バカと魔法と奇妙な冒険   作:壊れゆく鉄球

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Leeson24 突撃!となりの次元艦

俺たちは、『アースラ』と呼ばれる次元艦に連行された。当然だが、連行されるのは初めてだ。連行される犯罪者はこんな気持ちになるのかね。

()()荷物を没収され、(武器を向けられているけど)2人の護衛が付いている。

そして、医務室で治療されて、顔の左側を包帯でぐるぐる巻きにされたクロノが来た。

 

「ここからは僕が連れて行く。戻ってくれ」

 

「「了解」」

 

「それと君もいつまでもその格好だと窮屈だろう。〝バリアジャケット〟と〝デバイス〟は解除しても平気だよ」

 

そう言われ、なのはが解除する。……あっ。思い出した。『アリサ・ローウェル』が着てたのはなのはと同じ学校の制服か。今頃、警察署から解放されている頃だろう。大丈夫だろうか。

 

「君も元の姿に戻ってもいいんじゃあないか」

 

「そういえばそうですね」

 

そう言われ、ユーノが人型にな…る……。えっ!?なんとなく察していたけどこんな子供だったの!?

なのはは人であったことすら知らなかったようで、口をパクパクしている。

 

「君たちは…その必要はなさそうだね」

 

「そりゃあ俺たちは魔法など知らなかった〝善良な一般市民〟だからな」

 

「『善良な一般市民』…ね。それはそうと、艦長のところまで案内させてもらう」

 

 

 

アースラ内部を通って艦長のところまで案内されるが…船の内装はゲームの中盤や終盤にありそうな〝科学技術の発達したダンジョン〟って感じだな。

 

「艦長。来てもらいました」

 

艦長の部屋を見ると…盆栽などがあるがあって〝和〟を醸し出そうとしているのがわかるが、壁などが機械丸出しのためミスマッチしている。一言でいうと、〝ナンセンス〟だな。

 

「お疲れ様!どーぞどーぞ楽にして」

 

「どうぞ」

 

ヨウカンやリョクチャを出してくれるがそんな気分じゃあないんだな、それが。

 

「あ~。申し訳ないのですが…時空管理局について知りたいのですが……」

 

まずは情報収集だ。自分の眼で観て、考えて、行動するのはきっと正しいからな。

 

 

 

 

リンディ・ハラオウン(艦長)が言ったことを簡単にまとめると、管理局とは、いくつもある次元世界(地球や本部のあるというミッドチルダなど)の治安を守る軍のような組織らしい。なんか名前が気に入らないけどまあ…いいや。

…ほかの次元世界を開拓するのなら、自分の次元世界を開拓しろと思うのは自分だけだろうか。

また、ユーノもこの事態の詳細について言っていたが、前にも聞いた内容なので聞き流していた。

 

「zzz……」

 

「なるほど…あなたが発掘したから〝責任〟を果たそうと。立派ね」

 

「でも無謀だ…って君は何寝てんだ!?」

 

「うがっ」

 

頭叩かなくていいだろ!こちとら朝からハードスケジュールだったんだぞ!?

 

「それに、君たちにも聞きたいことがあるんだ。君のあの『鉄球』や『爪を飛ばす』なんてどーなっているんだ!?」

 

「〝爪〟の方は考えさせてくれ。あなた方を信用していないわけじゃあないが、あれは知られると()()()厄介な代物だからな。それと〝鉄球〟は『国家機密』だ」

 

「『国家機密』?」

 

「いや、言い間違いだった。家庭の問題だ」

 

〝スタンド〟については〝管理局〟に知られるのはヤバい。〝巨大な組織〟ってのはそーいうやつを利用したがるしな。

リンディさんがリョクチャの中に砂糖を入れて飲むが……甘党なのか?

 

「これより、〝ジュエルシード〟の回収については、〝時空管理局〟が全権を持ちます」

 

「つまり、俺たちは元の生活に戻っていいってことだな」

 

しかし、これは相当厄介なことだ。俺たちが〝ジュエルシード〟を集められない…。つまり、元の世界に戻れる可能性が極端に減るってことだ。

そう考えていたら、クロノがとんでもないことを言った。

 

「いや、君はこの〝アースラの独房〟で過ごしてもらう」

 

「なぜだ!?」

 

「僕のこのキズについてなんて説明するんだ?あともう少しでもう1人の方も取り調べできたんだ。妨害行為で逮捕できるんだぞ」

 

「『正当なる防衛』を主張する。()()()()()()()()()()()()()()()。自分の身を守るために攻撃したって問題ないだろ?あと俺の荷物を返せ」

 

ヒューム

 

「失礼します。クロノ執務官。これを」

 

〝アースラ〟のクルーが新たな報告書を持って入る。たぶん俺の荷物についての調査報告書も入っているだろう。調査班はなんも異常がないことに驚いていたでしょうね。

 

