ハイスクールD×D  古龍と暮らす魔人   作:ホーランド

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1話 後編

 

 

テオとの戦いになんとか勝利することができた俺だが突如目の前に黒く濁ったクリスタル状で闘王の刀が出てきた

 

龍牙

「闘王の刀が・・・なんで・・・」

 

 

テオ・ナナ

「・・・・・・」

 

テオとナナは突然の光景に唖然としたが二頭は何かを思いだし龍人化して俺の側に駆け寄り俺の肩を思いきり掴んできた

 

テオ

「お前!ここに来てから何年経った!?」

 

テオは俺の肩をつかみ、声を荒げながら問い掛けてきたよくわからなかったが俺はその問に大体千年位と言ったら二頭は何か焦った感じで

 

ナナ

「兄さま流石に今はヤバイんじゃ!」

 

テオ

「ヤバイなんてもンじゃねぇーぞ!?おい!お前まだ戦えるか!」

 

龍牙

「一体なんの事だ!何が起きるんだ!」

 

二人の慌てぶりからただならぬモノだと言うことは瞬時に理解した、そしてテオは冷や汗をかきながらこう言った・・・「歴代王が・・・・・来る・・」と

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

sideテオ

 

俺は今焦っている、何故か?当たり前だ!歴代王の中でも闘王は俺の知っている王の中でも超越した剣技とスピードを併せ持つ以前戦った時は俺とナナとトアの全員で本気であたって何とか抑えることができた相手、しかし今まともに戦えるのはナナぐらい、俺も候補も傷は治っているが体力がもつかどうか分からない、くっ!せめてトアがいてくれればまだ可能背は残ってるが・・・とにかくたらればの事を考えても仕方がない、やるしかない

 

テオ

「いいか候補、闘王のスピードは全てを超越している。そのスピードから繰り出される居合いはほぼ一撃、当たればまず生きていられないだろう、見た目で侮るなよ!」

 

 

龍牙

「分かってる、つか一撃って・・でもなんで今更闘王が出てきたんだよ!」

 

そうか、そこからか、だが今話してる暇はないだから簡潔に一言で伝える

 

 

 

テオ

「これはお前が真の王に成るための試練だ!」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

その言葉と共に刀は上空に上がると黒い風が刀を覆い始め、3メートル程の大きさになると中心から弾け、何か鉄の塊の様なものが地上に砂煙を上げながら落ちてきた、砂煙が晴れるとそこには見るからに重そうな全身を覆う鎧を纏い腰に刀を携えた闘王の姿があった

 

 

 

テオ

「いいか、闘王はとにかく素早く技の威力が高い、お前はペルソナを使ってまずは王を弱体化させろ、気を一瞬でも抜いてみろマジで死ぬぞ」

 

 

龍牙

「ああ・・・」

 

テオ

「なんだ?震えてるぞ?まさかびびってんのか?」

 

龍牙

「チッゲーよ!ただの武者震いだ!そう言うお前こそ腰が引けてるぞ、びびってんだろ」

 

 

テオ

「はっ!バカにすんなよ、これはあれだ武者震いだ」

 

 

なんて軽口を叩くも先の戦いで疲弊しているのは俺もテオも同じ、ここにナナの力を加えても勝てるかどうか・・・・正直わからない、だが負けられない、俺が決意を抱き顔を闘王に向ける、

 

闘王は軽く頷き、腰を低く落とし早速居合いの構えをとる、俺もまた村正を構え腰を低くする、魔人の脚力ならばなかなかの威力になるだろう、そしてナナを含む三人もいつでも動ける状態にある、そして始めに動き出したのは龍牙であった

 

ダッ!

 

走りながら虹のエレメントを闇のエレメントに変換し再び『グランドクロス』を放つ

 

龍牙

「フンッ!・・・・なっ!」ガキン!

