明久side
「何がどうなってるの~?」
黒いオオカミを光輝が倒した後、そういいながらフェレットを連れた少女がやってきた。
「どうかしたの?」
と、はてなが尽きないであろう少女に、僕が話しかけたら、
「い、いえ。何でもないです。さようなら~」
と言って、フェレットを抱えて走って行った。僕が不思議そうに少女の走っていった方向を見ていると今度は、
「う、う~ん...あれ?頭を打ったのかなぁ」
「大丈夫デスカ?ベッラ」
…光輝が気絶していた女性を口説いていた。武器を探しながら僕が殺意をもってみていると、
「お世辞がうまいのね坊や。でも大丈夫よ」
「ソウデスカ。デモ、一応病院ニ行ッタ方ガイイデスヨ」
「そうね、ありがとう坊や」
「わんっ、わんっ」
犬が起きたようだ。女性は犬を抱えて帰って行った。……光輝がショボーンとしてるが口説いていた罰だ。ざまぁみろ。
「ジャア明久、訓練ノ前ニイッテオキマスガ、私ニ妙ナ期待ハシナイデクダサイ」
「え?」
どういうことだろうか。
「どういう意味なの?」
「ソノママノ意味デス。……デハチョット待ッテテクダサイ」
そういって光輝は森の中に入って行った。10分ぐらい経ったとき、光輝が入っていた場所から何かが飛んできた。一瞬驚いたけど、自分でも取れるスピードだったからとってみたけど、その時に光輝は森から出てきた。
「どしたの?森の中に入って」
「チョットシタコトデス...デハ、レッスン2ヲ始メマショウ」
「チョット待って!レッスン1は?」
「モウ済マセマシタ」
レッスン1はなんだったのさ…そう思っていると光輝近づいてきて僕の腕をギュッと掴んだ。
「何すんのさ!」
「少シ黙ッテクダサイ...レッスン2ハ『筋肉ニ悟ラレルナ』......デス!」
「?」
「イイデスカ?...タトエバ腕ヲ掴ムコンナ動作......!」
「痛いッ!痛いからッ!」
やめて!腕がもげちゃうから!どんな握力なのさ!?
「腕ヲコウヤッテ強ク掴メバ掴ムホド〝筋肉〟ハコノ力ヲ振リホドコウト理解シテ反応シテクル!」
「でも痛いよッ!ほどいて!」
「肉体ガ本能的二身ヲ守ロウトシテクルノハ筋肉ニ
そういってやっと光輝がほどいてくれた。う~。腕を見ると赤く腫れている。一体どんな力を使ったんだ!?
「鉄球ノ回転ハソレヲ悟ラセナイ!皮膚マデデス……皮膚ヲ支配スルンデス!皮膚マデナラ筋肉ハ異常事態ガ起コッテルト気ズカナイ……試シテミマスカ?」
「うん」
当然だ。そのために光輝のレッスンを受けているのだ。
「ナラ、手ノ中ノ木ノ玉ヲ見テクダサイ。木ノ玉ニハスデニ回転ヲ掛ケテイマス」
「!」
手を開くとそこには木の玉が本当に回転していた。
シュルシュルシュル……ガクン
「!?」
「慌テナイデクダサイ。一時的ナモノデス」
なにしてんのさと言おうとしたところで
「こらー!なにサボッとるんじゃーー!」
と、神崎さんがやってきた。
((忘れてた...))
「………イキナリサボルト思ワレテモ困リマス。掃除ヲ急イデ終ワラセマショウ」
「そ、そうだね」
掃除を急いで終わらせてもやっぱり僕らは説教されるのだった。
...To be continued
あれ?明久side入れる意味がなかったかな?
そして思うんですが、イタリア人はかなりナンパするイメージがある...
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