ほとんど思いつきで書いてます。
駄文ここに極めたり
『食事処メイ』開店
「いやぁ…やっと店が開けれるようになれたわぁ…」
50層の《アルゲード》で新しく店が開く。しかしその店は鍛冶屋でもなければ喫茶店でもない。ましてやボッタクリの雑貨屋でもない。
新しく開かれる店はレストランであった。そんなものこのゲームでは料理スキルを上げればだれでもできると思うかもしれないがそういう訳ではない
大量の食材確保が面倒くさいのだ。さらにそれらを提供してくれるスポンサーも必要だ。故に誰もレストランを開かなかった。
「ホンマに助かりましたよエギルさん。食材提供してくれる契約ありがとうございました。」
「おう、良い金もらえるんだから当たり前だ。」
語りかけたのはレストランの店主になるプレイヤーで『メイ』という。長い銀髪をポニーテールに纏めている。
彼女と話している男はエギル。同じく50層で雑貨屋をしている。
彼が彼女を支援したのは経営仲間が増えるからだ。
「しっかしメイ。こんなに沢山の食材を注文するなんてよ…。メニュー表が分厚くならないか?」
「心配いりませんよ。曜日ごとにメニューは置き換えるつもりなんで。」
「なんでお前はレストランなんてやろうと思ったんだ?」
「それはですね…」
彼女がレストランを開こうと思ったのはこのSAO内における食事に問題があった。とにかく美味くない。美味くない。(大事なことなのでry)
全プレイヤーがこんな食事事情では良くないと思い開くことを決めた。
それに独り身なので出会いが欲しかった。婚活ではない。
「確かにSAO内の食事はあんまり美味くねぇな…」
「でしょ。」
そんなに大層な理由を掲げずこの店『食事処メイ』は開店した。
「では、本格的な活動は明日から始めることにします。それはそれとしてエギルさんには色々と手伝ってもろたんで何か作りますよ。」
「おっ、ありがたい。じゃあボストン風ベイクド・ビーンズで。」
「面白いもん頼みますなぁ。」
すでに一晩水に漬けていた豆を固めに茹でてザルに上げる。茹でている間にベーコンを一口大に切る。
厚手の鍋にベーコンを入れ弱火で炒めて油が出たら玉ねぎも炒める。
火を止め豆を入れ弱火で1時間煮る。SAOはシステム料理なので時間は短縮できる。
最後に塩コショウで味を整えれば完成
「ほい、おまたせっと。ボストン風ベイクド・ビーンズです。」
「この世界に来てこれを食うのは始めてだ!」
そういってエギルは食べ始める。
「いやぁ美味い。リアルが懐かしいなぁ…」
「死ななければいつかは戻れますよ。きっと。私はレベルが低いんでこんなことしかできませんが応援してますよ。」
私のレベルはこの層でギリギリ安全マージンが取れているレベルだ。攻略組になんて程遠い。だからこうして料理を出し娯楽の場を出すことにしたのだ。
「ほい、ご馳走さま。明日から経営頑張れよ!」
「お粗末さま。頑張りますよ。」
こうして『食事処メイ』は始まった。ゆったりと
作り方だけだなぁ…
味の感想書けない…
オリ主とより仲良く出来そうな方
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ロニエ
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ティーゼ