 

渾身の技を闘王に放つも左手のみで防ぐ、多少後ずさるも、龍牙の腕を掴みそのまま振り回し地面に叩きつけようとするも青い鱗粉と炎が一直線に迫って来る闘王は龍牙ごと凪ぎ払おうとするも頭上からの火球が手に当り放り、投げ出されるも上空で体制を整えアベルを出し着地する

 

龍牙

「あぶなねぇ!」

 

テオ

「それはこっちのセリフだ!ボケ!死にてぇのか!とっとと弱体化させろや!」

 

龍牙

「わかってらぁ!ランダマイザ!」

 

三色の玉が闘王に当たる始めは困惑していたがすぐに体の異変に気付いた、こちらに縮地から居合いを仕掛けてくるがギリギリで避ける事ができた、それでもギリギリだった、その間にナナは蹴りやパンチ、翼、尻尾を使い鱗粉を振り撒きながら接近攻撃を行い、時に周りの蒼炎を使い火炎攻撃を行う

 

ナナ

「やあ!」

 

蒼炎をくぐり抜けナナの渾身のボティブローが直撃する、衝撃波を辺りに放つ程の威力にもかかわらず、闘王は動じずお返しと言わんばかりにナナの腹部に強烈なパンチが捩じ込まれる

 

ナナ

「カハッ!」

 

その一撃で吐血する、腹部にねじ込まれた拳を振り抜くと同時に壁際まで吹き飛ばされる

 

テオ

「ナナ!!」

 

龍牙

「バカ!目を離すな!」

 

テオ

「ハッ!しまった!」

 

だが既に闘王は上空にいたテオの上空に右足を上げた状態でおり、その右足をテオの左肩に振り降ろす、テオはそのまま地面に叩きつけられる

 

龍牙

「まだだ!ケアルガ!」

 

すかさずハートのエレメントを使い、回復を二人にかける、遠目だか起き上がっているのを確認し前線に復帰するまでの時間を稼ぐ

 

 

龍牙

「マハラギダイン!」

 

 

闘王に複数の爆発が当たる周囲に撒いてあるナナの鱗粉に着火し闘王に蒼炎の爆風ダメージを与える至近距離でモロに食らった為か鎧の一部が欠けている、そこに目掛けて村正を投げ突き刺さると同じにシフトし捩じ込むと堪らず膝を付くそこにアベルでブレイブザッパーを叩き込む・・が

 

龍牙

「グアアア!!」

 

突如体を一刀両断された感触と痛みが全身に響き思わず膝を付く

 

龍牙

「い、一体何が・・・起きて・・・」

 

顔を上げると目の前にいたアベルの下半身と上半身が分裂して消えていった

 

龍牙

「はぁ・・・・はぁ・・ペルソナ・・ブレイクだと」

 

そう龍牙はペルソナを破壊された、心の塊とも言えるペルソナそれを破壊されれば精神と体に直にダメージが入るしかも特大ダメージそれをまともに受けたのだしばらくは動けない

 

龍牙

「くっそがぁ!」

 

村正を杖代わりに無理やり立ち上がるも目の前には既に闘王がおり此方に刀の先端を向けていた

 

 

闘王

「・・・・・・」

 

 

龍牙

「なんだよ....まだ終わってないぞ....精神がやられただけだ時期に戻る....」

 

 

闘王はゆっくりと刀を振り上げる、まるでこれで終わりだとでも言いたげに

 

龍牙

「でもよ、俺の精神がどうこうよりさ・・・・まず自分の心配したら?」

 

闘王

「ッ!?」

 

 

