『オキナサイ! オキナサイ! オ、オキナイナラ、キ、キス、スルワヨ・・・』
お気に入りのツンデレボイスの目覚まし時計の声を聴きながら、ずり落ちた床から這い上がる・・・
最悪の目覚めだ・・まただ、またあの夢だ、変な男に殺される夢そしてそんな俺をのぞき込むボロボロと涙を零した夕麻ちゃんの顔とエメラルドグリーンの鎧を纏った大男、此処まで鮮明に夢を覚えているのは変な感じだ、でも俺はいま此処で生きている、やはりあれは夢だなっと自分の中でそう結論付ける
「起きなさい!イッセー!!」
お袋の声に返事をし、最悪な気分の中、学校にいく準備をする
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龍牙
「おう、来たかイッセー」
俺が家を出るとそこには幼馴染のリュウが妹たちと居た、どうやら待っててくれたらしい
光
「おっはよー!イッセー!」
雪音
「・・・・・おはよう」
桃花
「おはよう、イッセー君」
朝なのに元気いっぱいの光ちゃんに学園のマスコット小猫ちゃんに並ぶほどの無表情さをもつ雪音ちゃん、どうせならその姿まんまのツンデレであってほしいと思う桃花ちゃんから朝の挨拶を貰う
一誠
「おう、おはよう・・・・はぁ」
そんな彼女らに元気のない挨拶を返し、朝日でダルくなった身体で学校に向かうも道中、余りにも元気ない俺を光ちゃんと雪音ちゃんが心配し、声をかけてくる
光
「イッセー、ここ最近元気ないね~」
雪音
「・・・大丈夫?」
前の俺なら美少女に心配され内心舞い上がっていただろうが、そんな気も余りおきない、
龍牙
「・・・・」
そしてリュウも時折複雑そうな顔で俺を見ることが増えた、どうしたと聞いても「なんでもねぇよ」の一点張り、一瞬、「あいつもしかして俺の事・・・」なんて身の毛のよだつモノを想像してしまって、とっさに尻を隠したのは仕方がないと思う、だが今はそんなことは置いておこう問題は俺の体だ、朝起きれなくなった代わりに夜はとてつもなく活発になってしまう・・・・
おかしい
明らかにおかしいのだ確かに夜更かしはするがそれでもせいぜい深夜1時位まで起きていれば奇跡と言えよう、なのに今では3時、4時位まで平然と起きていられるどうしたんだ俺の体は・・あの日、夕麻ちゃんとのデートからおかしくなってしまった
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私立駒王学園
そう俺が通っている高校だ!前までは女子高だったが数年前から共学になり男子も通うことが出来るようになったのだ!元女子高故に発言力も女子の方があるがそれでも女の子に囲まれて授業を受けたい!あわよくば沢山の女の子とムフフな関係に成りたい!そんなスケベ根性で難関と言われた試験を乗り越えて来たのだ!リュウやその妹たちには白い目で見られたが、スケベで何が悪い!これは俺の人生だ故に俺はこの学園でハーレムを作る!これが入学時に掲げた目標なのだが・・・・
一向に彼女が出来る気配すら無かった!一部のイケメンばかりモテる!しかもその一部にリュウも入っている!クソッ!やはり顔か!顔がいけないのか!それなら俺も負けてはいないはずなのに!何故だ!自己紹介の時にハーレム宣言したのが不味かったのか!分からん!それを聞いていたリュウからは『お前、馬鹿だろ』と真顔で言われた、チクショウ!そんな風に頭を抱える毎日だった
リュウの妹達と別れ教室に行き、席に着く因みにリュウの席は窓際の一番後ろだ
???
「よー、心の友よ!この前貸したエロDVDどうだった?エロかったろ!」
開口一番爆弾発言してきたのは丸刈り頭の友人その1の松田だ、スポーツ万能なのだが、日常的にセクハラ発言をしているやつだ、部活が写真部な為か『エロ坊主』または『セクハラパパラッチ』と言われている
???
