夜「俺は忍学科の教師でな。生徒に忍びの技術を教えている」
銀時「忍学科?」
銀時も霧夜の忍学科という言葉に耳を傾ける。
霧夜「忍学科はその名の通り忍びを育成している学科だ。うちの学科にも新たにメンバーが加わって10人いる」
銀時「忍学科ね~。というとここは戦国時代かなにか?」
霧夜「何を言っている?ここは東京、それに戦国じゃなくて平成だ。」
銀時「平成なのに忍びがいるのか?」
霧夜「今のご時世、忍びといったら表面上もう伝説の存在となっているが忍びはまだ活動をやめてはいない。今もこの現代世界に暗躍ししている」
銀時「は~、変わった世界だな。というとここは俺のいた世界とは違うみてえだな。まああの光に包まれた時点でなんとなく予想はできたから驚きはしねえがな・・・」
銀時は独り言のように自分の状況を整理する。銀時が状況を整理する間も霧夜は話を進める。
霧夜「その口調だとお前この世界の人間ではないのか?」
銀時「(聞こえてたのかよ・・・)、ああ、そうだよ祠にお参りしたらこの有様さ」
霧夜「そうか。なら身寄りがないなら半蔵学院に来い。ちょうどさっきの頼みで話があるから来てくれないか?」
銀時「そういえば頼みがあるんだったな。なんだよその頼みって」
霧夜「それも含めて学院で話そう。もちろん報酬も出す」
銀時は頭を下たれるようにして少し考えた。
銀時「(どうやらここは別の世界らしい、今身寄りもねえし金もねえし、依頼を引き受ければ報酬も出すって言ってくれてるからまあいいか)」
銀時は結論が出ると頭をあげ、霧夜に向かてこう叫んだ
銀時「わかった。とりあえずしばらくお前の厄介にになるが、それでもいいならあんたの頼み聞くぜ」
銀時の言葉を聞いた霧夜は安心した。そして・・・
霧夜「じゃこっちだ。ついてこい」
霧夜の言葉に反応し霧夜の後をついていく銀時であった。
End
次回はいよいよ半蔵の子たちと会うよ!次回もお楽しみに!