闘王が咄嗟に上を見るとテオとナナが体中に鱗粉を纏わせながら龍化し、闘王と俺の居る場所に向かっている、闘王は瞬時にこの場を離れようとするが、「行かせねーよ!兄妹の絆見したれ!」とアベルが羽交い締めにし龍牙は二本の村正を闘王の足の甲に突き刺し更にバックステップからのファイガを胸部にぶち当て、それと同じにナナが着地その高熱の衝撃波を闘王にぶつけその上に居るテオがスーパーノヴァを闘王の目の前で爆発させる、勿論俺にも衝撃は来るがダメージは余りない・・・・火炎耐性があって良かった・・兎も角これだけの技を喰らったんだこれで終わりにしてほしい、闘王から距離をとり煙が晴れるのを待つ、やがて煙が晴れるとボロボロになった鎧のうえ膝をつき刀で体を支えている闘王の姿がある

 

闘王

『よもや此処までとは、まだまだ荒削りながらも諦めないその精神、これまでの候補とは異なる存在よ、汝、王の力如何様に使う?』

 

龍牙

「生憎俺は王とかそんなのに今はあんまし興味ない、でも、家族や周りの全部とは言わないけど、俺の手の届く範囲の仲間を守る為に使う、闘王からしたらまだまだだろうけど、それが俺のモットーなんだよ」

 

ガシャガシャと音を立てて立ち上がる闘王、その雰囲気は何処か満足感が溢れていた

 

闘王

『認めよう、汝を王と認めよう、しかし鍛練を怠るべからず、他の龍や王達は今の間まではその体に触れる事すら出来ない、それを忘れてはならない』

 

 

そう言い闘王は自らの刀を俺に渡してきた、それを受け取ると闘王は光となって刀に吸い込まれて行った、その刀身は以前の輝きとはまた違った輝きをしていた、刀をしまいその場にテオとナナと三人で座り込むが・・・

 

龍牙

「アッツ!!」ジュー

 

よくよく考えれば

 

ここは火山でマグマ溢れる所だった、龍化しているせいかテオとナナは笑いながら余裕で寛いでいた

 

龍牙

「クッソー!」

 

火山には似合わない笑い声が暫く響き渡った

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

極海

 

 

俺たちは現在極海にいる、テオとナナはホットドリンクを飲んでもメチャクチャ寒そうにしてたが、目的は一つトア・テスカトラに会いに行くためだ

 

 

龍牙

「本当にこの先に居るのか?大分奥まで来たけどさ」

 

 

テオ

「だだだ大丈夫のはははずだ」ブルブル

 

メチャクチャ震えてる、やっぱ普段の生活環境が違うからか、氷結弱点だからか、さっきまでの動きが嘘みたいに違う、流石にこのままにはさせておけない為に二人に羽織るものを着せる

 

龍牙

「これでも着なよ」

 

耐寒用のコートを二人に羽織らせる、これで少しはましになるだろう

 

ナナ

「あ、ありがとう・・暖かいよ」

 

テオ

「す、すまんな」

 

龍牙

「まさかホットドリンクを飲んでも、そこまで寒さを感じるとはな、やっぱ生活環境が違うからか、ここまで耐性がないとはな」

 

コートを着せてもまだ震えが止まらない二人に、違和感を感じる、いくら寒さに耐性がないからと言ってここまでなるか?仮にも古龍だ、龍脈エネルギーを熱エネルギーに変換して体温を確保することは造作もなさそうだが・・・・

 

テオ

「し、仕方ないだろ、此処等一帯の龍脈はトアが管理してんだ、俺らが勝手に弄ればそれこそ龍脈が乱れるからな、しかしトアの奴この吹雪どうにか出来ないのか」

 

 

ナナ

「し、しょうがないよ、トアも候補様が来るしか聞いてないんだから、私達が居るなんて、わ、わからないよ」

 

 

古龍にもいろいろな事情があるんだな、どうやら俺はまだまだ何も知らないようだ、彼らの事を、この世界の事を、そんなことを考えている内にどうやら最奥までたどり着いたらしい

 

 

龍牙

「着いたか・・・殺気は感じられない、でも視線は感じる」

 

 

ナナ

「龍脈に動きがある、私達が居るから攻撃はしてこないと思うけど、気をつけてね」

 