「ふー・・・・今日は風が強かったな、お掛けでパンチラを拝めたぜ!特に光ちゃんと雪音ちゃんと桃花ちゃんのパンチラは最高だったぜ!」
龍牙
「そうか 元浜、いろいろ聞きたいことがある面貸せや」
元浜
「ひっ!」
そう言ってリュウに連れて逝かれた友人その2 元浜だ、その眼鏡は女子のスリーサイズを的確に測る能力を持つその事から別名『スリーサイズスカウター』と呼ばれている、しかし馬鹿な奴だリュウの前でその事を言って何度本体を割られれば気が済むんだ・・・・ただひとつだけお前に同意出来ることがあるパンチラは最高、俺はそれを真後ろからしっかり拝んだぜ
龍牙
「イッセー、後で俺のところに来い話がある」
・・・・・・・・神様ァ・・・・ガタカダ
松田
「と、兎に角良いもん手に入ったぜ!」
ドサドサ
一誠
「ウワァ・・・・」
惜しげもなく机の上に卑猥な物が積み重なっていく遠くで悲鳴が聞こえてくる、まぁそりゃそうだな朝からこれだもんな、そりゃ罵倒が飛んでくるよな
松田
「騒ぐな!これはな!俺ら男にとっての秘宝なんだよ!ホラホラ、女子供は見るな!犯すぞ!脳内で!」
一誠
「相変わらず酷いな、その発言」
いつもの俺なら大興奮して「なんだ!このお宝の山は!」なんて言っていたが、朝があれなのでそんな気がそんなにおきない
松田
「オイオイオイ!こんなお宝を前にしてなんだ?その顔は!」
元浜
「最近ノリが悪いぞ!おかしい、実におかしい、今までのお前らしくない」
いつの間にか本体が割れた状態でつまらなそうに言う元浜
龍牙
「お前ら、自分の欲望に素直なのは良いが、場所を選べよ、周りにフォロー入れる俺の身にもなってくれ・・」
松田
「お前のようなイケメンには分からんだろ!」
そこには同意するが、リュウがフォローしてくれてなかったら今頃もっとひどい目で見られていただろう、それでもごみを見るような視線は向けられる、ちくせう・・・
一誠
「まぁ俺だって本当は『なんだよこの宝の山は!俺をモンキーにさせる気か!』って言いたいところなんだけどな、いかんせん此処ん所精力減退しててさ、そんな気があまり起きないんだ」
元浜
「病気か?お前が?まさかエロの権化であるお前が風邪になる訳がない」
龍牙
「まぁ確かに変態の一歩いや三歩先を行ってるイッセーが風邪ひいた所なんて見たことないな」
凄く失礼な事ばかり言う悪友と親友、これでも風邪くらい引いたことは・・・・・・・・記憶に・・ないな、兎に角、そんな話をしていると松田が思い出したかのように手をポンと叩いて夕麻ちゃんの事を切り出してきた、俺がマジで覚えてないのかって聞いても三人とも知らない、病院行ってみたら?などだった、初めはからかっていると思った、でもリュウを除く三人で真剣に語り合った結果そうではないと痛感した
でも俺の記憶には「なんでイッセーなんかにぃぃぃ!!」や「まさか犯罪でも起こしたのか!」と言う失礼極まりない事を言って来た、俺も鼻高々に「お前らも彼女作れよ」と余裕の言葉を突き付けてやったのを覚えている、でもこいつ等はそれを覚えていない、いや違う、天野夕麻という女子そのものが存在していなかった、本当に「幻想」だったかのように、俺の手元にも居たという証拠は何もかも消えていた、写真もアドレスも何もかもなかった、おいおいこれじゃ俺ただの異常者じゃないか、でもそれでも俺は彼女の顔をしっかりと覚えている、どうも解せない、深夜に沸き起こる訳の分からない力といい何かが可笑しい、そんな俺の肩へ松田が手を置く
松田
「まぁ、思春期の俺らにそういう訳の分からないことだって起きるだろうさ、良し、今日は放課後皆で家に寄れよ、秘蔵のコレクションを楽しもうではないか!」
元浜
「それは素晴らしい提案だ、松田君、ぜひともイッセー君”たち”を連れて行くべきだよ!」
松田
「勿論だよ!元浜君俺ら欲望で動く男子高校生だぜ?エロいことしないと産んでくれた両親に失礼と言うものだ」
龍牙
「しれっと、俺も行くことになっているんだけど・・・いかねぇぞ」
松田
