バカと魔法と奇妙な冒険   作:壊れゆく鉄球

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Leeson9 ある1日 その①

 光輝side

 

 俺たちの朝はたぶん早い。毎朝6時くらいに起きて、1時間くらい走るのだ。

 

 

「明久、準備運動は終わったな?」

 

「うん、終わったよ」

 

「じゃ、行くぞ」

 

 

 1週間もやっていると、ランニング仲間という顔なじみもできてくる。意外と、やってる人は多い。

 

 

「「あはようございます!」」

 

「はぁい、おはようねぇ」

 

 

 30分に近くなったら少し休憩する。

 

 

「ほらよっ(ぽいっ)」

 

「(パシッ)ありがと、光輝」

 

 

 10分ぐらい休憩する。自販機で飲み物を買うが、飲むのはやっぱりポ〇リに限るね。

 

 

「いつも思ってんだけ…どさ、どうし…てこんなに…走ってるのに、息切れしないの?」

 

「そういう訓練を受けているだけだ。いつも言ってんだろ」

 

「そう…だけど…さ」

 

 

 明久が呼吸を整えながら聞いてくる。いつも言ってんだろ...関係ないが最初は、明久は10分も走れなかった。今では30分も走れるようになっている。体力はついてきてんだな。

 

 

「よしッ!ここからもう30分かけて家に帰るぞ!」

 

「ふぅ~~~。よしッ!行こう!」

 

 

 言葉どうりに30分かけて帰ってくる。……ランニングコースにある海岸は、朝見るとやはりきれいである。

 帰ってからやるのは、朝食の準備で、今日は明久が当番だ。

 

 

「明久。手伝うか?」

 

「ありがとう。じゃあ、この野菜を切って」

 

「わかった」

 

 

 サクッサクッ

 

 

 と、小気味よいを出しながら切る。最初は料理とかしたことなかったから戸惑ったが、明久に

教えてもらい、人並みに作れるようになった。ちなみに、今日の献立は、焼き魚に味噌汁、ごはんである。

 

 

「光輝、もうそろそろできるから神崎さんを呼んできて」

 

「わかった」

 

 

 神崎さんの部屋はすぐ近くにあるから、呼ぶのが楽だね。

 

 

「「「いただきます」」」

 

 

 1週間前は、ハシをうまく使えなかったが、今はそれなりには使える………ハズ。

 

 

「そういえば、今日は老人会でいないから、昼はわしの分を作らなくていいからの」

 

「分かりました」

 

 

 今日の昼は俺が担当だ。今日はマルゲリータピッツァを作ろうかと思ったんだがな。

 

 

「(カチャ)じゃあ、あとは頼むぞぉ~」

 

 

 そう行って、神崎さんは出ていった。

 

 

「(カチャ)じゃあ明久、俺たちは練習するか」

 

「(カチャ)そうだね。洗ったらやろっか」

 

 

 食器を洗った後俺たちは、空き缶を取り出して並べていた。

 

 

「こんな感じでいっか。じゃあ明久、始めるぞ」

 

「うん。タスク!」

 

 

 ドンドンドン

 

 

 明久が爪弾を空き缶に向かって撃つ。ほお、全弾命中か。

 

 

「明久、そろそろ次いくぞ」

 

「次って?」

 

「これからレッキング・ボールを投げる。それを爪弾で防げ」

 

「きゅうけ「レッキング・ボール!」いはなしかーーーーッ!!」

 

 

 レッキング・ボールを明久は爪弾で防ごうとするが「衛星」が掠った。

 

 

「左側が『見えない』ッ!どうなってんのッ!?」

 

「そう言えば『レッキング・ボール』は初体験だっけ」

 

「そうだよ!どうやったら治るの!?」

 

「時間が経つと治る……もうそろそろだ」

 

「……あっ、ホントだ。でもこれはスタンド能力じゃあないんだよね」

 

「そうだ。俺の祖国にはコレの使い手が大量にいるぞ」

 

「……光輝の故郷ってすごいんだね」

 

 

 俺の祖国をなめるな!……時計を見ると11時を指している。そろそろ準備した方がいいか?

 

 

「明久、昼の準備をするから手伝ってくれ」

 

「いいけどなに作るの?」

 

「ピッツァだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  明久の訓練後、俺たちはマルゲリータを作っていた。

 

 

「よし!これで盛り付けはいいな」

 

「こっちも予熱が終わったよ」

 

「そうか。じゃあ焼くぞ!」

 

 

 そう言って生地をオーブンに入れて焼く。

 

 

「なあ明久。今(ちょっと高かった)モッツァレラチーズをみてよ~…歌思いついた……

 考えたのよ~。作詞作曲光輝・ツェペリだぜ。たぶん親父よりいい出来だ。聴きたいか?

 歌ってやってもいいぜ」

 

「ずいぶんと…君…暇そうじゃあないか?……」

 

「聴きて~の?聴きたくねーの?どっちなんだ?俺は2度と歌わねーからな」

 

「……じゃあ聴きたい」

 

 

 ……嫌そうな顔すんなよ。ぜってー感動すっから。

 

 

「そうか、いいだろう。タイトルは“チーズの歌”だ。オホン、ン。歌うぞ。

 ピザ・モッツァレラ♪ピザ・モッツァレラ♪レラレラレラレラ♪レラレラレラレラ♪

レラレラレラレラ♬レラレラレラレラ♩♪ピザ・モッツァレラ♪

……つぅーー歌よ……。どぉよ?歌詞の2番は『ゴルゴン・ゾーラ』で繰り返しよ。

ゾラゾラゾラゾラゾラゾラ……♪♩」

 

「………」

 

「どう?どうなの?」

 

「いいよ光輝!気に入った!」

 

「マジすかッ!?」

 

さすが明久だ!わかってくれると思ったよ!