 

徐々に辺りの吹雪が収まってくると、奥から凍王龍 トア・テスカトラが姿を現した、俺にだけ鋭い殺気が浴びせられるがテオが前に出る

 

 

トア

『兄さんなんでそんなのと居るの?そいつは次の候補なんでしょ』

 

テオ

「ああ、そうだ、だがこいつは他の奴等とは違った直接戦った俺だからわかる、こいつは敵にとどめも指せない甘ちゃんだ、だから俺たちがこいつを本当の王に仕上げるんだ」

 

 

トア

『出来っこない、今までの王達もそうだった口では何とでも言えるよ、そのたんびに犠牲になるのはうち達女なんだよ、そいつの欲望の捌け口にされるのはさ』

 

 

テオ

「確かに・・そうだったな、俺たちはずっとそれに耐え続けて来た、だからこそ今度は俺たちがこいつを本当の王にする必要がある、どうあがこうが俺らに王が必要なのは変わらない、それはお前もわかっているだろう」

 

 

トア

『それは・・・そうだけど!それでも、うちはもう耐えられないの!それに候補が来るのに反対してたのは兄さんもそうだったじゃない!』

 

それは心叫びだった、俺にはそれがどれだけ苦しいものだったのかは分からない、でもそれでもこれまでの王が腐り果てていたのかはわかる、今の俺が出来ることは彼女の怒り、苦しみその他の負の感情を受け入れてやることだろう

 

龍牙

「なら、それを俺にぶつければいい、俺はなにもしない、殺したいなら、すればいい俺はそれすらも受け入れよう、トアの感情を俺にぶつけろ!受け止めてやる!そしてトアが俺を認めてくれるのなら、俺は全身全霊をかけてトアが、龍達が健やかに過ごせる世界をどれだけの時間が掛かっても見せてやる、だが俺もそう簡単に死んでやれない、防御くらいはさせてもらうぞ」

 

 

トア

『ふん!御大層な事を言うね!出来もしないことを!うちは知ってるよ、そんなことを言う奴は大抵ホラ吹き野郎ばかりさ、兄さんを倒したからって調子乗ってるのならあんたの下らない理想ごと殺してあげるよ!』

 

 

その言葉を最後にトアは俺に飛びかかってきた、俺は腕をクロスさせタックルをしのぐ、数メートル弾かれるがしっかりと両足で立つ、防御を解除するも正面から幾多のつららが飛んでくる、いや正面からだけではなく俺を囲むかのように飛ばしてくるそれを致命傷に至りそうな物だけを弾いていく

 

テオ

「!?・・・そこから離れろ!!」

 

 

テオが俺にそう叫ぶ、だが時すでに遅しとはこの事を言うのだろう俺は三角形の氷壁に包まれていた

 

龍牙

「くっ!」

 

 

恐らく来るであろう下からの攻撃に身を守るがその認識は甘かった、トアの咆哮が起きた瞬間俺の全身を、いや囲まれた全体を氷が包み込んでいた

 

龍牙

「(ま、まずい!息が!アベル!!インフェルノ!)」

 

 

ペルソナを召喚し火炎魔法を自身に放つ、熱線が俺ごと氷を瞬時に溶かし、囲いから抜け出す、勿論俺自身にもダメージが残るがそんなのは気にしてられない、彼女の怒りはこの程度で収まる筈がないのだから、極海を根城にして龍脈の管理者だけにあって氷を使った技に長けている、気づけば辺りはまた吹雪がふきはじめていた、いくらホットドリンクを飲んでもこれではいずれ動けなくなるのは目に見えていた

 

龍牙

「(わかってはいたけど、流石に激しいな、そろそろホットドリンクを効果も切れそうだ隙を見て飲まないと)」

 