「龍牙!お前も一緒じゃないと意味ないんだよ!それで周りの女子から非難と罵倒されるといいさ!イケメンに慈悲はない!しかもお前あんなかわいい妹たちに囲まれてるんだ!いつもあんなことやこんな事させてるんだろ!この変態野郎が!」
松田よそれはブーメランというやつだ、しかし確かに悪くない、それに俺も変態で生きる男だ、松田の言葉に半ばヤケクソ気味に賛同する、周りの女子が「龍ヶ崎くんを汚さないで!」などの声が聞こえるがそんな事はもうどうでもいいや!俺は二人の言葉に同意して今日の放課後、リュウを無理矢理連れて行くことを松田と元浜と決意した、そしてリュウにも俺達の苦痛を受けてもらうぜ!なんて言ったら、鼻フックをかまされた、痛すぎるもげるかと思った、暫く止まらない鼻血をティッシュでカバーする
そんな時だった俺の視界に紅が映った、鮮やかな紅、教室の窓から見える一人の女子生徒、ただ登校しているだけにもかかわらず、俺の・・・いや誰もかれもが彼女に釘付けだ
リアス・グレモリー
この学園の三年生。俺たちの先輩にあたる人だ
彼女の存在を一言で表すのなら”美しい”これに限るそのほかの言葉なんて思いつかない、現に俺は夢中になった、だがそれと同時に彼女に僅かながらの恐怖を抱くようになっていたそれも夕麻ちゃんが消えたその時から、そんな時だったふと彼女と視線がぶつかる
ーーーっ!!!
まるで心臓を鷲掴みされたかのような奇妙な感覚に陥る、彼女はこちらを見て少しだけ微笑んだ、俺なのか?まさか、そんな訳ない接点すらないのに、その時思い出すあの夢の続きを目が覚める最後に映った紅色の髪の誰かを、やさしさと冷酷さを併せ持ったように感じた人影、それが彼女と重なって見えた、しかし既に彼女は俺の視界から消えていた
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side龍牙
放課後
俺はエロビを見せようと躍起になったイッセーたちを物理的に黙らせ、妹たちと帰宅していた
桃花
「イッセー君たちも懲りないね」
龍牙
「全くだぜ!こちとら、騎士団の調査報告書やら大陸の維持や生態管理とかで忙しいのによ」
雪音
「・・・この後・・ブロッサムヒルに行くの?」
ブロッサムヒル、俺が所属している騎士団がある国だ、自宅にあるゲートを経由して向かうため直ぐに行くことが出来る、今頃スイレン辺りが今日の分の書類などを用意してくれているだろう、今からなら飯を喰った後でも向こう時間で二、三時間で終わらせれるだろう、等と今後の予定を確認していると視界に黒髪の少女と金髪の少女が映り込む
二人
「っ!?」
だが2人は俺を見つけたとたん、逃げ出した
光
「・・・・なんかお兄ちゃん見たとたん、猛ダッシュして逃げたよ?あの二人なにかした?」
ジト目で見てくる妹をよそに俺は今後の予定を即座に変更した・・・・はぁ・・・すまんスイレン今日はいけないかもしれない。彼女は良く執務を始める前によくパイを焼いていてくれるのだが、間に合いそうにもない、心の中で謝りつつ二人を四人で追いかける
と言っても、直ぐに見つけた、つこけて盛大にパンツを丸出しにしている金髪少女と必死に起こそうとしている黒髪少女まぁ野郎からすれば目の保養になるだろうが、俺は紳士なので目を背けるその間に妹たちが彼女たちを連れて俺の下に戻って来た
龍牙
「久しぶりだな、レイナーレ」
俺の言葉に黒髪の少女、レイナーレは軽く睨みながら金髪少女を自身の後ろに隠した
レイナーレ
「何で、あなたが此処に居るの」
龍牙
「そう警戒すんな、こっちは何もしない、それよりその子は?見たところシスターか?」
レイナーレ
「関係ないわ、私たちにはやることg(キュ~)・・・!?\\\\」
緊迫した状態の中で思わず吹き出してしまった、レイナーレは顔を真っ赤にしてふるふると震えている
金髪少女
「レイナーレ様お腹が空きましたね、どこか休息の取れる場所に移動しませんか?」
レイナーレ
「だ、大丈夫よ、これ位何と(キュ~)・・・・もないわ\\\」
