神様失格   作:トクサン

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常闇と私

 暫くの間ヨミさんに手を擦られその場から動けずにいた私ですが、数分もすると段々と落ち着きを取り戻し正常な思考が戻ってきました。大丈夫? と心配げに私の顔を覗き込んで来る彼女に頷き返しながら、私は緩慢な動作で囲炉裏の前に座り込みます。普段は対面に座る彼女も私の横合いに身を寄せ、ただ私の手を暖めていました。

 

「これから私は……一体、どうすれば」

「重虎はこの家に居て、アイツが来たら私が追い返すから」

 

 重々しく呟いた私の言葉にヨミさんは欠片の迷いも見せず、そう言い切ります。私としては何もかも彼女に任せ委ねたい感情に駆られましたが唇を噛み締め甘えを殺し堪えます。そして言葉を絞り出しました。

 

「――いいえ、いいえ……やはりそんな迷惑は掛けられません、私は彼女が此処から目を話すまで身を隠そうと思います」

「! なら私も」

「いえ、ヨミさんは待っていて下さい」

 

 私がそう言って彼女の言葉を遮るとヨミさんは目に見えて驚き、悲しみの感情を表情に出していました。そして私の手を強く握りながら俯くとぼそぼそと呟きます。

 

「どうして? 私、重虎の行くところならどこでも――」

「違うんですヨミさん、誤解しないで下さい」

 

 私は何が違うのかという言葉も綴らず、ただ彼女が嫌いだとか、邪魔だとか、そう言った理由で同行を拒否しているのではないと告げました。単純に由紀子さんの前にヨミさんが立ち、彼女が此処に一人暮らしをしているとハッキリ断言したからだと話します。

 

「もしヨミさんが出かける、この家を離れるとあの人が知ったら『重虎の所に行くのかも』と考えて後をつけるかもしれません、そうしたらきっとなし崩し的に私の存在も露呈します、そうなる前に私が一人で此処を離れて『この家には重虎は居ない』と思わせないといけないのです」

「………」

 

 あり得ると思ったのでしょう。彼女の執着性の一端をヨミさんは目の当たりにしています。何せ銃口を突き付けて尚、何か情報を引き出そうとしたのですから。かつて私は彼女のソレを『蛇の様だ』と例えました。今思うとそれは強ち的外れと言う訳でもありません。彼女の執着性は正に蛇にも勝るものです。

 

 私は彼女にこれ以上彼女の相手はして欲しくないと思いました。彼女自身の身を案じてという理由もありましたが、何よりヨミさんが由紀子さんと接触を繰り返す事で染められてしまわないか不安だったのです。

 彼女を一言で表すのならば無垢、その精神は善にも悪にも少し強く引っ張ってしまえば直ぐに転がるでしょう。

 由紀子さんという女性はヨミさんにとって正に劇毒の様な人間でした。

 私は俯いたままのヨミさんの手を強く握り、力強く言葉を吐き出します。

 

「大丈夫、由紀子さんだってそう長い間村には滞在しない筈です、一週間もしたら一度様子を見に戻ってきます、それまで……それまでの我慢です」

「本当に、戻って来る?」

「えぇ、約束です」

 

 藤堂重虎という人間は臆病です。無能で傲慢で小心者で、およそ屑と呼ぶにふさわしい男なのです。確固たる正義も無く、何か強い軸を持っている訳でも無い、そんな男が結ぶ約束にどれほど価値がありましょう?

