インフィニット・ストラトス〜Hell Brothers〜 ver Re:   作:アスティオン

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第5話 クラス代表決定戦

影山一夏です。あれから1週間、おれは兄貴と簪と3人でISの特訓をした。簪は日本の代表候補生ということで教えも結構わかりやすかった。

 

そして今日はクラス代表決定戦。

 

対戦表は…

 

 

1試合目 セシリア・オルコットvs影山一夏

2試合目 矢車翔vs織斑冬樹

3試合目 セシリア・オルコットvs織斑冬樹

4試合目 セシリア・オルコットvs矢車翔

5試合目 影山一夏vs織斑冬樹

6試合目 矢車翔vs影山一夏

 

となっていた。てか誰だよ対戦表作ったの…

 

そして俺は1試合目。いきなりかよと思いながらアリーナのピットで自分のIS『天雷』の最終調整を終えた。

 

千冬『影山、準備はいいか?』

 

アリーナの管制室にいる織斑先生から通信が入った。

 

一夏「大丈夫っす。いけます」

 

千冬『そうか。ならカタパルトに向かえ。既にオルコットは出撃している』

 

一夏「了解です。……さぁ行こうぜ天雷」

 

俺はカタパルトに足を入れ、姿勢を低くする。

 

一夏「影山一夏、行きます」

 

するとカタパルトが動き出し、アリーナへと射出される。

 

セシリア「あら、逃げずに来ましたのね」

 

もう既にオルコットがいた。ISに乗ってても腰に手を当てるんだな

 

オルコットのIS『ブルー・ティアーズ』か…

 

厄介なのはあの腰についてるビットって言ってたな。

 

セシリア「最後にチャンスをあげますわ」

 

一夏「は?チャンス?いらねえよそんなもん」

 

セシリア「そうですか…、なら…」

 

ーー敵IS、射撃体勢に移行。

 

セシリア「お別れですわね!」

 

いきなりレーザーライフル《スターライトmk-Ⅲ》を撃ってきた。

 

ていうかこいつの射撃…、素直すぎるだろ。

 

俺は右にかわし、左手にアサルトライフル《雷我》を構えすかさずオルコットを狙い打つ。

 

反撃が来ないと思い込んでいたんだろう。奴は避けることなく、発射した弾は全弾命中した。

 

セシリア「っ!なかなかやりますわね。ですがこれなら!」

 

そう言うとオルコットは腰についてるビットを展開し攻撃に出る。

 

セシリア「さぁ、踊りなさい。わたくし、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でる円舞曲で!」

 

一夏「却下!」

 

円舞曲なんかで踊れるか!つーかこいつのビット操作…、素人だ。

 

こいつはビット操作中は動くことができないしビット以外の射撃もできない。

 

そしてこいつは、俺の反応が一番遠い角度を狙ってくる。

 

これを気付いたのは3発避けただけで気付けた。

 

セシリア「ど、どいうことですの!?全て躱すなんて!?」

 

一夏「だから言ったろ?ハンデなんかいらないって。さて、こっからは俺のターンだ!」

 

俺は《雷我》を構え、オルコットに向かって行く。

 

セシリア「っ!は、速い!?」

 

オルコットは驚いてるけど知ったもんじゃない。俺はオルコットに向けライフルを連射しまくり、弾が切れたときは《雷我》を納め、ビームマシンガン《月光》を展開し撃ちまくる。

 

束さんに教わった高速切替《ラピッドスイッチ》はダテじゃない!

 

オルコットは避けられず全弾命中し、シールドエネルギーは0になった。

 

『試合終了、勝者 影山一夏』

 

セシリア「わ…、わたくしがなぜこのような男に…」

 

一夏「俺がするのはここまでだ。1つ忠告しとくぞ、次はこんなもんじゃないぞ?」

 

そうだよな、オルコットを完膚なきまで叩きのめすのは…

 

一夏「お前に地獄を見せるのは…、兄貴だ」

 

さて、ピットに戻って兄貴の試合見よっと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢車翔だ。相棒の試合が終わり、次は俺の番。

 

対戦相手は相棒の元弟、あの織斑冬樹だ。

 

翔「さて、行くか」

 

俺はIS『獄炎』を起動させ、カタパルトに足を入れた。

 

翔「行くぞ獄炎…。矢車翔、出る…」

 

そして俺はアリーナへ射出された。

 

それから少し遅れて織斑が反対のピットからやってきた。

 

翔「ほう…、それがお前のISか…」

 

織斑「土下座するなら今のうちだよ?勝つのは僕って決まってるんだから」

 

翔「知るかそんなもん」

 

こいつと話すのは面倒だから俺は両手にビームライフル《蓮火》を展開し、試合開始の合図と同時に瞬時加速《イグニッション・ブースト》を使い織斑の懐に入り近距離で《蓮火》を撃つ。

 

織斑「この僕に当てるなんて身の程知らずだね」

 

翔「知るか」

 

織斑の武装を見るとブレード一本だけだ。こいつ勝つ気あるのか…

 

織斑「はあぁぁ!」

 

織斑が突っ込んでくるがひらりとかわす。

 

翔「はぁ…、こんなもんか?」

 

織斑「ふん、出来損ないといるお前なんかにこの僕が負けるわけないんだよ!」

 

そう言った瞬間、織斑のISが光りだし、変化した。

 

翔「ここで一次移行《ファーストシフト》か…」

 

織斑「これが…、本当の白式…!。矢車、これでお前の勝ちはなくなったぞ?」

 

翔「知るか」

 

こいついちいち面倒くさいな。

 

織斑「終わりだぁぁぁ」

 

すると織斑はブレードを振り上げながら突っ込んできた。

 

どうやらブレードもさっきのとは違うようだ。

 

《雪片弐型》織斑先生がモンド・グロッソで使っていた刀の改良版かなんかだな…。ってことは厄介だな。

 

改良版ってことはバリア無効化攻撃も持っているんだろうな。一撃食らえばかなりのシールドエネルギーをもってかれる。

 

だが…

 

翔「俺の相手じゃねえ…」

 

向かってくる織斑に向かって《蓮火》を連射。織斑は避けるものの、避ける場所もわかっていたのでそこにも連射する。全弾命中し織斑のシールドエネルギーはゼロになった。

 

『試合終了、勝者 矢車翔』

 

織斑「ふざけるな、なんで天才の僕がこんな奴に…」

 

自分で天才って言っちゃうんだこいつ…

 

翔「お前は俺に勝てる訳ねえんだよ。今のは俺の2割ぐらいの射撃だ」

 

織斑「な、手加減しただとぉ!?この天才の僕に!」

 

翔「それにな…、お前に…」

 

俺は織斑を見下ろしながら…

 

翔「お前に地獄を見せるのは…、相棒だ」

 

 

 

その後俺はピットに戻り次の織斑とオルコットの試合を見ていた。

 

結果はギリギリでオルコットの勝利。バリア無効化攻撃を食らいながらもよく耐えたものだ。

 

だが…

 

 

翔「これからが本当の地獄だオルコット…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continued

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次回予告

「覚悟はできてるな…」

「お前みたいな出来損ないにこの僕が!」

「弱いんだよ、お前…」

「クラス代表はーー」

 

 

次回『代表決定』

「まぁ、そういうことだ」




どうもアスティオンです
始まりました決定戦

わたくし相変わらずの戦闘描写ド下手です…
誰か教えてくれぃ…


さて次回は…
地獄絵図…?w

お楽しみに〜

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