どうも腹を空かせているようだ、仕方ない、俺は彼女たちを引き連れ近くのファミレスに立ち寄る、道中シスターの子、アーシア・アルジェントに此方も自己紹介をした、めちゃくちゃ礼儀正しい子や、なんていうのだろうか純粋っていうのかな、彼女ほどシスターに向いている子は居ないのではっと思うくらいいい子だった、ベルガモットバレーの大神官と合わせたら絶対に気が合いそうな気がするが、部下はいかんかね、あいつは如何せんドS過ぎるからな、可愛いんだが相手の苦痛の表情を見て興奮するのはいただけないかね・・・
龍牙
「まぁ今だけは、お互いの事なんて関係ないから好きに食べな、金は出すからよ、光たちも好きなもん頼みな」
と言ってもなかなか選ばないこの2人、仕方ないのでこっちで適当に選び、それを頼んだ、レイナーレからは余計なお世話よ!と言われたがアーシアは素直にお礼を言って来た何でも、まだ日本語があまり分からないらしく頼むに頼めなかったそうらしいしかもこの手の店自体初めて入るみたいだ、確かに日本語は簡単なものぐらいしか言えていない、これなら、仕方がない飯が来るまでの間、たわいのない話をした
龍牙
「にしても、レイナーレが実はかわいい物が大好きなんてな」
レイナーレ
「な、なによ悪い?」
光
「そんなことないよ!私も好きだよ可愛いの!特にこのラッチュー君!」
アーシア
「わぁ~可愛いですね!実は私も好きなんです」
どうもアーシアは光が好きなネズミのラッチュー君のミニぬいぐるみキーホルダーが好きみたいだ、二人で仲良く話をしている姿を見てレイナーレは微笑みを浮かべた
桃花
「レイナーレさんやっと笑ってくれましたね」
レイナーレは「っえ?」っと言い自分の口を触って確かめた、その端は上がっており表情は慈愛に満ちたものだったが直ぐにそっぽを向いてしまった、雪音がツンデレだね、と言って顔を赤らめていた光景に思わず笑みが出る、そんな事をしている間に頼んでいたものが徐々にやって来た、アーシアとレイナーレにはカルボナーラ光と雪音は野菜炒め定食、桃花は天ぷら定食で俺が生姜焼き定食、サイドメニューでポテトと唐揚げを頼みデザートに各種アイスを頼んでいる
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食事を済ませ外に出ると辺りはもう暗くなり始めていた、かなりの時間居たようだ取り敢えず今日の所は此処でお開きの様だ、それでもアーシアに友達が出来て良かった、レイナーレも初めはブスっとした顔をしていたが最後辺りはしっかり笑っていた、こうしてみると種族が違ってもちゃんと仲良くれるんだなって思った、二人と別れ俺達は自宅に戻る
家に着き玄関を開けると目の前に
スイレン
「お帰りなさいませ、ご主人様 大変長らくお待ちしておりましたが中々お姿が見れないので来ちゃいました♪」
スイレンが待機していた、確かにこっちで3、4時間くらいだが向こうでは倍の時間は経っている
龍牙
「すまない、スイレン急用が出来てそっちに顔を見せれなかった、これから向かうがお前はゆっくり休め、疲れたろ」
スイレン
「問題ありません、さぁお食事は済まされているようなので、先にお風呂を用意しておきました、ごゆっくりどうぞ、私はこの後の準備をいたしますので、お先に失礼します。」
流石はメイド長、やることなす事完璧にこなすな、と思っていたがまさか風呂に突撃してくるとは想定外だったまさかの「お背中を流させていただきます」だったよ準備ってこの事か!?しかも全裸だし、流石フリーダムメイドありがとうございます!大変すばらしいお手前でした、この日はその後にブロッサムヒルに出向き何とか書類を捌きその日は終了した、ただ翌日俺は顎の骨がアニメみたいに外れるほど開いた口が塞がらなかった
龍牙
「なんでイッセーの家からリアス部長がぁあぁぁぁっぁ!!!」
この小説ではアーシアは既に日本に来ているという設定になっています、ですがアーシアは主人公ではなく一誠の方のヒロインになります
因みに花騎士の五連ガチャで虹が二体も来てくれて発狂した今日この頃、自分の運を全て使い果たした気分です、この気持ちわかる人いますかね(★六アキレアとマロニエ)