東方四番隊   作:ジョン=ドイル

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こんにちは。今回で始めてまともな戦闘描写をするんじゃないでしょうか。銃についてはあまり詳しく無いので、大目に見ていただけると幸いです。
ではどうぞ。


強襲~「死番隊」、見参~

 コンコン、とドアをノックする音が聞こえたとき、「人里の殺人鬼」とあだ名されていたその男は、次は誰を殺そうかと考えていた。彼は数週間前、人間をやめた。弾幕、というものが撃てるようになり、身体能力が上がった。まぐれかも知れないが、博霊の巫女も倒した。彼はそのとき、優越感の固まりであった。しかし、ノック音と共に彼の終末が近づいていることは明らかだったことに、彼は気づいていなかった。彼は、

「誰だ?」

と彼は言った。扉の前に立っていた男は、その名を名乗った。

「加曽利米太朗だ。たまっている借金、払ってもらおうか。」

「借金?正気か?俺は借金なんて持ってねーぞ。」

男は茶化すように言う。米太朗はこう返した。

「そっちこそ正気か?自覚無さすぎなんじゃあないか?おまえ。」

そして米太朗はトンプソンを発砲した。そして、こう続けた。

「初めて殺した命にそれを除く今まで殺した命を利息として乗せたら貴様の命何個あっても足りないが、まけてやった。」

しかし、米太朗は気づいていた。その男は、まだ生きていたのだ。トンプソンの銃弾から受けた傷はもう癒えており、彼は弾幕を撃ってきた。米太朗はそれを難なく避けた。米太朗は遠くに控えていた亜露と英吉にこうハンドシグナルで伝えた。

「計画を停止する。」

 彼は構わずトンプソンを撃ち続けた。しかし、やはりと言うべきか、その男に銃弾が効いた形跡は無かった。相手はどんどん弾幕を撃ってくる。しかし、それに普通の銃弾で対向するだけでは、弾の無駄消費が激しい。あと数秒で弾が切れる、と米太朗が思った矢先、自分のトンプソンから銃弾が出ない感覚を感じた。弾が切れたのだ。

「おお?その銃の弾が切れたと見たね。」

男は米太朗を壁に追い詰めながら言った。

「ハッハー!始めて見る武器を持ってきた時はちょいとばかしびっくりしたが、所詮こんぐらいか!借金取り?殺し屋?笑わせる!俺は人間を超越した!テメーには勝てねえんだよォ!」

男がこう言っている間にも、米太朗は打開の策を考えていた。そして、あることに気がついた。自分のコートのポケットに重みがあったのだ。米太朗はその重みが何で生じるかすぐにわかった。そのポケットには彼の祖父の遺品が入っていたのだ。その遺品は、ドラムマガジンに入った銃弾であった。それも、普通のとは違う。

 元々彼の祖父は少しオカルトな研究もしていたので、孫である米太朗やその友人の亜露や英吉にその産物をあげることもあったのだ。米太朗はそれをポケットから取りだし、トンプソンのマガジンを入れ換えた。そして、米太朗は大声で笑い、こう言い、トンプソンを発砲した。

王手詰み(チェックメイト)。」

 男は、米太朗を罵倒しようとしたが、そんなことができる状態では無くなった。トンプソンの銃弾を受けたと思われる傷から、男の体が溶け出したのだ。

「何ィィィィィ!?」

男の体は肉が焼けるような音を立てながらみるみる溶けていく。米太朗は隙を見つけ、亜露と英吉に信号を送った。無論、彼が撃った銃弾は亜露たちにも配給されていたので、「マガジンを(我が祖父のに)交換した後で計画通りに」と言うふうに伝えた。

 その数秒後、窓の木の格子を落として、亜露が浸入し、彼女のAK-47(もちろん例の弾を装填した)の銃撃を浴びせた。男はうめき声をあげながらどんどん溶けていく。そこに、英吉の狙撃が入り、男は息絶えた。米太朗は男の残骸に向かって、こう言った。

「イギリスのカンタベリー大聖堂の石材をちょいと混ぜた純銀弾頭弾。じいちゃんいわく、これを食らって平気な化物(フリークス)なんざいない、とさ。」

男の残骸は跡形も無く消滅した。米太朗たちは、その家から出ていった。




最後らへんまんまHELLSINGでしたね。(^-^;
ではまた。
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