 けれどヨミさんはそんな男の言い放った「約束」という言葉に顔を上げると、何度か私の手を握り締め力強く頷きました。私も一度結んだ約束を容易に破棄する程薄情ものではないと思っています。必ず帰って来よう、胸の中で呟きます。

 

「待っていて下さい、帰って来たら一緒に――お昼寝でもしましょう」

「ん……待ってる」

 

 少し陰のある顔で笑うヨミさん。私は彼女の頬に手を添え、その唇を見て――ただ何をする訳でも無く微笑みました。

 さぁ、此処を出る準備をしましょう。

 今度は過去を振り切る為の逃走じゃない。彼女と共に過ごすための――戦いなのです。

 

 

 ☆

 

 

 翌朝、太陽の未だ見えない早朝。最後の添い寝をヨミさんと果たした私は未だに眠りの中に在るヨミさんに内緒で家を発ちました。彼女の意識があるうちに発つと未練が残りそうだったのです。彼女には一週間と言いましたが実際何日かかるのかは私にも分かりません。蛇と例えた彼女の執着性がどれだけ此処に留まらせるのか、ハッキリ言って未知数だったのです。

 

 故に此処に私は居てはいけない、家を出るときは正面の扉ではなく後ろの、風呂場に水を入れる為の裏口から外に出ました。太陽が未だ出ていない中、明かり一つ持たずに外へ出た私を見つけるのは困難でしょう。暫くヨミさんとはお別れです、私は心の中で「――また、帰って来ますから」と呟きました。

 

 家を出た後は極力音を立てない様に山を登り、そこからぐるっと迂回を始めました。このまま山の裏手側から下山し適当な村を梯子しようと考えていたのです。暗い森の中を恐る恐る歩き、時折木の根や茂みに足を取られながらも家が見えなくなるまで歩き続けました。

 

 家の周辺は彼女が狩猟をしていた為か動物が近寄って来ませんでしたが、此処まで来ると流石に危険です。私は周囲をよく観察し灯りや不審な音が無い事を確かめると抱えていた提灯に火を点しました。ぼうっとした明かりが周囲を照らし僅かに目を細めます。月明かりに混じる提灯の灯りが幻想的でありました。

 私はガス灯や電気の齎す灯りよりも純粋な自然の力であるこれらの灯りが好きでした。

 

「……良し、頑張ろう」

 

 春と言えど早朝は肌寒く、私は自身に喝を入れて再び歩みを再開しました。半刻も歩けば山の裏側へと辿り着けるはずです。そうして十分、ニ十分と歩き続ける内に太陽が徐々に顔を見せ始めました。周囲の闇が徐々に晴れ薄い夜の光景が周囲に広がります。朝と言うには余りに暗く、夜と言うには明るい、そんな世界です。

 

 私は提灯の灯りを足元に集中させると、額に滲んだ汗を拭って一歩一歩進みました。そんな時、ふとガサガサ――と背後の茂みが音を立てます。自分の足音と風音、後は草木が擦れ合う小さな音の中でその音はとても良く響きました。

 

 動物だろうか? 私は思わず足を止めて背後に提灯を向けます。しかし明かりに照らされた其処には何も無く、ただ青々と茂った草木があるばかり。

 風か、そう思った私は歩みを再開させます。瞬間、びゅうと強い風が吹き私の体が思わず震えました。どうやら風が強くなっているらしく茂みが揺れたのはそのせいでした。周囲がガサガサと音を鳴らし揺れ動きます。

 

 台風でも来るのだろうか、だとしたらたまったモノではない。

 

 薄暗い空を見上げれば雲があるかどうかもハッキリしない、どうか雨だけは降ってくれるなよと願いながら僅かに歩調を早めます。背負った風呂敷、その前掛けを握り締めながら歩き続けます。風は徐々に強くなり周囲の木々や茂みが大きく鳴き始めました。

 

 漸く山の裏手へと入った私は徐々に下山しながら前へ前へと進みます。凡そ厄介になる村は調査済みでした。此処に来る途中の街で地図を購入していたのです。比較的新しいものですし村や町が潰れている等と言う事はないでしょう。

 

「ん……雨?」

 

 ぽた、と頬に冷たい感覚。

 私が手を上に向けるとポタポタ水が降ってきます。朝露という訳ではないでしょう、どうやら本格的に雨が降り始めた様です。何て間の悪い、私は天気に嫌われているようでした。兎に角濡れる訳にはいきません、私はどこか雨宿り出来る場所を探す羽目になりました。

