獅子と歩む邪龍   作:祀綺

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少し説明していましたが、オリ主の姿が分かりずらいと言われたので、ここで改めてしっかり説明します。

『名』・ヴァン
『性』・男
『姿』・BLEACH主人公の黒崎一護の、最後の月牙天衝の時の黒髪の時の姿の方が成長した姿に似ているが、似ていると言っても(長いので黒髪天衝に略)黒髪天衝の方の黒崎一護が『性転換』した姿の方に似てる為、服装次第で男にも女にも見える。
となるとオリ主は、女に見えたらクールビューティ、男に見えたらイケメンと容姿に優れている。(かなり羨ましい…………チッ!!)

分かりずらい説明ですいませんでした。第1話の方の説明も変えときます!

長くてすいません!
それじゃあ第18話どうぞ!



第18話 その速さ──

「見えて来たな」

 

緊急の救援依頼を受けたオネストが、俺に命令し名簿を見た俺は即北西に位置する国外のプトラの地に向かった。他人だったらしっかり支度してから焦らず向かうのだが、潜入した暗殺部隊と救援に向かった暗殺部隊の名前が書いてある名簿に、『クロメ』『アカメ』と書いてあった為、帝国が所有していた特級危険種のライドファルコン(鳥型の危険種で特級の中でも躾易く名前の通り乗っての移動が出来る)に乗ってエスデスとの合流地点に移動していた。

 

「ここか……合流地点は」

 

プトラの地の手前、合流地点である帝国との国境付近に着いた俺は、ライドファルコンから降り、近くの岩に座りエスデスの合流を待った。岩に座り数分経つと遠方に砂煙が見えた。

 

「…………来たな」

 

砂煙が上がっている方を見ると、馬に乗ったエスデスが此方に向かっているのが分かった。エスデスは、近くまで来ると馬から降り此方に歩いてきた。

 

「私の方が早いと思ったのだがな……ヴァン久しぶりだな」

 

「あぁ…………所でお前一人か?エスデス」

 

エスデスの周りには誰も居ないのだ。いつもなら三獣士の奴らが付いている筈だが今回は居ない様だ。

 

「あいつらは、戦場に残してきた。ダイダラは此方に来たがっていたがな………流石に三獣士まで居なくなれば、軍の士気が下がるからな。それに、プトラの墓守の秘術は興味深い……私を楽しませる強者が居るかもしれん」

 

「相変わらずの戦闘狂か」

 

(此奴は、幾ら経っても変わらない……まぁ前程では無いが俺に挑むのも減ったから何かは変わったのかもしれないが…………)

 

「そう言うお前も変わらず、私を楽しませてくれそうだな?」

 

(あぁやはり…………この胸の高鳴り……ヴァン、私はお前に恋をしている。私はお前が欲しい、私の物にしたい…………ふふっあぁ……いずれお前に勝ち屈服させるのが楽しみだ…………)

 

「…………それより行くぞ、時間が無い」

 

「あぁ分かった」

 

俺とエスデスは、直ぐに馬に乗り暗殺部隊の拠点がある場所に、移動を始めた。(馬はエスデスが、もう一頭連れてきていた)馬に乗り移動を開始して、人目につかない様に移動し当然人目につかない場所にある拠点に一時間程で着いた。

拠点に着いた俺とエスデスは、司令官が居るだろうテントに向かったらテントの前でハゲ頭が立って居た。

 

「!!…………まさか、貴方々お二人が援軍に来ていただけるとは…………恐れ入ります。私は暗殺部隊の司令官を務めている、ビルと申します」

 

(上も凄まじい援軍を寄越して来てくれたものだ…………まさか、帝国二強の『戦闘狂』と『殲神』とは墓守は終わったな。上もこの地の財宝や帝具がどうしても欲しいらしい)

 

「俺達の説明は不要だな。早速作戦について話せ、時間が惜しい」

 

「はい。最初は私の暗殺チームが向かったのですが墓守の秘術に多くの者が殺られ、まだ数名が中に残っていると思われます。先程、応援に駆けつけた他の暗殺チームが救助、任務の継続を(おこ)なう為潜入しています。外では、別働隊が陽動を行なっていますが効果は薄く、中に多くの敵が居るのが確認出来ます」

 

「分かった………………地図を見せろ」

 

「此方です」

 

(外には、陽動部隊…………中に行った部隊は二つ……最初が多分クロメの居るBチーム、後からが多分アカメが居るAチームと言った所か……入口は一つで中から、地下と頂上に向かうルートが多数……多分チームは、全員地下に向かったな……となると上から多く敵が入口付近に来ているだろうから…………」

