バカと魔法と奇妙な冒険   作:壊れゆく鉄球

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注:木の攻撃を避けながらの話しています。


Leeson23 『光り輝く道』を進め! その②

いつの間にか結界が張られている。ということはなのは組かフェイト組のどちらかが近くにいるということ。

敵は、『ジュエルシード』を取り込んだ木。木の枝や根を攻撃に回してくる。射程は最低でも100mあるだろう。(『シャープ』を出したら避けきれず壊されるだろう)

 

「見つけたぜ。坂本ォォ。今回の争奪戦でこの光輝・ツェペリには『絶対に勝てない』って()()()()()()()()()ッ!」

 

坂本、いい加減しつこいんだよッ。

まあ、そんなことより大事なことを聞きたい。昨日の()()だ。

 

「明久…昨日、お前は坂本には勝てないと言った…。今も俺はやつに勝てないと思うか?!ハッキリ答えてくれ!」

 

「偉そうなことを言っちゃったかもしれないけど、坂本君は光輝に〝ジュエルシード〟を『奪われて』さらに『飢えて』いる…。この〝ジュエルシード〟を僕ら以上に欲しがって、昨日以上に飢えている」

 

「だったら今!ここで完膚なきまでにぶっ潰してえな!」

 

坂本が立ち止まっている。脚を止めてまで〝何がしたい〟んだ!?だが、やることは1つだ!

 

「やられる前にやるッ!それでいくぜッ!明久」

 

爪弾や鉄球(『純粋な威力』はコッチが上のため)を投げるが坂本はジャンプして避けた。

 

「恐竜の『動体視力』。『いいか!止まったのは』2m以内に近づけるのはこれが最後と警告するためだ…。次近づいたら喰い殺す。今度はお前らに再起不能という言葉を教えてやるぞッ!」

 

「いや、再起不能という言葉はお前に教えてやる」

 

「ふっ。減らず口を!」

 

坂本が走り出す。このスピードを考えるとこれがヤツの最高速度と考えるべきか。

『木』の攻撃を考えてコースを選ぶのだが…。どこでヤツを抜く?どのラインで抜く?抜けたらどのラインをどう走る?

 

「光輝…一応言っとくけど、一番速く走って木の攻撃を避けたりすると…最速で有利に走れる『ライン』はベストの一本だけッ!」

 

つまり明久はこう言いたいのであろう。『坂本はそこを見極めて走っている。だからヤツが今走っている〝ライン〟が一番いい』と。

 

「あれが『最高』の一本というなら、どうやって追い抜くんだ?」

 

「『ミス待ち』。()()()()()()

 

「〝ミス待ち〟だってェ?そんなんじゃあだめだ!そんなのはアイツの脳みそに〝刻み付ける〟とは言えねえッ!」

 

俺が速度を上げると、坂本はそれ以上の速度で進んだ。

 

「坂本君がミスった時!それか取った瞬間を狙うしかないッ!」

 

「明久よォ…そういうのは違うんだ!立ち上がれないほどに『叩きのめす』というのはそんなじゃあねえッ!!なんか違う!100年は挑んて来たいと思わせないような勝ち方だッ!〝ミス待ち〟なんてガキのすることだッ!」

 

走るラインを変える。そう…俺はこれでいいんだ。俺だけの道…。リンゴォ・ロードアゲインは敵だが共感できる考えを持っていた。アイツは決して『相手より先に銃を撃たなかった』。()()()…だ。だから、ヤツの道がベストなら差しだすさ。()()()()。『厳しい道を行く』…ね。それこそ厳しい。だが、俺は俺だけの道を行く。それは俺を邪魔するものがない…俺だけが『なじむ道』を!探すんだ…誰もいない…〝光り輝く道〟を!