「なっ!?光輝・ツェペリ…君は一体何者なんだ!?」

 

「さっき言った通り善良な一般市民だよ」

 

「ならなんで『護衛官』()()が持つことを許されるモノを持っているんだ?!」

 

「持っていること自体が〝答え〟だと思うけどな」

 

なのはやユーノ、それに明久が何を言っているかわからないって顔をしている。

 

「つまりだ。光輝・ツェペリは『政府の役人』なんだ!」

 

「「「え…え~~ッ!?」」」

 

俺を除いた全員が驚いている。俺がどういう人物はどうでもいいことでしょうに。

そんなことより俺はクロノについて驚いている。まだ15歳くらいだろコイツ。なのに『執務官』だって?たぶん『執務官』ってのはそれなりにエライ役職なんだろう。そーいったものの試験は難しいはずだからな……これからは『秀才君』と呼ばせてもらおう。

 

「オ、オホン。それよりもさっきのことだが…民間人に介入してもらうレベルの話じゃあないんだ。簡単なたとえ話をしよう。ここに爆弾があるとしよう。しかもそれは解除するのは難しいものだ。だったら素人にやらせるより、プロにやらせた方がいい。そーいった感じの話なんだ」

 

「まあ、急に言われても気持ちの整理が付かないでしょう。今夜一晩、ゆっくり話し合って、それから改めてお話しましょ」

 

「送っていこう。元のb「ちょっと持ってくれ」…なんだ?君の独房入りはほぼ決定だぞ」

 

え?冗談じゃなかったの?!いや、それよりも(コッチも重要だが)〝スタンド〟について話そう。まだ状況は変えられる。

 

「それについて言いたいことがあるが…まあいい。さっきの〝爪の〟話だ。〝超能力〟って信じるか?」

 

 

 

 

〝スタンド〟について話して約5分。リンディやクロノが驚いている。なのはたちも驚いているが前に話さなかったっけ。

 

「そんな……信じられない………」

 

「でもあるっていう『真実』は変えられないぜ。さっき言ったように『スタンド』にはいろんな種類がある。『能力』もな。どうだ、俺たちを雇ったりしないか?」

 

ここで俺たちを売り出す。そうしなければ〝ジュエルシード〟を集めることができないからな。それに、未知なる力に対応できるヤツらを雇えるのは向こうにとってかなりいいことじゃあないだろうか。お互いにウィンウィンになれるぜ。

 

「でも、民間人を巻き込むなど…」

 

だめなのかなー。でもそれはそちらさんも困るんじゃあないかな。

 

「しかし、私たちが初めて出会う力。それも私たちに見ることができない。それなら、その道の『プロ』に任せるしかないわね。いいかしら?」

 

よっしゃ!契約成立ってやつだな。

 

「喜んで。では契約金、契約期間の話から始めましょうか。ニョホホホ」

 

「…ついてきて。元の場所に帰すから」

 

 

 

 

 

「これを見て!この赤い髪の人。一部一部が恐竜化してる。これが『スタンド能力』なんだね」

 

「そう…らしいけど」

 

高町なのはや吉井明久らを元の場所へ帰した後、僕たちはあの場所で戦闘した者の情報の整理をしていた。

『スタンド使い』についても整理してるけど、光輝・ツェペリの『スタンド能力』についてはわかっていない。本人が言うには、『プラモデルを操る能力』と言っていたが、使えるのか?

そう考えていたら、母さ……もといリンディ艦長がやってきた。

 

「話し合いはどうでした?」

 

「いい感じにまとめられたわ。まさか日本円の現金で前払い金と成功報酬に分けられるとは思わなかったけど。それに〝ジュエルシード〟の特徴も教えてもらえたし、良かったと思うわ」

 

「『特徴』?」

 

「封印しなかったら体内に取り込むことができて、ほかの〝ジュエルシード〟の位置がわかるってことをね」

 

ほかの〝ジュエルシード〟の場所がわかるって?!それはすごい発見だ。その場所を僕たちだけで探索に行けばいいだけじゃあないか。

 

「でも、なんで集めているのかは教えてくれなかったわ。まるで、自分の行動で何かが起きるのかを恐れているようだった」

 

「信用できるのですか?」

 

「『契約は守らなきゃあ信用を失う』って言ってたから大丈夫じゃあないかな」

 

〝ジュエルシード〟の場所がわかったら、光輝・ツェペリに同行して、信用できるか自分の目で確かめてやる。

 

 

TO BE CONTINUED...

 

 

光輝&明久…今回のジュエルシードは没収される。また、『時空管理局』に雇われる。

 

なのは&ユーノ…『時空管理局』に協力を申し込む。

 

アースラ組…なのはたちの協力を受け入れる。また、光輝たちを雇う。

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