獅子と歩む邪龍   作:祀綺

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皆言いたい事あるよね…………分かってる、分かってるんだ。最初から己のした罪深い事くらい。
だけど聞いてくれ!これには深い訳がふっ!?!

「久しぶりだな。忘れているかもしれないがヴァンだ。此奴の事は任せておけ

第21話開始だ」



第21話 暗殺結社

此処は何処だ。

 

俺はエスデスとの戦闘で、『鎧形・妖狐』の使用により気を失ったはず…………

俺は直ぐに、周りを見渡し状況を探った。服や帝具は壁に掛けられている。身体の傷は治療がされている。匂いから塩の香りがする事からして此処は海の近くの建物といった所か。

 

「あら、起きたの?帝国の将軍さん、それとも殲神と呼んだ方がいいかしら?」

 

「!……誰だ」

 

扉の前に女が一人居た。

黒寄りの濃い紫の髪が腰まであり、紫を主に使った服なのか下着なのか分からない服装に、傘を持っている。この女、確実に強い。声を掛けられるまで気配も音もしなかった。身体もかなり鍛えられている、無駄な所が1つも無い。

 

「私の名前はメラルド・オールベルグ……そして、此処は私達のアジト、下手な事はしない事ね」

 

「オールベルグ……まさか暗殺結社に拾われるとはな」

 

オールベルグ……歴史に残る暗殺事件の半数以上に関わっていたと言われる程の存在。この女がオールベルグを名乗ったという事は、此奴が頭領と言うことか。

 

「私は拾ってないわ。私の大切な子が貴方を拾ったのよ、おいでチェルシー、起きたみたいよ」

 

「は、はぁ〜い。失礼しま〜す」

 

そう言って、薄い赤色のロングヘアーの女が入って来た。服装は何故かメイド服。服のせいで体格は分かりずらいが、そんなに鍛えている訳では無さそうだ。

 

「あとお願いね。私は男に興味無いし他にする事あるから。……チェルシーに何かしたら許さないわよ?」

 

オールベルグは、男嫌いの女好きだと分かる発言をして出ていった。取り敢えず、このチェルシーと言う女から殺気を感じない為、俺は装備品を回収し出ていく準備をした。

 

「あの!私を無視しないで貰えるかな!」

 

「お前からは殺気を感じない、何もする気が無いのだろう?」

 

「そうだけど……てか、貴方を拾ったの私なんだけど」

 

俺は、準備を整えベッドに腰掛けた。意識が途切れる時、確かに女が2人居た。

 

「そうか……治療もお前がしたのか?済まなかったな」

 

俺は、軽く謝罪し早く出ていこうとした。此処は暗殺結社のアジト何があるか分からないのだ。早急に出て行くに限る。

 

「ちょっと!それだけ?あ〜もうときめいたのが馬鹿見たい……あぁそれと……ついて来て、連れてくるように言われてるから。……()()()()()()()()()()()()()()()()

 

一瞬だった。

 

このチェルシーと言う女から凄まじい殺気を感じた。

体格や雰囲気から想像出来ない程の殺気。この女もオールベルグという事なのか。それに、治療されているとはいえ、まだ完治していないだろう。下手に動いて殺されるよりはマシか。

 

「分かった」

 

「じゃ、ついてきて」

 

それから、移動する中チェルシーと僅かながら会話をした。その殆どか愚痴等だったが……

 

「本当に此処の人は、変人だらけ。女なのに女好きで……」

 

「普段やる事から……」

 

「前に居たババアの方が……」

 

その愚痴からチェルシーが苦労している事が分かった。感情が薄い俺ですら、それに同情の念を持つ程だった。

 

「……苦労しているんだな」

 

「そうですよ!そんな中にたまたま貴方の様な、まともな人を拾えて良かったです」

 

「?何を言って「ついたよ」……確かに、此処は最悪だな」

 

ついた場所は、屋外のテラスだ。だが異様な光景だった。

巨大な蛇型の特級危険種だったであろう生き物の骨に、メイド服の女が2人に歳の取った男が1人。

そして、それらに囲まれ食事をしている先程の女、メラルド・オールベルグ。

 

「ありがとうチェルシー、彼を連れてきてくれて」

 

これが暗殺結社オールベルグの本体。

確かに、チェルシーが言っていた通りの異常だな。俺は何時でも動ける様にしながら近ずいた。

 

「男に興味は無いけど、依頼主からの要望だし仕方ないわ。貴方に話があるの」

 

何かある。周りの奴らもチェルシー以外、全員が既に俺を囲んでいる。ここは言われた通りにするか……

 

「……何だ」

 

「貴方の中に、蟲の卵を寄生させている。変な事をした瞬間それらが、全て孵化して貴方を殺すから変な事はしない方がいいわ」

 

「ちっ……脅しのつもりか」

 

「そんな事ないわ。ただ貴方と話す為には仕方のない事、実力が未知数の相手だから保険よ。……今私達の依頼主は革命軍。そこから、つい先程連絡があった。貴方についてよ」

 

オールベルグの依頼主は今は革命軍……つまり話は革命軍絡みか

 

「革命軍から貴方の事を聞いたわ。そして、命令もされた。貴方をこの暗殺結社オールベルグの暗殺者として、一時居させることだそうよ」

 

「……何?どういう事だ」

 

革命軍が何を考えているか分からないが、どういう事だ。

 

「今この場所の近くに帝国の暗殺部隊が居る。それの対応の為らしいわ……それとこれも預かっている」

 

手紙を渡され、俺はそれに目を通した。

 

「…………分かった。一時だがよろしく頼む」

 

「良し!やっとまともな人が……」

 

手紙にはこう書いてあった。

 

【ナジェンダ将軍の合流が完了し、現在負傷者の治療を進めている。ヴァン将軍には感謝している。そして、現在我々はオールベルグと契約し帝国の暗殺部隊の対処をしている。それでヴァン将軍にも協力してもらいたい。オールベルグに身をおいて居るチェルシーと共に連携し、帝国の暗殺部隊の処理を頼む】

 

つまり革命軍は、帝国の暗殺部隊に、だいぶ痛手を与えられているという事か。それで、オールベルグ…………仕方ない。

 

「俺は何をすればいい。命令を寄越せ」

 

「男だけど、理解が早くて良いわね」

 




テレレレン♪復活!
そして

┏○┓_|\○_ _○/|_ 土下座<(_ _)>

皆さん本当にすいませんでした!約2ヶ月近くの更新無し、すいません!完全に現在スランプ気味でして、書こうにも何をすればいいか分からず状態でした。読んで分かったとは思いますが、字数も質も格段に下がっております。ですが今後、少しづつ取り返して行くのでどうかよろしくお願いします!!!

愚痴などはTwitter等にDMなどして下さい。
感想、評価、お気に入りよろしくお願いします。
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