 

 

 

ドンッ ドンッ

 

何かとぶつかる音がする。

 

「なんだお前は!?お前がなんで俺の真ん前にいるんだッ!どけッ!」

 

俺と坂本は倒れそうになるのを立て直す。

尻尾を出すと切られるのを本能的に感じ取ったのか出さない。

その時、何かが現れた。

 

「これ以上の戦闘はストップだ。僕は時空管理局執務官のクロノ・ハラウンだ。詳しく話を聞かしてもらおうか」

 

バカのなのか?アイツ。ここで引いたら坂本に取られることもわからないのか。そう思っていたら、クロノとやらが攻撃を仕掛けてきた。2人とも前方に避けて、俺は鉄球を取り出す。

 

「聞こえなかったのか!?戦闘をやめろと言っているッ!」

 

「それの投球にどれほどの意味があるッ!!」

 

「確かに〝この〟『2投目』はな…。だが、さっき投げた『1球目』はかなり意味あると思うねッ!アイツのせいで俺たちは立ち止まれないからな…。アイツの攻撃を避けるために速度上げたが…今は鉄球と同じだぜ」

 

鉄球のスピードはマジで走るのと同じぐらいだが…ここまで誘導できたのは奇跡だと思う。アレには感謝しねえとな。

 

「まだ見えねえかもしれねーが…その位置がディ・モールトいいんだ。音ぐらいは聞こえてんだろ?」

 

「ふっ。はったr…うごぉぉっ」

 

ギャルギャルギャルギャルギャルギャル

 

坂本が回転して吹っ飛ぶ。これでヤツは〝ジュエルシード〟を手に入れるのは絶望的だろう。

木に近づく。〝波紋〟と〝鉄球〟を使い、ジャンプして木の口の中に入る。

 

「取ったぜ。ジュエルシードちゃん」

 

〝ジュエルシード〟を回収すると、口が塞がれていく。

 

「え?ちょっ待っ。〝シャープ〟!サーベルで出口を作れーーーッ」

 

〝シャープ〟で周りをサーベルで切ってぎりぎりで脱出すると、目の前にクロノとやらがいる。…明久も捕まっているようだ。

 

「そこの君も、アースラまで同行してもらう」

 

(メンドーなことになったが…さて、ここで問題だ。この状況をどうやって切り抜ける?

①ハンサムの光輝は突如反撃のアイデアをひらめく

②フェイトたちの行動に便乗する

③捕まる。現実は非常である)

 

俺は②に丸をつけたいが坂本はさっき倒しちまったし、フェイトは動かない。アメコミのヒーローのようにはいかねーか。

 

「フェイト!撤退するよ。離れて!」

 

べネ!答えは②になった。このまま俺たちも便乗させてもらう!

 

「俺たちも協力する!逃げるぜ。明久!」

 

「待て!」

 

鉄球を投げる。明久も爪弾を撃つ。だが、クロノは余裕で防ぐ。防がれるとはな…。でも、次のは少しまじめにやってやる!

 

「無駄な事を……」

 

「〝次〟のは無駄にはならねーよ。これからお前ができるのは〝覚悟〟。それ()()だ。コイツを喰らった後の覚悟だけだ」

 

自慢の防御魔法をぶち壊してやる。

 

ギャルギャルギャルギャルギャルギャル

 

鉄球が魔法陣にぶつかりすごい音を立てている。だんだんとヒビが入り、広がる。

 

パリ…パリ…パリパリ…パリ―ン

 

鉄球が防御魔法を壊しクロノに当たり吹っ飛ぶ。

 

「このまま逃げるぞ!」

 

「いや…もう無理…みたい」

 

俺たちはすでに周りにいかにも関係者ですって感じのヤツらに囲まれていた。

 

「…投降してもらおうか」

 

隊長格なんだろう男が投降勧告をしてくる。若干引きつっているのはアレが一番強いからか?

………考えるが、タブン倒せても逃げ切ってもしつこく追いかけてくるだろう。投降した方がいいかもしれない。

 

「…ハイ。こーさん」

 

両手を上げて降参のお仕草をする。さすがに、荷物は取り上げられた。そして、俺たちはどこかに連れていかれるだろう。

なんとなく周りを見たら、フェイトらは既に逃げていた。

 

TO BE CONTINUED...

 

 

光輝&明久…ジュエルシードの確保?アースラに連行される。答えは③だった。

 

なのは&ユーノ…ジュエルシードゲットできず。アースラに連行。

 

フェイト&アルフ&雄二…ジュエルシードゲットできず撤退。

 

クロノ…ジュエルシード確保。全治3日

確保したナンバー…№ⅩⅡ




『岸部露伴は動かない』を買いましたか?
自分は買ったのですが、なんか〝創作意欲〟が沸いてきました。
ではまた次回で会いましょう。
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