そう思ってもがそう簡単にやらせてくれないのがトアだ、彼女はわかっているんだ、俺がアイテムを使って体温を維持しているの、それゆえにどんどんトアの攻撃は休まるどころが、加速していっている、既に身体中傷だらけで、凍傷もあちらこちら見えている

 

龍牙

「はぁ・・・・はぁ・・・・」

 

 

 

トア

『お前はうちを舐めてるの!?なんで攻撃してこないの!』

 

龍牙

「言ったろ・・はぁ・・なにもしないって」

 

トア

『ふざけないで!そんなので勝ったってなんの意味もないの!お前に完全な敗北を与えないと意味もないの!今までずっとずっと!兄さんに守られてばっかりで!何もできなくて、奪われるばかりで!やっと力つけて管理者にも選ばれたのに!これじゃやってることあいつらと同じじゃないの!?』

 

 

そうか・・トアは自分が歴代の王と同じ事をしているのようで嫌だったのか、だから反撃しない俺に苛立ちを覚えた・・・・どうやら俺はまだどこか彼女達モンスターを『モンスターハンター』のモンスターと同じように見ていたようだ、何が受け入れよう、だ まるで理解していないのに知ったようにしてさ、ここはゲームなんかじゃないんだ、それぞれが心を持っている、うれしいならうれしい、悲しいなら悲しい、それが当たり前なんだ!それなのに俺はゲームと同じように思ってた

 

 

龍牙

「そうか・・トアは優しい子なんだな」

 

 

トア

『な、なんなの・・一体!うちが優しい?なに言ってるの?』

 

龍牙

「例え候補であっても、同じ事をしていいなんて君は思えなかったんだろ」

 

 

トア

『はぁ?なに言ってるの?そんなことをお前になんて思うわけないじゃん』

 

 

龍牙

「ならそれでも構わない、それでも俺はそう思っているだから、ひとつ訂正させてくれ、さっき手は出さないって言ったよな、これからは真剣に相手する、と、言っても俺ももう体がもたない次の一撃で終わらせよ」

 

 

トア

『・・・・いいよ、次で殺してあげるよ』

 

 

 

辺りの吹雪がトアの真上を中心に集まり巨大な氷塊を形成していく、当たれば挽き肉は間違いないだろうだからこそ俺はそれを迎え撃つ、右手に黒服の女性の絵が書かれたカードを持ち掲げると俺の服装が忍者から絵の女性と同じになる

 

『ティファ・ロックハート』(ACCver)

 

所謂アルティメットヒーローだ、本来ならそのキャラを使える物だがここでは違う所が二つある一つは服装だけが同じになる二つ目はver∞の必殺技が使える事だろう

 

ただこのままでは力負けするのでバフをかける

 

 

龍牙

「この一撃に全てをかける!!」

 

 

『ファイナルヘヴンver∞』

 

 

トア

『これで終わり!!』

 

 

【アイスメテオ】

 

 

自らの右手に力を溜める、向こうは既に巨大な氷塊を打ち出している、とてつもない速さだ、直ぐにでも到達するだろうが俺はその氷塊に光を放つ右の拳を叩き付ける

 

龍牙

「オオオオォォォ!!!」

 

拳が氷塊に当たると俺を中心に地面に亀裂が走り、腕から血が吹き出す

 

龍牙

「グッ!!」

 

だがお構いなしに俺は更に力を入れ、アベルも召喚する

 

龍牙

「チャージ!ゴットハンド!」

 

アベルの右手に金色のオーラが纏われ、それを氷塊に叩き付ける、それでも氷塊を破壊するには至らない

 

グッ!これでも破壊出来ないのか!?諦めそうになった時だった

 

テオ・ナナ

「「はぁ!!」」

 

 

氷塊がその二つの声によって砕かれた

 

 

テオ・ナナ

「「行け!!(行って!!)」」

 

テオとナナだった、二人の一撃によって氷塊は破壊され道が開かれた、二人に感謝をしつつトアの元に飛び出す

 

 

 

