インフィニット・ストラトス〜Hell Brothers〜 ver Re: 作:アスティオン
影山一夏です。シャルルとラウラの件から3日が経ち、兄貴がいつ戻ってくるのかと考えているとその日の放課後に帰ってきた。
翔「よっ、ただいま」
一夏「兄貴!よかった無事で。それでデュノア社は…?」
翔「ああ、まぁ明日になればわかるだろ」
一夏「え?明日?」
翔「それはそうと俺は織斑先生のとこに行ってくる。報告をしないといけないからな。あと簪のところにもな」
一夏「ああ、簪結構心配してたぞ。すぐ顔見せてあげなよ」
翔「そうだな。じゃあ行ってくる」
そう言って兄貴は職員室に向かった。
でもよかった兄貴が無事で。しかも無傷って…
そして翌日。
『デュノア社、ロゼンダ・デュノア容疑者以下数名拘束!』
このことはどこのテレビ局でもとりあげられていた。
一夏「ビルが…」
シャルル「う、うん…。凄いことに…」
VTRのときに映ったデュノア社なんだが、ビルの形跡が…、と言っていいだろうか。もう完全に崩壊している。
俺の隣にいるシャルルも唖然としているよ。
兄貴…、一体何したらこうなるんだよ…
矢車翔だ。
とりあえず、…ただいまとでも言っておこうか。
ニュースで取り上げられた通り、本妻の悪事を公表して逮捕、アルベール社長、そしてシャルロットも自由の身になった。
ビルの破壊については、本妻が逮捕されたあと社長が壊してくれと言われたので壊した。
シャルロットは今後、後に起業されるZECTフランス支社所属ということになりISのテストパイロットとして迎え入れることになった。
代表候補生は下されるはずだが、束さんがフランス政府を説得(という名の脅迫)をして、代表候補生は続けられることになっている。
とりあえずこの件は一件落着と。
そして俺は久しぶりに教室に行くと…
翔「うぃーっす」
鏡「あっ、矢車くんだ!」
相川「ねえねえ矢車くん。昨日までどこ行ってたの?」
やはり予想通りの質問攻め。俺を見た瞬間にクラスのみんなが一気に俺の元にきた。
翔「え?ああ、本社だよ本社。ちょっと社長さんに呼ばれてな」
相川「へぇ〜、そうなんだ〜」
とりあえず簡単な嘘でこの場をやり過ごした。
その後、先生たちがやってきてHRが始まった。
千冬「さて、諸君も知っての通りもうすぐ学年別トーナメントが実施される。それのことについて説明がある」
そう。先生が言った通りに、今月の下旬に学年別トーナメントが行われる。
基本的に参加は個人の自由で、参加しなくても別に良い。
だがきっとみんな参加するだろう。なぜなら前回中止になったクラス対抗戦の優勝賞品だった『デザート半年フリー券』が復活した。
おそらくこれを狙ってみんな参加するだろう。
千冬「その学年別トーナメントのことだが…
タッグマッチを行うことになった」
え…?
