インフィニット・ストラトス〜Hell Brothers〜 ver Re:   作:アスティオン

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第17話 VT発動、蠍の毒

 

 

シャルル・デュノアです。ラウラが僕を庇って…

 

シャルル「ラウラ!ラウラァ!」

 

倒れてるラウラの身体を揺するも、眼を覚まさない。

 

そして、ラウラを斬った張本人の織斑くーー、いや織斑は…

 

織斑「ハハッ、僕の勝ちだ…!」

 

なんで…、なんでよ…。降参って言ったじゃないか。

 

シャルル「どうして!?なんでこんな…」

 

織斑「決まってるだろ、僕の勝ちは決まってるんだ!僕が一番なんだ!神に選ばれた僕は最強!どんな手を使ってでも勝つのは当たり前なんだ!」

 

狂ってる…、織斑は狂ってる…。なにが最強だ…。こんなの…

 

シャルル「こんなの…、クズがすることだ!織斑、お前はクズだ!」

 

織斑「なんだと…、ならお前もあいつと同じようにしてやる!」

 

そう言って織斑は雪片弍型を、そして零落白夜を発動。

 

僕に限っては武装も展開していない。それに避ければラウラに当たる…

 

織斑「僕に歯向かうなんて、命知らずな奴だ!くらええええ!」

 

雪片弍型が振り下ろされる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「命知らずは、貴様だ…!」

 

瞬間、僕と織斑の間になにかが割り込んできた。

 

それは…、ビットだった。

 

シャルル「これって…」

 

翔「間一髪、だな…」

 

一夏「大丈夫か、シャルル?」

 

来てくれたのは、翔と一夏だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢車翔だ。とりあえず、なんとか間に合ったな。

 

ラウラがやられたのを見てすぐに俺たちはピットに向かいISを展開して飛び出してきた。

 

そしてすぐに《流星》を織斑とシャルルの間に向かって全機射出、ギリギリのところで止めることができた。

 

織斑「なんだよお前…、邪魔すんなよ」

 

翔「織斑、貴様…」

 

一夏「覚悟…、できてんだろうなぁ…」

 

織斑「覚悟?何言ってんの?それはこっちのセリフなんだけどなぁ。僕は代表候補生を倒したんだ。僕が最強なんだ。天才なんだ!」

 

こいつ…、緩まねえな。そこまでして天才を気取るか。

 

一夏「兄貴…、そろそろコイツ本気でやってもいいよね?」

 

翔「ああ…、俺もいい加減コイツだけは許せねえからな」

 

織斑「ふふっ、さぁ掛かって来なよ」

 

俺たちは睨み合いながら戦闘態勢をとる。

 

そして一歩を踏み出す…、はずだった。

 

「う、うわぁぁぁぁぁ!」

 

一夏「えっ!?」

 

翔「なんだっ!?」

 

俺たちは声がした方を振り向いた。そこにはラウラがISから出てくるドロっとしたものに取り込まれていた。

 

そしてそこにいたのは…

 

翔「なにっ…!?」

 

一夏「あれは…!?」

 

織斑「暮…、桜…!?」

 

かつてモンド・グロッソで優勝した織斑千冬、そしてそのIS《暮桜》を擬似した姿だった。

 

一夏「なんで…」

 

翔「あれはまさか…、VTシステム!?」

 

一夏「ブ、VTシステムって確か…」

 

翔「正式名称『ヴァルキリー・トレース・システム』、過去のモンド・グロッソの部門受賞者の動きをトレースするシステム。だがアラスカ条約で現在どこの国家・組織・企業も、研究・開発・使用すべてが禁止されてる」

 

一夏「まさかそれがラウラのISに積まれてたってこと!?」

 

翔「ああ、まさかドイツ政府はこんなことするなんてな…」

 

織斑「ってことは、僕があれを倒せばいいんだな」

 

ったく、こんなときに邪魔だなコイツは。

 

織斑「千冬姉さんの剣を汚すなんて、許さないよ」

 

一夏「織斑テメェ…」

 

織斑「そこで見ていなよ。最強そして天才の僕があの千冬姉さんモドキを倒す姿をさ」

 

翔「はぁ…、ーーーー相棒」

 

一夏「わかった。ーーーー《伊奘諾》!」

 

相棒は右腕の《伊奘諾》を発動させ、織斑を殴り飛ばした。

 

織斑「ぐはっ!なにをする!?」

 

翔「貴様は邪魔だ。消えろ」

 

俺は相棒が飛ばした方向に先回りし《煉獄》を発動させ織斑を壁に向かって蹴り飛ばした。おおー、泡吹いてんじゃーんw

 

《伊奘諾》に《煉獄》、この2つを食らえば強制解除どころではない。もうあいつのISもボロボロ、再起不能だ。

 

一夏「さて。でも兄貴、使っちゃったけどこれからは…」

 

翔「そうだ。こっからは…、ライダーの戦いだ、変身…!」

 

『HEN-SHIN』

 

『Change Kick-Hopper』

 

一夏「そうこなくっちゃな!変身!』

 

『HEN-SHIN』

 

『Change Punch-Hopper』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

影山一夏です。こっからはライダーの戦いだ。

 

必ずラウラを助ける。

 

翔「いくぞ相棒」

 

一夏「おう」

 

俺たちは暮桜モドキに向って走り出した。

 

一夏「はぁぁぁぁ!」

 

翔「フッ…!」

 

俺はパンチを、兄貴はキックを暮桜モドキに突き出した。

 

けど…

 

暮桜モドキはそれをいとも簡単にかわした。

 

一夏「なにっ!?」

 

翔「速い…!」

 

その後すぐに手に持っている雪片を振りかざす。

 

翔「ぐわぁっ…!」

 

一夏「兄貴!?ぐあっ!」

 

兄貴が斬られた。その後すぐに俺に雪片が振り下ろされた。

 

それにしても速い。やっぱ千冬姉の動きを真似するだけある。剣筋も千冬姉そのものだ。

 

一夏「兄貴…、どうするんだよ…」

 

翔「クソ…、こうなったらクロックアップで動きを封じるしかーーーーー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーーーラウラ!」

 

突然、誰かがラウラを呼ぶ声がした。そこにいたのは…

 

一夏「っ!千冬姉!?」

 

翔「織斑先生、なぜ来た…?」

 

千冬「私はあの時、一夏を助けることができなかった。私はこれ以上誰かを助けられないのはもう嫌なんだ。だから…」

 

翔「あれは…、まさか」

 

『Stand by』

 

千冬姉の元に紫の蠍が現れた。千冬姉の手に持っているのはそれと同じ色をした剣。あれって…

 

千冬「もう誰も失う訳にはいかない。ラウラは私が助ける!変身!」

 

あ、あれはもしかして…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『HEN-SHIN』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏「お、俺たちと同じ…」

 

翔「兄貴…、渡したのか…『サソードゼクター』を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千冬「ブリュンヒ…、いや『仮面ライダーサソード』織斑千冬、参る!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

to be continued

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

次回予告

「いくぞ、ラウラ!」

「俺たちも行くぞ」

「ライダースラッシュ!」

「姉さん、私は…」

 

 

 

次回『戦乙女、出陣』

「私はマスクドライダーの戦いにおいても頂点に立つ女だ!」

 

 




どうもアスティオンです〜

VTが発動して無謀に挑む天才(笑)
そして無様に散る天才(笑)
今後どうなるかな〜

さらに千冬変身!やはり千冬にはサソードゼクターが1番!ということで持たせました〜



さて次回は…
千冬無双


お楽しみに〜
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