 

 既に家を発ってから一時間が経過しています、大分距離を歩いたでしょう。山小屋の一つでもあれば有難いのですがそう上手い話は早々ありません。本降りになる前にと私が小走りで周囲を探し回っていると、恐らく資材を置くための掘立小屋がありました。

 

 中央に支柱を立て虫食いだらけの木板を立てただけの凡そ山小屋と呼べるものですらありません。けれど私にとっては屋根さえあれば構いませんでした。これ幸いとその掘立小屋に身を寄せ、扉を開け放って中を覗き込みます。中には中途半端に切り分けられた木材と斧、桑や縄などが乱雑に並べられていたり、立て掛けられていました。

 

 丁度良い、少しの間此処で雨宿りをさせて貰おう。私はそう決めて中に足を踏み入れます。屋根はちゃんとあるし雨漏りもありません、一時の避難場所としては十分でしょう。

 

 私は一時間歩き通した自分の足を労うべく敷いてあった藁筵の上に座り込みました。そして背負っていた風呂敷を解くと中から小さな漆塗りの小箱を取り出します。蓋を開けると中には金平糖が七つ程、以前街に行った際購入したものです。こうした旅の休憩場所で楽しむために持って来たものでした。本当は梅干しにでもしようかとおもったのですが丁度切らしていたので甘味にしたのです。

 私はそれを口の中に放り込み、ころころと転がしながら雨音に耳を澄ませました。

 

「……ヨミさん、起きたかなぁ」 

 

 既に太陽はその先端を見せ始めています。それでもまだ暗いと言える状態ですがもう一時間もすれば完全な夜明けが来るでしょう。僅かに眠気の残る頭を振りながら私は目を擦ります。少し位寝ても良いだろうか? そう思うものの一時も早くこの周辺から立ち去らなければならないという感情が眠りを妨げました。

 

 私は眠気を晴らすべく立ち上がり、その場で軽く伸びをしました。その後奥の方に詰んである木材を見て、乱雑に並べられたそれらを丁寧に一つずつ綺麗に配置し直しました。雨宿りの礼と言う訳ではありません、単純にこちらの方が見ていて気持ちが良かったからです。それに眠れないのなら雨の中やる事もなく暇でありました。

 

 暫くそうやって時間を潰していると一際強い風がびょうと吹き、掘立小屋の扉がキィと開きました。私が扉に目を向ければ風で押し出されてしまったのでしょう、扉が独りでに開いておりました。外から雨がびょうびょうと入り込んでいます。

 

 これは本当に台風でも来るのだろうか。

 

 私は辟易とし、扉を後ろから無理矢理締閉めます。そして何か抑えるものは無いかと探し、丁度隣に手押し車があったのでソレを扉の前に引き摺って重しとしました。これで扉が勝手に開く事はないでしょう。

 これは暫く外に出るのは無理かなと思った所で。

 

 

 

 

「見つけたぞ」

 

 

 

 

 私は背後から何者かに首を絞められました。

 

 いえ、それは抱擁と表現した方が良いのかもしれません。事実腕は首にこそ掛かっているものの、もう片方の腕は私の腹に回されぎゅっと締め付けられておりました。サッと顔が青く染まります、背後から聞こえた声に私は聞き覚えがありました。

 そして首元から香る、この匂いにも。

 

「久しぶり、本当に久しぶり、なぁ重虎?」

「―――禊、さん」

 

 私は小さな声で彼女の名を呼びます。私を背後から抱きしめる禊さんはいつから其処に居たのでしょうか、雨に濡れて湿った衣服が私の肌を濡らし冷たい手が私の頬を撫でます。その冷たさは物理的なものより精神的な冷たさとして私を凍えさせました。

 

 どうして考えなかったのでしょうか、私は自身の無能を責めます。

 

