久しぶりすぎて何か雰囲気が変わってる可能性すらあります。そこは暖かい目で許してくださると嬉しいです!
ALOのとある森の中で睨み合いをする種族があった。一つのグループは
ことの発端は数分前。空中を移動していた風妖精の男女二人が火妖精の集団に見つかった。風妖精としては逃げたが、見つかった場所が悪かったらしく逃げようがなかった。
「リーファちゃん!もう追いつかれた!」
リーファと呼ばれた風妖精の少女は後ろを確認し、戦闘をすることを決め、剣を抜く。
「レコン!戦うよ!何人落とせる?」
「二人は絶対に落とすよ!」
「行くよ!」
風妖精の二人は火妖精に飛び込む。リーファは素早い動きで火妖精に突撃し、驚いてた火妖精だが、すぐに反撃を試みる。だがもう一人の風妖精が隠密行動をしていたため、奇襲が決まる。
火妖精一人の急な叫びと消滅に、気を取られていたところをリーファが一人仕留める。
ここからリーファに3人、レコンに2人がつき、火妖精達は応戦していく。それぞれは数の多さに苦戦しながらも対処していく。
リーファの方には、魔法も使うプレイヤーがいたようなので、先にそちらから仕留めると決めた。だが、
「リーファちゃん!後ろ!」
レコンの叫び声で、リーファは後ろを向く。すると目の前には火妖精が剣を構えて今にも斬りかかろうとしていた。
あまりにも急で驚きはしたが、カウンターの要領で相手の胸を刺す。
(まさか!)
そう思い、リーファはレコンの方を向くと、そこには赤い火と緑の火があった。プレイヤーのHPが0になると出現するものだ。つまりレゴンのHPは無くなった。
レコンは宣言通り二人は倒した。だがリーファにとっては生き残って欲しかった気持ちはある。更に翅を見れば、色が失い始めている。飛行制限時間だ。
リーファは舌打ちをし、森の中に降りていく。火妖精達もリーファを追い、森の中へ降りていく。地上に着いた4人は睨み合う。その中火妖精のリーダーと思われる男が前に出た。
「悪いなお嬢ちゃん。こっちも任務なんでね。アイテムと有り金を置いてくれたら殺しはしない。」
だがリーダー以外の火妖精達は殺そうと提案した。一部のプレイヤーにとって女性プレイヤー狩は楽しみの一つのようであり、この提案は気に入らなかったようだ。
「あと1人は道づれにするわ。デスペナが惜しくない人からかかってきなさい。」
元より、リーファはアイテムも所持金もタダで渡すつもりもない。息を大きく吐き、剣を構える。
「頑固なお嬢ちゃんだ。仕方ない。」
火妖精達は武器を構え、空から勢いをつけて攻撃するために浮き上がる。リーファは三方向から囲まれ、火妖精達が突撃しようとした。その瞬間、
ガサガサバキボキ!!
