バカと魔法と奇妙な冒険   作:壊れゆく鉄球

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鉄人「明日から夏休みのためやらないが、宿題はしっかりやるように」

光輝「流石にやりますよ大尉」

鉄人「西村先生と呼べ。{ゴン}あと、次回から数回はイタリア語のテストだ」

光輝「いてぇ!(鉄人もイタリアに行くのか……)」


第八話 明日から夏休み

「ひや~。郊外でまた『爆発跡発見』か。最近怖いねェ」

 

今日は終業式だ。明日の出発に備えて今日のランニングは軽めにして、朝食を食べながら新聞を読んでいる。俺はオッサンか。

 

「そうよねぇ。まだ人のいない場所で起きているからいいけど、もし駅とかで起きたら…ゾッとするわね」

 

「引火性のガスが漏れていたわけでもなく、爆弾があったわけでもない。でも爆発した跡()()が残っている。奇妙なのは爆発の瞬間を誰も見ていないことだと思う」

 

「確かに……」

 

エンポリオの言うことももっともだ。ちょっと町から外れた場所で発見されたが、いくら誰もいないからといって、ここまでの大きさの跡を残すほどの爆発を誰一人として聞いていないのはおかしくないか?

 

「まあ…犯人が狡猾ということで。〝スタンド使い〟じゃあないのなら俺たちもSPW財団も動く必要がないからな」

 

「う~~ん…………」

 

「いつまで悩んでんだよ。もうそろそろ行かないといつもと逆で大遅刻しちまうぞ」

 

「え!?光輝はいつもよりゆっくりし過ぎじゃない?」

 

「自分でもちょっと後悔している」

 

ぎ…逆に考えるんだ。今の時間帯は人が少ないんだと。と、考えるんだ。

 

 

 

 

 

 

「光輝、珍しいな。お前が遅刻しかけるなんて」

 

「本当に珍しいな。遅刻しかけるのが基本の明久がいつも以上に早く学校に来てるなんてな」

 

「なんで僕に矛先が向くの!?」

 

「そこは俺も驚いた」

 

「雄二も答えなくていいから!」

 

学校に来て開口一番にそんなこと言われるなんてな。(雄二に)

 

明久の机を見ると、そこにはいろんなパンフレットが広がっていた。どこかに行く気なのか?

 

「あ、これ?明日から夏休みでしょ?だからみんなと旅行に行こうかなぁっと思ってね」

 

「いつから行くんだ?」

 

「明日か明後日かに」

 

「………」

 

急すぎんだろ!計画とかをもっと煮詰めて来いよ!

 

「あ、事前にみんなには言ってあるからね。光輝は明日から実家に帰るって言ってたから伝えなかったけど」

 

なんか俺が仲間はずれにされている気分だ……。理由はわからなくもないが。

 

パンフレットに目を通すとほとんどが同じ場所だからそれなりに計画していているのだろう。

 

ガラッ

 

「職員会議が長引いたせいでHRが遅れてしまったが始めるぞ。席に就け」

 

 

 

 

結構時間が進んで放課後。

 

学園長殿の長ーい話を聞き流していたらいつの間にか放課後になっていた。明久たちはどこを回るか話し合うから学校だ。で、俺は明日の荷物(プラモはすでに向こうへ運んでいる)をまとめるために帰宅中だ。

 

「光輝君♡」

 

「{サッ}捕まるか!」

 

「ヒドイ!避けるなんて」

 

アリシアが関わるとメンドーなことが起きるから避けるんだ。(拉致とかジョースターとか)

 

「で、何の用だ?」

 

「光輝君と一緒に帰りたいなァって」

 

「明日忙しいんだ。じゃあな」

 

「ちょっと待ってよ!それだけじゃあないんだよ。エリオ君を預かってくれないかな?」

 

「なんでだ?」

 

「ママが急にお仕事の出張とかで家を空けるんだよ。3,4日くらい。私は明日から語学研修に行かなくちゃあいけないから家に誰もいないってことになっちゃうんだ」

 

プレシアは管理局のか、はたまた()()()の仕事か。どっちでもいいんだけどな。

 

「……無理だな。俺も明日から実家に帰らなっくちゃあいけなくてね。それにほかの友人がいるだろーが。そいつらには頼まなかったのか?」

 

「アリサちゃんとすずかちゃんは私と同じ語学研修で、静ちゃんは実家に帰るって言ってたの」

 

確か語学研修はイタリアかカナダのどっちかを行くんだったな。ま、どっちにしろ俺とは会わないだろうけどな。

 

「寮も1週間くらい水道工事とかで明後日から使えないって言ってたな……。親父に電話してみる。静かににしててくれ」

 

「ハァーイ!」

 

アリシアの返事を聞きながら親父に電話を入れる。向こうでは4時くらいだけど起きてる…よね。数秒のコールの後につながる音が聞こえる。よかった、ちゃんと起きていたようだ。

 

「Pronto, Padre?(もしもし、親父ィ?)」

 

《che c'è?(どうした?)》

 

「Io voglio alloggiare un amico in una casa(友人を家に泊めたくて)」

 

《Perché è?Ti avrò dare un chiarimento che "l'assenso" è possibile?(どうしてだ?〝納得〟のできる説明をしてもらおうか)》

 

「Una famiglia non sembra essere nella casa(家族が家にいないらしいんだ)」

 

《……Io lo capii. Ma non mi permette di appendere in una casa(……わかった。だが、家の中をうろちょろさせるなよ)》

 

「Io lo capisco.Vediti(わかってるよ。じゃあ)」

 

たぶんチケットは俺の自腹だよな。充分金はあるが…予約をしとかないとな。

 

「どうだった?」

 

「いいってよ。だが家の中をうろちょろするなだってよ」

 

「エリオ君に伝えとくよ。明日迎えに行くことも伝えといてくれ」

 

「りょーかい!ありがとね!」

 

アリシアが駅に向かってたが……まあいい。俺も準備をしなくては。

 

 

TO BE CONTINUED...

 

 

光輝…エリオの分のチケットを予約後、荷物の整理をする。

 

エリオ…アリシアから話を聞き、申し訳なく思いながら準備を始める。

 

 




今回話が短くて申し訳ありません。次回は長くなると祈っていてください。
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