デスゲームのお食事事情   作:lonrium

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初!連日投稿!
最近ずっと2000字超えてます。
少なめの文字数のはずなのに難しい


出前カレー&血盟騎士団

 「というわけなので何卒お願いします。」

 

 「はぁ、わかりました」

 

圏内事件も落ち着き店を通常運転に戻したメイ。今日は珍しい仕事が入った。それは最前線60層迷宮区への出前である。

 

以前に美味しいといいながら食べてたクラディールは仲間のレベリングのモチベーションを上げるために出前を頼んだ。しかしメイはレベルが少し低く最前線では通用しない。なので依頼主でもあり普段から護衛慣れしているクラディールが護衛につく形である。

 

 「で?最近は副団長はどうなんです?」

 

 「最近料理スキルを取り始めて楽しそうです。それと…書類仕事を私に投げることがありました。」

 

 「なんやそれ、面白すぎる。」

 

現在は二人で迷宮区の安全区域に向かっている。時間になるとそこにレベリング中のkobメンバーが集まるからだ。

 

メイとクラディールは仲が良い。モンスターエンカウントが無いならこうして世間話もするくらいには仲が良い。とはいっても内容としてはアスナの話がメインであり、クラディールの愚痴が多い。

 

 「まぁ書類仕事のことは関心できひんからまた副団長さんにメッセージ飛ばしますね。」

 

 「よろしくお願いします。」

 

圏内事件の一件からメイはアスナとフレンド登録をしたのでメッセージが飛ばせる。またメイはアスナとキリトがフレンドになったことも知っている。

 

目的地が間近なところでモンスターの出現があった。

 

 「ソードゴブリン2体ですね。片手と細剣の。お願いします。」

 

 「はい。お任せください。」

 

クラディールは出現したばかりで二人を発見できていないゴブリンに近寄り、3連撃両手剣スキル《スコッピード》を打ち込む。全てがゴブリンに当たり、体力を半分以上削った。そこからはニ対一の混戦だ。

 

メイは出張用キッチンアイテム《屋台》から手放せないため現在は戦闘に参加できない。

 

クラディールは攻撃を両手剣の腹で受けつつ少し苦しい状況であるが、なんとか片手剣ゴブリンを倒した。そこからは簡単だった。この迷宮区において最弱モンスターはソードゴブリンであるから。クラディール一人でも十分に倒せるレベルである。

 

しかしそれは突然だった。時間がある程度経ってしまったため、リザードマンが一体現れた。リザードマンは中々に厄介ではある。

 

 「うげぇ…これはやばいとちゃうか?」

 

 「お願いします!メイさん!」

 

クラディールはリザードマンの攻撃を切り上げ、スキル《テンペスト》を打ち込み、

 

 「スイッチ!」

 

メイが前衛に出て、荷物引きはクラディールになった。

《屋台》は破壊不能オブジェクトではあるがいくつかの条件一つで消えてしまう。その一つは一分以上屋台ゾーンにプレイヤーがいないことである。なのでクラディールが屋台を守り、メイが戦うことになった。

 

 メイは短剣を取り出し、スイッチの瞬間に3連短剣スキル《トライピアース》をリザードマンに打ち込む。

これで2体の体力は共に半分を切った。

 

ここからはゴリ押しだった。《トライピアース》の効果でAGIの落ちたリザードマンは驚異にならず、AGI振りのメイは遅いリザードマンの攻撃を躱しながらゴブリンと戦う。ゴブリンの細剣スキル《リニアー》のスピードとほぼ互角で短剣2連撃スキル《クロスエッジ》を打つ。防御の下がったゴブリンを刺しまくり倒す。リザードマンはまだスピードが戻らないためスキルの乱打で倒す。

 

 「はい、お疲れ様でした。」

 

 「すみません。途中でバトンパスしてしまって…」 

 

 「いや、屋台を守ってくれてありがとうございます。」

 

 二人は安全区域に到着し、メイは調理を始める。屋台内では大量生産ができる料理しかできない。なのでカレーを作り始める。

 

人参、ジャガイモ、玉ねぎ、お肉を切る。

 

肉に塩コショウなどで味をつける。

 

肉を炒め、色がついてきたら玉ねぎを入れ、しっかりと炒める。

 

玉ねぎに色がついたら野菜を入れ、調味料を入れ水分が飛ぶまで更に炒める。

 

熱湯とカレールーを入れ、しっかりと煮込む。

これで完成である。

 

 「クラさーん。できましたよー」

 

 「それではあとは待つだけですね。」

 

そして夕食時になるとレベリングメンバーの6人が安全区域にやってきた。

 

 「こんにちは!《食事処メイ》の店主のメイです。出前の依頼で来ました。」

 

 メイは皿にカレーをよそおい、メンバーに配っていく。

 

 「これは美味しい!」

 

 「今までレベリング中の食事はパンぐらいだったからなぁ。」

 

 「迷宮でこんないいものが食べれるとは…」

 

大好評である。迷宮区にはモンスターがうじゃうじゃしていて安全区域でしか食事ができない。できたとしても持ち込みのものだけである。なのでこんなことは珍しいのである。

 

 「私の名前はゴドフリーだ。メイさん。できれば今後も届けてほしいのだが…」

 

 「出前は色々と難しいですからどうなるかわかりませんよ。」

 

ゴドフリーの誘いをメイは柔らかく受けた。この店は一人でしか経営していないので出前の連続は本店の経営が怪しくなる。

 

 「「「「ごちそうさまでした。」」」」

 

 「はい。どういたしまして。」

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

翌週、再びクラディールは店を訪れた。

 

 「すみません。また出前の依頼よろしいですか?」

 

 「予約はないからいいですよ。次はどこですか?」

 

 「はい。次は中層の迷宮区です。」

 

 「わかりました。」

 

この依頼を受けたことをメイは後々後悔した。そして、ありえないパイプを持つことになった。

 

 

 




いったいどんな繋りでしょうかね〜(ニヤニヤ)
そして初のすごくまとも(なはず)の戦闘シーン

オリ主とより仲良く出来そうな方

  • ロニエ
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