「波羅ァァァァァァ!!お・ま・え・は!!なんであそこで突っ込んだんだよ!?」
俺は帰ってからすぐにキレた。
「いや〜…ははは…すみません……」
「ごめんで済めば警官ボイドはいらねぇんだよ!!」
「ここまで怒るとは私は思ってなかったねぇ…」
『気にするな楼閣、誰にも止められなかったんだ…むしろ俺のHSを使ってめぐめぐがキルされなかっただけマシだろう。お前は正しかった。うん、正しかったんだ…』
ジャスティスが諦めた。ひでぇ、唯一の常識人に裏切られたら俺はどうすりゃいいんだよ…
「ロード君、諦めなよ…波羅ちゃんはこういう子なんだよ。」
諦めてたまるか。俺は波羅君に【常識】ってやつを教えてやる。
「おい波羅…?」
「は、はい!なんでしょう?」
「タイマンカスタムやるぞ…?」
決めた。タイマンカスタムでボコる。そして何がなんでも回復積ませる。
「は、はい!!よろしくお願いします!」
俺の意思を知ってか知らずかわからんが、お前だいぶ余裕なのな?
『分からないからとりあえず挨拶してるんじゃないかァ?』
よし、分かった。よく分からんことがよく分かった。
「じゃあ僕らは観戦させてもらうよ。ね?ジャスくん?」
『あぁ、俺たちはそうさせてもらう。』
「おい波羅?行くぞ?」
ってな理由で俺がカスタムを立てて、カスタムバトルが始まった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
場所は【光と影のライブステージ】
理由は…試合開始からすぐにぶつかりあえるから。
ちなみに今回は敵のヒーローの主の声も聞こえるようにしている。
《バトルの始まりです》
『僕が支配してやろう!!』『キレーなものは壊したくなるよね♪』
《キーを獲得しました》《キーを奪われてやんのやーいやーい》
もちろん初めは俺はA、波羅はEをとった。
『さぁ、愛の種を撒こう』
まずはポータルキーを広げてから俺は行こうと思う。
キーの差だけで負けとか悲しすぎるからな。
『腸をブチまけろ!!』「汚物は消毒だあぁああああああ!!」
いきなり【提灯】と【秘めたる】を使ってフルスロットルな波羅。
しかし…
「どうしたァ!?ポータルキーに当たってばっかりで俺たちに当たってねぇよ!!アタマ大丈夫か!?“ピー”と“ピー”するだけしか能がない“ピーーーー”野郎どもがァ!!」
波羅にかなり気が立っていた俺は迷わずハー〇マン軍曹もかくやという程の罵倒を繰り広げる。
ちょっとセナも引いてた。
「うわぁ…」
『いくら何でもアレはないだろう…アレは…』
楼閣とジャスティスも引いてた。ひでぇ。
「チッ!めぐめぐ!近づくぞ!!」
『OKハービィ!』
そう言いながら波羅とめぐめぐは角度を変えたりするがこちらもクルクルとポータルキーの周りを回りまくって1ダメージも食らっていない。
「クソっ!!めぐめぐ!ゼロ距離で行くぞ!!」
『うん!』
そうして痺れを切らして近づいてきたところに“ドパンッ!”【ドラゴン花火】が炸裂。
え?ちゃんと仕掛けてたよ?よく見ろ。
めぐめぐが飛ばされた先を視認しつつ
「セナ、あと2.25秒…行けっ!!」
『どけェ!!』
《……え?あぁはいはい、敵を倒しましたぁ〜》
1キル完了。
おい機械音声、お前のアナウンス相変わらずひどいな。波羅のとこのも酷かったけど、お前もよっぽどだわ…
《?…弟がどうかしましたか?》
『僕が支配してやろう!!』
え?アレお前の弟なの?道理で口が悪いわけだ。
『それそれそれそれぇ!!』
「蛆虫共がァ!!」
「えっと…ロード君?それめぐめぐのHA躱しながらする会話じゃないよね?…波羅ちゃんに向ける表情が蝿を見る時のそれなのは気のせいだよねぇ!?」
俺は楼閣の方をちらっと見て…波羅を見た。
「ぇぇぇえええ!?無視いイイいいぃぃぃい!?」
『楼閣…お前はっ……お前は悪くないぞ…!』
ジャスティスが涙を零した。ひでぇ、俺はそこまで末期じゃないぞ。
「めぐめぐ!やっぱ近づくぞ!」
『ハービィ!でもさっきはダメだったよ!?』
「アレはポータル取った後にあらかじめ仕掛けておいたやつだ!今回は躱すのに必死で置けてねぇだろ!攻めるぞ!!」
『なるほど!さすがハービィだね!』
波羅がなんか鋭い。
そうさそうですそうですとも。俺は【ドラ花】今回置いていません。
「待てやあぁああああああ!!」
『バッチーのはショードクしなきゃね!!』
相変わらずポータルに隠れている俺たち。
でも奴らこっち来たな…これ本気でどうしよ?