 

「エスデス……お前は、秘術に興味があったな」

 

「あぁそうだ」

 

エスデスに敵の相手をさせて、その間に俺が地下に行く。そうすれば、早く済む。

 

「お前は入口から堂々と行って敵を葬れ、多くの敵が集まっている筈だ。その間に俺が地下に行って暗殺チームを救助してくる」

 

「分かった……だが敵が私を楽しませてくれなかったら、どうするヴァン?その時は、相手をしてくれるか?」

 

「その時は、早く部下の所に帰るんだな」

 

「連れないな……お前は。さて、始めようか」

 

早く妹達の所へ向かう、兎に角出し惜しみは無しだ。前に立つなら容赦なく()()()

 

「早く済ませたい。本気で行く」

 

俺は腰のバックパックから仮面を取り出し顔に付け、『《歪曲迷彩》マテリアル』を身に纏い準備を完了させた。

 

「ん?何だヴァンその仮面は?」

 

「五月蝿イ、気ニスルナ。行クゾ」

 

「まぁ良いか。さぁ私を楽しませろ!」

 

今まさに、エスデス(悪魔)ヴァン()の帝国二強が陵墓に入った。

 

───────────────────────

 

「おい!敵の場所はまだ見つからないのか!!」

 

「分かってる!やってるけど見つから『パシュッ』な………」

 

「何処だ!?何処から撃っているんだ!?」

 

「何だよ!!クソが!!」

 

『パシュッ』『パシュッ』『パシュッ』

 

空気が抜ける様な音と共に、墓守の四人が頭を撃たれ絶命した。それと同時に、空間が歪みそこからヴァンが長い銃を持って姿を現した。

 

「弱イナ…………コノ程度カ………待ッテロアカメ、クロメ」

 

そう言うとヴァンは、またその場から歪む様に消えた。

 

ヴァンの持っていた銃は、この世に一つしか無い特注品である。帝都に居る帝具使いの科学者(変態オカマ)に、ヴァンが討伐した超級危険種の素材を渡し造らせた物だ。

 

 

名前を『高機能型消音狙撃銃(サイレント・アサシン)』と言う。

 

 

ヴァンが使用していた高い消音機能を持った狙撃銃を元に再設計、再構築をしたスナイパーライフルである。幾つかのギミックがあり、使用する弾丸の変更、収納の為の変形、銃種の変更、整備の簡略化、超級の素材で出来た為、凄まじい強度と凄まじい性能を持つ。

弾丸は口径の変更や痺れ矢と幅広く、ギミックを使うと銃身がスナイパーからアサルトへと変形する為、超遠、遠、中と幅広くカバーが可能になった。

 

変態曰く

 

「そんなつもりじゃなかったけど、素材が素材だから徹夜で何日も没頭してしまったわ!とてもスタイリッシュに出来上がったと思うの!特にこの変形のギミックとか超スタイリッシュ!!!将軍も気に入ると思うわ!!!!ついでに整備もしやすくしたわ!これで将軍も私が居なくても整備が可能よ!!素晴らしい素材に、スタイリッシュな私………最高、最強の組み合わせよ!!………私はなんてスタイリッシュなの!!!!!!」

 

と言う様に形は、原型から多少変わったが性能が上がり応用が増えた為、ヴァン本人は何とも思ってない。

 

そして、何故探知系の動物に変身出来る墓守が居てもヴァンの場所が分からず全滅したのか、それは相性の問題だった。

探知系がコウモリの様なエコーロケーションだった為、跳弾により射撃場所と違う方向から来る弾丸により、ヴァンの場所を正確に捕えれなかったのだ。獣などの動物だったら匂いで探す為、多少変わったかも知れないが、その対策までしていたヴァンにより全滅は変わらなかっただろう。エスデスが既に飽きて戦場に戻り始めた頃

 

「多少入リ組ンデイテモ、予測ガツクノガ幸イダナ。エスデスノオ陰デ敵ガ引キ付ケラレ少ナイノモ良イ…………ッ!!見ツケタ」

 

ヴァンが陵墓を進むと、広い広間の様な所の天井付近の横の通路に出た。そこからは、向こう側で自分が居る通路に似た通路でクロメと数人が墓守と戦い、下の広間でアカメと思しき少女とメガネの男が共闘し、一際気配の違う存在……恐らく墓守の長と戦っていた。ヴァンは、仮面越しにスコープを覗き狙い躊躇わず撃った。

