獅子と歩む邪龍   作:祀綺

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何やってんだろ

バカ作者

by 祀綺


第2話 ドS

俺の朝は早い。

 

これは隊長の時からの習慣の様な物だ、将軍になっても変わらない。自己鍛錬を疎かにしないで日々強くなる、何時か来るであろう『()()()』や、それまでの任務の為である……………が!然し最近は、少し憂鬱である。面倒臭い奴に絡まれているのだ……それも飛び切りの…………

 

「ヴァン!!!!!」

 

来た………………俺は諦めて入口を見た。そこには、腰まで伸ばした綺麗な水色の髪、瞳も同じ水色それは、北の狩猟民族パルタス族の特徴だ。そして、帝都……特に此処宮殿にてその特徴を持つ者は俺は、一人しか知らない。俺の少し後に将軍になった二名の内の一人、名を………………『エスデス』と言う。

 

「何だ……朝から騒がしい」

 

「今日こそ私の物になれ!」

 

「嫌だ」

 

「行くぞ!!」

 

此奴……人の話を聞かない上に、戦闘狂でドSである。何故こいつに絡まれているかと言うと……………………………………

 

 

 

 

 

 

 

~数ヶ月前〜

 

 

 

俺は、何時も通り練兵場で刀を振るっていた。そんな時だった、入り口付近でこちらを見ている二人に気が付き刀を仕舞い近づいた。

 

「すいません凄い剣さばきだったので、私はナジェンダです、つい先日将軍に就任しました」

 

「先日、将軍になった奴か…俺はヴァン。同じく将軍だ、好きな様に呼べ。そうなるとお前も先日将軍になった奴だな。名前は、……エスデスと言ったか、有名だな」

 

そう言っている間もエスデスは、ずっとこちら見ていた。どうしたのか聞こうとした時にやっと口を開いた。

 

「貴様かなり強いな……(今まで感じた事の無い……胸がドキドキする……これは何だ?こいつを手に入れれば分かるか?)……私の物になれ」

 

「エスデス!?同じ将軍と言えどヴァン将軍は、先輩だぞ!すいませんヴァン将軍!」

 

「気にするな…それとエスデス俺はお前の物にならない。もし手に入れたいならかかってこい、好きだろ力強くは……丁度誰か相手が欲しかったんだ」

 

この時の事が始まりで、この先此奴に付きまとわられるとは、この時の自分は、思ってもみなかった。ついでにこの時の結果は、俺の勝ちだった。(ヴァンが勝った事により、負けを知らなかったエスデスの心に、ヴァンに絶対勝ち己の物にすると決意と言う名の火を灯したのを…………ヴァン本人は知らない)悔しかったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

〜現在〜

 

 

 

あ〜…………やばい、負けるかも……………………

 

此奴こんなに強かったっけ?前回まで手を抜いてたな此奴……って事は今回が本気、これで勝てば諦めるかな。少し『本気でやるか』

 

「!?」

 

ヴァンの奴、さっきまで此方の攻撃を避けていただけなのに急に仕掛けてきた。やっと本気を出したか!

 

「やっと、その気になったか!ヴァン!!」

 

「………行くぞ」

 

急にヴァンの姿が消えたと思ったら既にヴァンは、私の前で屈んでいた。そしてそのまま私は、溝に拳が入りその勢いで飛ばされた。

 

「がはっ!」

 

「終わったな……諦めろ、それじゃあな」

 

俺は、エスデスが立てないと判断し部屋に戻る為背を向けた。後ろでエスデスが何か言ってるが気にしない。

 

「お疲れ様です。ヴァン将軍」

 

「ナジェンダ将軍」

 

目の前には、ナジェンダ将軍が居た。よくぶつかる事が多いエスデスの様子でも見に来たのだろうか?

 

「ヴァン将軍私の事は、呼び捨てで構いません。将軍の方が先輩なのですから」

 

「…………分かった。所でナジェンダ将……んんナジェンダは、何歳だ」

 

「あと少しで二十歳ですが」

 

「やはりな、俺はまだ十代だから年下だ。もっと砕けた言い方でいい」

 

「分かり…分かったエスデスの事は、任せてくれ」

 

「あぁ………」

 

俺は、それから部屋に戻り汗を流し着替え、近々ある異民族との戦いに意識を向けた。

 




読んで頂きありがとうございます!

主人公のイメージをGGOキリトからBLEACHの最後の月牙天衝の黒髪ロングの黒崎一護似に変更しました。そちらの方が会うかと………

大体主人公の年齢はエスデスに近くナジェンダより下ですね。

それではまた次回もよろしくお願いします!
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