トア

『!!・・・そんな!?』

 

 

突然飛び出してきた俺にトアは後ずさる、その僅かな隙を逃さず、前足をくぐり抜け腹部に左のストレートを叩き込む

 

 

トア

『っ!!』

 

 

たった一撃されど一撃、俺の思いはきちんと届いただろうか・・・・薄れ行く意識の中でそう思った

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

sideトア

 

 

うちは混乱していた、理由は言わずもがなこの目の前で倒れている男だ、なんでこいつは最後、うちを殴らなかったのか分からない、あの瞬間うちはお腹に一撃貰うと思ったでもいつまで経っても痛みは来なかった、触れられた感触はあったのに、なんでそこで止めたのか・・・・

 

 

テオ

「だから言っただろ、そいつはとどめも指せない甘ちゃんだって」

 

 

トア

『兄さん・・・』

 

 

テオ

「俺だって完全に信じた訳じゃない、でも賭けて見たくなった、今はそれで良いじゃないか、こいつが道半ばで死ぬ奴ならその程度の奴だ、それでもまだ納得出来ないか?」

 

兄さんがそこまで言うなんて・・・・はぁ・・仕方ないなぁ今はそれでいいよ、だから・・・・

 

トア

「自分で言った事は守ってよ?」

 

彼にホットドリンクを飲ませながらそう言うのだった

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

数日後

 

龍牙

「で、なんで幼女神がここに?(ちょっと成長してる....でもまだロリ)つか来れるのかよ」

 

ロリ神

「はい、来れますよ」

 

テオ三兄妹と闘王との戦いから数日後のある日何故がかロリ神がいた、なんで来たのか聞くと、俺が正式に王になったからその祝いに来たらしい

 

 

龍牙

「いや確かに闘王は認めるって言ったけど普通それ全員に認めて貰わないとダメなヤツじゃないの?」

 

 

ロリはチッチッチと指を横に振り(闘王は私が頼んで一番手にしてもらって、彼が勝ったら王として認めてってお願いしていたのだよ!)とドヤ顔で言ってきた

 

 

龍牙

「お前の仕業かい!・・・いやもういいわ、俺が疲れる、で祝いって言っても何?なんかくれんの?」

 

ロリ神

「はい、貴方の生前大好きだったゲームの世界を神器として貴方に宿せたいと思います!」

 

開いた口が塞がらないとはこの事なのだろうな、ゲームの世界を・・・何だって?おいどん耳が遠くなったみたいだ、もう一度確認しよう

 

龍牙

「あぁと、何くれるって?」

 

 

ロリ神

「だ・か・らゲームの世界を神器として貴方にプレゼントしますって言っています!」

 

 

・・・・・スケールのでかさに思考が追いつけない

 

龍牙

「世界を神器として宿せるって・・・因みにどんなやつ?」

 

 

ロリ神はムムムと頭を捻るとハッ!としてこう言って来た

 

 

ロリ神

「FLOWER KNIGHT GIRLの世界です!」(*`・ω・)ゞ

 

 

エ○ゲーじゃねーか!?なにやってんの!なんでそれチョイスしたの!もっと他にあっただろうが!ス○ブラとかテ○ルズとか!ドラ○エとか!俺も男だからそう言うのに興味はあるよ!あるけどももう少し考えてよ!

 

龍牙

「な、なあロリ神?他には何かないの?」

 

 

ロリ神

「無い!というかもうやってます、なので変更なっしーでーす!」

 

 

即答でかつとんでもないこと仕出かしてくれたよこのロリは・・・あ~これ母さんに何て言えばいいか・・・・因みにこの事を説明したところ(あ~なんだ一人じゃやりにくいもんな!)と返答に困るような返事をされた、解せぬ




本当にすいません、深夜テンションで頭が変になっています、しかしこれじゃ超ハーレムになりそうで怖いです、それでも宜しければこれからもよろしくお願いいたします
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