俺の相棒はお前かよ
#コンパス 【戦闘摂理解析システム】
ヒーローを使って戦闘をするスマホゲームだ。
数種類しかいないヒーローと、多種多様なカードを駆使して戦略を練り戦うゲーム。
オーケー、大丈夫。俺はまだ大丈夫だ。
んで?今のこの状態はなんだ?
「なんだここ!?」
「辺りが全部白いぞ!!」
「俺…さっきまで部屋にいたよな…?」
……お分かりいただけただろうか?なぜかは分からないが、俺たちはこの訳の分からないところに連れてこられたのである。
え?コンパスとなんの関係があるって?
あぁ、説明してなかったな。俺は、少なくとも俺はコンパスのサーバーメンテナンスの時間までTLで話をしていて、時間になった途端にここに来ていた。
つまりはそういうことだ。
恐らくここは
「ここは「#コンパス 【戦闘摂理解析システム】」の中なのか!?」
おい、誰か知らんが俺の台詞取るな。
…そう、恐らくそうなんだ。
しかし、ここにはヒーローがいないし今のところカードも無い。どうしろっていうんだおい、ゲーマス出てこい。
『やぁ、諸君、お揃いかな?』
「誰だお前!?どこから話してやがる!?」
『私はここのGMだ。』
………おいでなすったよ。タイミング良すぎな。どこかのヘタクソな二次小説かよ?
………画面の前で誰かが謝る声がした気がする…
『君たちにはこれからここで私の研究に付き合ってもらうよ。【人はなぜ戦うのか】という私の命題について、ね。』
「ふざけんなよ!!なんで俺達がそんなことをしなきゃならない!!」
「そうだ!!俺達がやる必要なんざねぇだろ!!」
「ヒーローもカードもねぇんだ!!殴りあえってか!?」
「俺のジャンヌはどこだ!!」
おい、最後明らかにおかしい奴いたぞ、おい、大丈夫かこいつら…
『君達はサーバーメンテナンスギリギリまでコンパス内に居座っていた。ならば暇なんだろう?どのみちログアウトは出来ない。君達が現実世界でコンパスを止める時はタスキル(タスクキル、アプリを停止することを指す)をするだろう?ログアウトなんて機能、初めから存在しないのだよ。』
…あーあ、よくある小説みたいになってきたよ。SA〇とか□グホライズンかよ?
…ん?伏字が仕事してない?はっはっはっ、気にするな。
『まぁ、とはいえ私も君たちに殴りあえというつもりは無い。君たちにプレゼントをあげよう。』
なるほど、分かった。オーケー。カードとヒーローくれるんだな。俺らが現実世界で持ってたやつを。
『ああ、その通りだ。』
おい、しれっと心読むな。
『気にするな。と、いうわけで、君たちにはアプリ内で持っていたカードと使用率1位のキャラを与えよう。』
…え?
マズい。それは明らかにマズい。
だって俺の一位は
『おっと、例外はないし変更もできないぞ?ヒーローとは話せる、しかし、信頼関係を築かないと言うことを聞いてくれなかったりする。カードは君たちの意思で発動する。コラボキャラは含まれない。以上が基本的なルールだ。まぁ、頑張ってくれ。』
そう言って男は消えた。
そして辺り一面にヒーローが現れた。
…マルコスが多いな…あとはリリカか。クソリア充が。
「ホントにヒーローだ…」
『当たり前だ。我をなんだと思っている。』
「マルコス、これからよろしく。」
『ん?う〜ん、起きてるよ〜おきてむぁ〜すムニャムニャ』
「\( ‘ω’)/ウオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッッッッッッッッッッッッッッ!!俺のジャンヌゥウウウウウウゥ!!」
『へっ!?あ、あの…よ、よろしくお願いします…』
みんななんか楽しそうだな…
俺?俺は…
『これから宜しくね、お兄ちゃん。』
その一言で場が凍りついた。
「え?アレもしかしてロ…」
「コクリコが1位って…もしかしてロ……コンコンッ!!ゲッホゲホゲホ!!」
「ロリ…コクリコが1位ってもしかして彼……コン。」
オワタ\(^o^)/
何がって社会的に…
いや、結構初期から使ってたキャラだし、大型上方修正来てからはエンジョイ期間で結構使ってたし…ただそれだけ。
「おい、アイツやべぇぞ…コン。」
「ロリ…ああ、俺にも分かるぞ。アイツ…ホンモノだ。」
「ロリコ…ゲッホゲホゲホ!!ゴホゴホ!!」
やめろ!!言うならはっきり言えよ!!
「「「「「ロリコン」」」」」
( °ω°):∵グハァ!!
俺氏のライフに5億のダメージ!!
俺氏は(社会的に)死んだ\(^o^)/
『よろしくね。お兄ちゃん♪』
「う、うん、よろしく。」
ほうほうの体でそれだけ辛うじていう。
「おい、アイツホンモノだぞ…」
「興奮しててセリフがタジタジだったぞ…」
「ジャンヌちゃんかわええ…」
NO!!違う!!俺は至ってノーマルだっ!!
「「「「「ロリコンの王、ここに爆誕!!」」」」」
お前ら表に出ろぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!