 

「あっ…ヤバイ!スゴクいいッ!激ヤバかもしれないッ!耳にこびりつくんだよ!レラレラのとこが。傑作っていうのかな…クセになるよ!ヨーロッパなら大ヒット間違いなしかも!」

 

「マジすか!!マジそう思う?実は密かに俺もそう思うんだァ~~~~!譜面にできる?」

 

故郷に帰ったら広めようかな?

 

「レラレラレラレラ」

 

「ゾラゾラゾラゾラ……バンド組む?」

 

 

 

 午後、それを明久の靴捜しにやってきたのだが

 

「これがいいかなぁ。でも、これもいいなぁ」

 

「こういうランニングシューズの方がよくないか?」

 

 

 ―――種類が多すぎて迷っていた。

 

 

「それもいいね!でもこっちもいいし…」

 

「……値段とか考えろよ?」

 

「値段だったらこっちかな」

 

 

 結局決まるのが20分ぐらい長くなってしまった。

 

 

 ドンっ

 

 

 店を出るときに、明久が誰かとぶつかったようだ。

 

 

「すいません!大丈夫ですか?」

 

「大丈夫だよ。こっちも悪かったよ」

 

「これはあなたのですか?」

 

(棒読みで)謝ってる人にそう言って俺は、この人のものであろう画材を渡す。……特徴的なヘアバンドしてるなこの人。

 

「ありがとう。じゃあね!」

 

 

 そういって去って行った。

 

 

「なんだったんだ?」

 

「気にする必要はないんじゃ?」

 

「それはそうだが……悪びれた様子がなかったぞ」

 

「バカって呼ぶなッ!!」

 

「ッ!?」

 

 

 こいついきなりどうしたんだ?

 

 

 

 

 

  フェイトside

 

 

 部屋を包むような光が消えたら、一人の少年が現れた。名前を「サカモト ユウジ」って

言ってた。話を聞いていると、ロストロギアでこっちに来たらしい。サカモトさんの希望で、

住む代わりに家事をするって言い出した。……なんだか申し訳ない気がする。

 

 

  数日後

 

 

 サカモトさんが昼食を食べた後に食材を買いに行くと言い出した。冷凍食品だけでは体に悪いからと言ってた。………私たちはそこまで気にしていないのに。

 

 

「じゃあ、行ってくるぞ」

 

「あ!私も行きます」

 

「そうか、フェイトも連れて行って来るから留守番頼んだぞ」

 

「フェイトに何もするなよ!」

 

「しねぇよッ!!」

 

             

 買い物が終わった帰りに、あの二人組(・・・・・)がいた。サカモトさんがいきなり歩くのをやめた私を見て、聞いてきた。

 

 

「?何かいやのもんでも見たのか?」

 

「いえ、あの二人組が気になっただけです」

 

「二人組ってあのバカ面の「バカって呼ぶなッ!!」…聞こえてんのかッ!?」

 

 

 周りを見ていることから、誰が言ったのかわかっていないと思う。

すると、鉄球の男が叫んだ男を引っ張って路地に行った。

 

 

「サカモトさん、あの二人を追いましょう!」

 

「どうした?」

 

「あの二人が、私の捜してるものを持っています」

 

「わかった!早く行こう!」

 

 

 サカモトさんにはすでにジュエルシードの事を話している。自身もその力を体験してるからか、

すぐに信じてくれた。そして、路地に入る。

 

 

「なんか用か?それに君は次に『待ち伏せッ!?』という」

 

「待ち伏せッ!?………ハッ!」

 

 

 入って曲がり角に来た途端に、鉄球の男が鉄球を構えて話しかけてきた。

 

 

「……以前言ったとうりです」

 

「こっちも自分のために集めてるんだ、あきらめてくんねぇかな。他にもあるんだろう?

 ……タブン」

 

「私たちは、全部を集めなければならない!」 

 

「だからどうした?この距離なら俺たちに分があるぜ」

 

「オホン…オホン…オホン…おい、俺を忘れんなよ?このマn「タスクッ!」ッ!!あぶなッ!」

 

 

 今のを見て私は理解したッ!あの弾の秘密をッ!爪が飛ばしてるのを理解したッ!

かなりの高速で回転させて威力を上げてるのを理解したッ!

 

 

「今爪を飛ばしてなかったかッ!?」

 

 

 サカモトさんもわかったようだ。

 

 

「僕をどうするって?」

 

「クッ」

 

「もう1度言うがよ~。あきらめてくんねぇか?そっちも買い物をしたあと何だろ?

 だったらよ~、もう1度同じことはしたくねぇだろ~?」

 

 

 どうする?引くか?冷凍食品でもサカモトさんの料理はうまいしな~。

 

 

「引きましょう。サカモトさん」

 

「おいっ!捜してたんだろ?あきらめていいのかよ!」

 

「この状況は不利です。引いた方がいいです」

 

 

 そう。今は不利な状況なんだ。決して手作り料理に惹かれたわけじゃあない。

いつか絶対に獲ってみせる!母さんのために!

 

 

  ...TO BE CONTINUED




文が途中で途切れてて申し訳ありませんでした。


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