 

「マズハ小手調ベダ」

 

『パシュッ』

 

弾丸は空気を裂き墓守の長の頭へと行ったが、既の所で躱され逆に岩を投げつけて来た。それを、避ける為にヴァンは素早く下の広間に飛び降りたと同時に姿を現した。

 

「マサカ気ヅイテイタトハ……オドロイタ」

 

「やはり新手か、ふんっこの我を甘く見んほうがいいぞ。しっかり匂いで気づいとったわ!」

 

「!?誰だ………どうするアカメ」

 

「今は様子を見る、父さんの言ってた援軍かもしれない」

 

あぁアカメで合っていた様だ。良かった間違えていたら不味いからな。それにだいぶ怪我が多い、早く済ませ手当てをしないといけない。クロメは、まだ大丈夫そうだ。俺は、仮面を外し心を切り替えた。

 

「お前が墓守の長か」

 

「おうそうじゃ。我がこのプトラの王の墓を守護する墓守達の長じゃ」

 

「なら貴様を消せば、終わりだな。直ぐに終わらす」

 

「もう勝った気になっておるのか?そう簡単に行くかのう!!!」

 

墓守の長は、ヴァンに向かって駆け出し更に口から大量の炎を吐き出してきた。

 

「丸焦げにしちゃる!!!」

 

「ふっ!」

 

『パシュッ』

 

吐き出された炎を横に飛び避けると同時に、長に向かい弾丸を撃ったが、長は簡単に弾丸を右斜め前に体を傾ける事で避けた。

 

「こんな玉っころが、効くと思っちょるのか!この一撃でお主は、仕舞いじゃ!!!」

 

「…………」

 

墓守の長は更に加速して近ずき、腕を上げヴァンに攻撃を仕掛けようとしていた。それなのに、ヴァンは銃を背中に仕舞い刀を出し、一歩も動かずそれ所か左腰に刀を差げ、柄を握って立ったまま目を閉じた。

 

「さっきの威勢は、どうしたんじゃ?諦めたのかのう!!!」

 

「……………………」

 

墓守の長は、既に目の前に来ていて腕を振り下げ始めているのにヴァンは、目を閉じたままで動こうとしない。

 

「はぁっ!!!」

 

(ふんっやはり威勢だけの奴じゃったけえのう。早く花嫁の所へ行かなくては行かんというのに…………)

 

「っ!?危ない!!」

 

「………………」

 

後数秒いや一秒も経たずにして長の攻撃は、ヴァンの首を飛ばすだろう。しかしヴァンは、冷静であった。刀の柄を握ったまま動かず()()()()()()()()()そう思う程に…………

 

 

 

 

 

帝国より遥か東の未開の地………絶海に囲まれた 島国『神和(じんわ)』………刀型の帝具などを造り上げた刀鍛冶達の故郷がある。そんな、島国に存在する数ある剣術の中の、ある剣術にこんな言葉があったと言う。

 

 

『一の太刀を疑わず』、『二の太刀要らず』

 

 

言葉の通り敵を最初の一撃で仕留める為の考えである。その中でも特にある流派は『先手必勝』『一撃必殺』の考えが強かったらしい。そして、その流派の中で特に他を凌ぐ速さの域まで至った物は、空に奔る稲妻に喩えられ

 

 

 

『雲耀』

 

 

 

と言われた。その速さ──────────

 

 

ズビャァァァアア!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────実に0.00005秒である。

 

────『一瞬三斬』────

 

「…………雲耀『瞬光』」

 

「ガハッ!?……全……く…………見……んかっ………………」

 

気づいた時には、刀はヴァンの上に既に切り上げた状態であり、長はヴァンが繰り出したほぼ同時に繰り出された三連撃によって切り裂かれていた。

今周りに居た者は勿論、この場に居ないエスデスですら、このスピードを捕えれるかは至難である。

何故なら雲耀の速さの域は、稲妻と喩えられる程なのだ、人の目で見える筈も無い。それ故にもう一つの名は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『不可視の魔剣』

 




読んで頂きありがとうございます!
文章どのくらいの長さが良いですかね?もっと長く?短く?何かありましたら、コメントで言って下さい。

プトラ編即終了です。そんな長く書くつもりは、以外と大事な所だけど無かった所です。着々と原作に近ずいてます!さぁ不定期更新だけど、頑張るぞー!!おーー!!!


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