『心にもないことを言ってるなァ?』
あ、バレた?
今回は【ドラ花】がなかったことを確認して笑みを浮かべる。普段の波羅からすれば信じられないほど邪悪な笑み。
試合中に向けられたら怯むよなぁ…あ、普通は見えないんだっけ?
とりあえず【オルレン】
『近寄るなぁ!!どけぇ!!』
はい、俺は言ったね?〔置いていません〕と。〔置いていない〕は〔置けなかった〕こととは全く別なのだよ。
「死ぬしか能のない“ピー”はさっさとお家(リス地)に帰ってなこの“ピーーーーーーーー”がァ!!」
《敵を虐さ…滅さ…ぶち殺…倒しました》
おい機械音声、俺は暴君かなにかか?おいこら?
『言葉遣いが酷くないかァ?普段からそれだとコクリコちゃんに悪影響が…』
普段からはしねぇよ…?今回は煽るだけが目的だからな?その為だけだからな?だからな!?
「私は普段からじゃないと思うな〜?」
『俺もそう思うな。』
お前らもかい…ちょっとひどく…
『僕が支配してやろう!!』
はい、3つ目ですね。うちのセナはほんとに仕事人なんだから。
俺を無視して取るとはいい度胸だなぁおい。
「ぜってぇぶっ殺おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおす!!」
「かかってこいやこの“ピーーーー”野郎どもが!!お前ら戦う気あんのかゴラァ!?うざってぇなら俺を殺してから言ってみろ“ピーーーーーーーーーーー”!!!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
え?その後?1デスもせずに4キルして全制圧して終えてやりましたよ。
「これで分かったろ波羅?回復はしねぇとすぐ死ぬだろ?分かったら返事しろ!」
「Sir!!YES,Sir!!」
ただし、ハート〇ン軍曹よろしく訓練したため変な呼び名が定着していた。
「お前は俺の部下かよ!!ちげえだろ?な?な?」
「Sir!!NO,Sir!!」
「だろ?だからその呼び方やめろ。」
「…違うってことに肯定してるってロード君は思ってるけど、実際は付加疑問文になってるから波羅ちゃんは部下だって言ってるんだよね?ジャス君?」
『あぁ、そうだな…けど、そっとしといてやれよ、楼閣?ロードは気づいてないぞ?』
「そこぉ!!俺に聞こえないようにごにょごにょ言うな!!なんて言ってるか分からんだろうが!!」
そうして俺に変な呼び名が付いて(波羅限定)カスタムは終わった。
波羅ちゃんのバーサーカーっぷりを全く書けていない私がいた…
作者の想像では【世紀末ヒャッハー】くらいのテンションです。
次回、ようやくギルド創設とガチャ回にしようと思ってます。
え?ロリコンの王の煽り?ありましたっけそんなの?
ではでは、今回はこの辺で筆を置かせていただきます。