『ええーーーー!?』
これを聞いた瞬間、クラスが騒ぎ出した。
千冬「静かに!これは学園長からの指示でな。去年までは個人戦だったが今年は団体戦、タッグマッチが行われることになった」
翔「マジか…」
まぁ、恐らくはあの時の事だろうな。対抗戦のときに現れたあの黒いIS、そしてワーム。もし今後そのような事態が起きた時を想定としたんだろう。だがISはまだしもワームは俺たちしか倒せない。でもこれがうまくいけば俺たちはワームと戦うのに集中できるかもしれないな。
千冬「参加を希望するものは早いが明日までに職員室に来るように。ではこれより授業を始める」
今日の1限は織斑先生の授業だったわ…。
そして昼休み
「「「「私と組もう!!」」」」
やっぱり来たよ。1年の女子殆どと言っていいだろう、俺たち男子を囲むようにみんなが押し寄せてきた。
一夏「ちょ、ちょっと待てって」
シャルル「みんな落ち着いて」
相棒とシャルルの所にもどんどん集まってくる。
そしてあいつのとこにも…
織斑「みんなごめんね。僕は箒と組むことにしてるから」
篠ノ之「えっ…?わ、私でいいのか…」
どうやら織斑は篠ノ之と組むようだ。というか篠ノ之、なぜ聞き返したんだ?いつもなら『当たり前だな!』って言うだろ…
とにかく…
「ねえねえ矢車くん、私と組もうよ!」
「ダメ!私と組むの!」
とりあえずこいつら何とかしないとな…。
簪「翔…、大丈夫?」
翔「おう簪、まぁ大丈夫だ。タッグマッチの件だけど…
ワリィけど、俺出ないわ」
『ええーーーー!?』
「なんでよー!?」
「そうだそうだー!」
翔「なんでもなにも、ちょっといろいろあるんだよ。だから諦めてくれ」
とうとう諦めがついたのか俺に群がっていた女子たちは絶望したかのような感じで教室を出て行った。
一夏「お、俺もさ。俺も今回は出ないんだ。だからごめんな」
相棒も俺と同じで出ないことにしたようだ。
シャルル「ぼ、僕は…」
おいおいまてまて、シャルルを誰かと組ませるのはマズいだろ。もしこれで女だってばれたら…
「私とだ!」
どっからか声がした。そこにいたのは…
シャルル「ラ、ラウラ…」
ラウラ「みんなすまないな、実は少し先に私と組むことを決めていたのだ」
シャルル「そ、そうなんだ。だからごめんね」
ラウラ…、ナイス!よくやった!
するとやはり女子たちは絶望したかのような顔で出て行った。
シャルル「あ、ありがとうラウラ」
ラウラ「気にするな、私とお前の仲だろう」
簪「それより翔、どうして出ないの?」
翔「ああ、実は…、フランスでかなりやっちまってな…。整備しないといけないからタッグマッチに間に合わないんだ」
簪「そうなんだ、じゃあ私も出ない」
翔「いいのか、簪?」
簪「うん」
一夏「じゃあ俺たちは今回は見学だな」
翔「アホ、もしまたワームが来た時に備えとくんだよ」
一夏「あ、ああ、そうだったな」
ったく、わかっててくれよ相棒。
タッグマッチのペアは以下の通りになった。
凰鈴音&セシリア・オルコット
シャルル・デュノア&ラウラ・ボーデヴィッヒ
織斑冬樹&篠ノ之箒
不参加 矢車翔 影山一夏 更識簪
千冬「ふぅ…、これで全部か」
織斑千冬だ。今年はタッグマッチになったことで私たち教師も仕事が増えてしまった。
真耶に手伝ってもらおうと思ったが副担任に押し付けることは出来ない。
ちょっと外の空気でも吸いに行くか
私は職員室を出て、屋上に上がっていった。
そこには先客がいた。
想「お疲れ様です。織斑先生」
千冬「矢車先生、こんなとこでなにを」
想「ZECTから電話があったのでここで連絡とってたんですよ。ちょうどよかった。この後あなたのところに行こうとしてたんですよ」
千冬「私に?何の用です?」
矢車先生は私に近づいてきて…
想「これを、あなたに」
渡されたのは…
1本の剣だった。
『Standby』
to be continued
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次回予告
「何処いったんだ…」
「や、矢車くん!矢車くん!!」
「いい度胸してるわね…」
「あなたに翔のなにがわかるの!?」
次回『幕間 地獄を見せるとき…』
「お前らか…」
どうもアスティオンですー
ちょっとなんか箒さんの様子がおかしいですね〜
ナンデショウネー(棒読み)
最後は…、もうわかるよね…
さて次回は…
ブチ切れ
お楽しみに〜
追伸、今後しばらく投稿遅れるかもしれません…