 由紀子さんが居ると言う事は同時に――禊さんが居てもおかしくないという事。

 元より彼女から、【彼女達から】逃れる事など出来なかったのです。浅はかにも私はその事実を漸く理解する事が出来ました。蛇などではまだ足りない、彼女達はもっと別の――。

 

「由紀子が男物の服が見えたと言っていたから張っていたが、いやはや正解だった、今頃表口を見張っているアイツには悪いがもう重虎は私の腕の中だ、二度と離すものか」

「禊さん、何でここに……っ」

 

 彼女にそう問いかけようとして、背後から凄まじい力で引っ張られそのまま地面に投げ飛ばされました。藁筵の上に仰向けで転がった私はそのまま禊さんに組み敷かれてしまいます。この半年近い生活で随分体が鍛えられたと自負していた私ですが、彼女の前では何の役にも立ちませんでした。

 

 濡れた髪をそのままに私の上に跨る禊さん。両腕を抑えつけられ、頬に落ちて来る水滴を払いながら私は叫びました。

 

「やめッ、禊さん、やめてください!」

「なぁ、どうして私の前から消えてしまったんだ? あれから私は随分と重虎を探し回ったよ、あれ程大事に思っていた道場さえ売り払ってしまった、重虎の居ない家は随分と広く、静かで、一人で居るには余りにも冷たすぎたんだ……やはり怒っているのだろうか? あの日無理矢理迫ったのを」

 

 私は「そう思うのなら!」と言おうとして、しかし彼女の瞳を直視した途端喉が引き攣り言葉が腹の底に沈んでしまいました。

 彼女の瞳は薄暗く、ねっとりとした感情を煮詰めた様に濁っていたのです。

 

 目が死んでいるという表現がありますが、ただ光のない瞳だけならどれだけ救われたでしょう。彼女の瞳はまるで悪感情を溜めて溜めて溜めて――それを何百時間と大切に凝縮し続けた果ての様な色をしていたのです。黒より黒く、深淵より深く、底抜けの闇としか表現しようがない瞳。

 それを見てしまった私は言葉も指先ひとつ動かす事も出来ず、ただ恐怖に呑まれてしまいました。人間はこんな目をする事ができるのか、そう思いました。

 

「だが仕方ないじゃないか、突然重虎が婿に行くなんて言うから、あれに関しては私は悪くない、寧ろあんな言葉を易々と私の前で口にした重虎に非がある、そうだろう? お前だって私が突然嫁に行くなど言ったら正気ではいられまい?」

「何を、言って」

「あぁ、いや、今更過ぎた事の責任をあぁこうだ言いたい訳ではないんだ――『これからの話をしよう』、重虎、私達の新しい生活についてだ」

「………?」

 

 私は私を押し倒したまま訳の分からない事を言い出す禊さんを黙って見つめていました。彼女の表情はピクリとも動きません。かと言って能面の様な表情という訳でも無く、ずっと小さな笑みを浮かべた薄笑いの表情で固定されています。それが人間味を大きく損なっていて、有体に言って不気味でありました。

 

「新しい生活って……私は、これからもこの場所で」

「何だ、重虎はこの土地が気に入ったのか? なら私としてはこの辺りに住処を構えても良いが……少々交通が不便だな、ある程度は町や村に近くなければ買い出しの旅に歩く事になる、それは嫌だろう」

「住処を構える……? 何を言っているんですか」

「私と重虎の新しい家だ」

 

 凡そ予想だにしていなかった言葉に私は反射的に叫びました。

 

「私は貴方とはもう暮らさない!」

「――?」

 

 私の言葉を確かに聞き届けた彼女は、一拍置いて首を傾げました。私の言葉が心底理解出来ないという風に。その動作が余りにも自然で、恐ろしく、私の顔からどんどんと血の気が引いていきます。彼女の行動は何一つ理解出来る所が無く、こうして押し倒されている状況を考えるに恐怖以外の何物でもありませんでした。