1人のプレイヤーが森の中の一つの木に頭から突っ込んできた。
「助けてくださーい。」
森の中に情けない声が響いた。
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火妖精達に引き抜いてもらっているプレイヤーを見てリーファは再び舌打ちをする。落ちてきたプレイヤーの印象としては至って普通の女性プレイヤーの初心者だった。自分と同じように長い髪をポニーテールにしているのはこの際どうだっていい。
だが、そのプレイヤーの髪色や初期装備の特徴からして火妖精というのは明らかだった。
風妖精領が近いのに、こんなところで他種属のプレイヤーが1人でいるわけがない。少なくとも1人は近くにいるはずだ。4vs1以上の状況になるのは間違いない。これでは道づれすら難しくなってしまう。
初心者プレイヤーはこの場にいる全員の種族を確認できたようであり、自分と種族特徴の一致する火妖精達の方に立った。援護が来てしまう前にどうにかしようとリーファは決めた。
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メイは火妖精達に助けてもらい、4人を見る。外見的特徴から種族を判断すると、同種族が3人もいたので、そちらに立つことにした。
「君は初心者だろ?こんなところで一人で何してたんだ?他に仲間はいないのか?」
3人の中でリーダーっぽい男がメイに問う。
「色々と想定外のことが重なりまして。とりあえず飛行練習してたらここに落ちたって感じです。」
「まぁ俺たちはこの風妖精を倒すところなんだ。どこかで隠れた方がいいぞ。」
メイはその忠告を素直に聞き入れて、その場から少し離れ、襲われたときに対処できるように武器を抜く。再び4人は武器を構え直し、対峙する。だが
「おっわぁ!?」
空からメイと同じようにもう一人落ちてきた。黒髪で黒をベースとした初心者装備。
「着地がミソだなこれは…。それで…」
影妖精はあたりを見渡し、状況を確かめる。元々分かりやすい状況なので、すぐに判断できたようだ。
「4人で女の子1人を囲むのはカッコ悪いな。」
「私を数に入れるのはやめてくれへん?アンタと似たような装備やで。」
この影妖精の発言が気に入らなかったのはメイだけではなかった。カッコ悪いという発言に1人の火妖精が怒っている。
「なん…だと…!?」
遂に怒りが頂点に達したのか、火妖精は影妖精に斬りかかる。だが影妖精はものすごいスピードで、その火妖精を斬り裂いた。そしてその場には赤い火が灯った。
「このっ!」
更にもう一人の火妖精は仲間がやられたことに、そして先程の挑発のこともあり、影妖精に斬りかかる。影妖精は先程のリプレイをするようにもう一人も倒した。
「あんた達もやる?」
影妖精はメイと火妖精のリーダーに聞く。
「いや、遠慮しておくよ。もう少しで魔法スキルが900なんだ。デスペナが惜しい。」
「私もええわ。まだ始めたばっかで勝手がわからんし、武器も手に合わへんからね。」
メイの現在の武器は初期装備の両手剣だ。短剣しかまともに扱える自信がないので、戦えない。
「正直な人だな。そちらのお姉さんは?」
影妖精はリーファに聞く。
「私も遠慮しておく。けど次は負けないからね。」
「いや、そちらのお姉さんともタイマンでやるのは勘弁して欲しいな。ほら、行くぞ新人さん。」
メイは生き残りの火妖精について行き、森の中を歩いて行った。
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風妖精と影妖精から少し離れたところで、火妖精はメイに話しかけた。
「さて、新人さん。まずは自己紹介をしておこうか。俺はカゲムネだ。これから聞きたいことがあるんだけどいいかな?」
「あ、先程は助けて頂いてありがとうございました。メイと言います。このゲームを始めたばかりの初心者です。」
カゲムネはいくつかメイに質問をしていった。何故あんなところで一人で落ちて来たのかを詳しく聞いた。
「実はアカウントを作ってすぐに何かしらのバグが発生したようで……。街を見てたらいきなり森に放り出された感じになってしまいまして。」
今までにそのようなバグなど聞いたことがないのでカゲムネは驚いた。もっと詳しく話をしようとしたが、風妖精領が近い上、初心者と満身創痍の自分だけでは危ないと判断し、火妖精領まで戻ることにした。
「これから火妖精領まで戻るのだが、飛行はできるか?」
「全くできません…」
カゲムネはどうしようかと一瞬悩んだが、すぐに問題は解決した。先程メイが空から落ちてきた時はおそらく随意飛行だったのだろう。コントローラーを使った飛行なら問題はないはずだ。
「じゃあ今から簡単な方法の飛行を教えるからよく見ててくれ。」
カゲムネは左手にコントローラーを取り出し、飛行の説明をする。メイはすぐに理解し、同じようにコントローラーを取り出し、飛行はできるようになった。
「それじゃ、俺についてこい。」
「わかりました。カゲムネさん。」
二人は空を飛び、火妖精領を目指した。飛行中にカゲムネは先程のバグの件を詳しく聞こうとしたが、メイは初心者だったので、詳しい情報は得られなかった。
メイは初めての飛行をとても楽しんだ。
主人公は火妖精になったようです。
オリ主とより仲良く出来そうな方
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ロニエ
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ティーゼ