 

「私と暮らさない……暮らさない? あぁ、すまない重虎、お前の言葉が良く分からないんだ、すまないが、その……『クラサナイ』とは一体どういう意味だろうか?」

「っ……そのままの意味です」

「あー……うん? 私とはもう暮さない……それはおかしい、この言葉は間違っているとしか思えないぞ重虎」

「何が――!」

「【お前が私と暮さない未来がある訳ないだろう?】」

 

 彼女は満面の笑みで、それこそ微塵の迷いも疑念も抱かずにそう言い切りました。

 私はこの時漸く彼女の本質を理解したのです。ただの執着ではない、ただの恋愛感情でも性欲でも無い、これ程『トチ狂った』考えを平然とまるで真理の様に語れる彼女は――あぁ、きっと。

 

 ――狂人

 

 彼女の中で私と暮す事は既に決定事項で『前提』なのです。これからの人生に於いて私と共に歩むことは当たり前で当然、そう彼女の中では定められていました。他人の存在が前提、これがどれ程恐ろしく悍ましい事か彼女はきっと理解していないでしょう。

 そして私はソレを理解したくなくとも知ってしまった。

 

 私の恐怖が遂に振り切れ、錯乱の果てに絶叫しながら彼女を振り解こうとしました。人は理解できないものを恐れ、自分から離そうとします。私もまた理解出来ない彼女を恐れ突き放そうとしたのです。

 

 けれど私が暴れるよりも早く禊さんの両手が私の首を掴み、最初は緩く――それから徐々に強く締め付け始めました。まるで綿で締め付ける様に柔らかく、けれど強く。

 

「か……ぁ、はッ、アッ――!?」

「すまない重虎、本当にすまない、最初は何か薬物でも都合しようかと思ったのだが……その手の知識は殆ど持っていないんだ、変な後遺症が残っても嫌だし、やはり最後は自身の技に頼ろうと思ってな――大丈夫だ安心して欲しい、素手で『オトす』のは慣れているんだ、苦しいのも一瞬だし痛い事は無い、どうか私に身を委ねて欲しい」

 

 彼女は私の首を絞めながらそんな事を言います。けれど首を絞めつけられ音がどんどん遠くなっていく私からは必死に抵抗している事もあって何を言っているのか良く分かりませんでした。彼女は申し訳無さそうな表情で何事かを続けて口にしています。私は両手で彼女の腕を掴み必死で振り解こうと暴れ動きました。けれど彼女の体はビクともせず、寧ろ自分から首の締め付けを強くしているようなモノ。

 結局大した抵抗も出来ず、私の視界が徐々に端から黒く濁り始め。

 

「――お帰り、重虎」

 

 最後に薄く微笑んだ彼女の表情を視界に収め、私は意識を奪われました。

 

 

 





 おたま。
 投稿遅れたけど7000字位書いたから許して下さい何でも以下略
 
 steamでオートマタ買ったんですよ、レプリカントとゲシュタルトもやっていたんで、正直あんまり期待はしていなかったんですけどハマってしまいまして。2B可愛い、9Sも可愛い、A2も可愛い、つまり皆可愛い、可愛くない? 可愛い(確信)
 
 ここまで二次創作書きてぇぇと思ったのはブラボ以来ですよ。特に幼年期の目覚め、上位者となった主人公(ナメクジ)を拾い上げて「お寒いでしょう」と言う人形ちゃん、あれを見て「あぁぁぁ上位者となった主人公とそれでも彼を慕う人形ちゃん書きてぇぇぇオギャアアアアア」となったのを思い出しました。堪えましたけど。
 
 オートマタの世界にコールドスリープでもしていた人間放り込みたい。アンドロイドの無条件の庇護欲を掻き立てたい、論理ヤンデレウィルス拡散させたい、デレデレの司令官とか見たい……見たくない?
 
  誰か書いて(切実)、はやく。

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