余命一ヶ月の北郷一刀   作:ヒーロー好き

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遅くなってすいません

投票の結果、1位は呉、2位は魏、3位は蜀になりました

投票ありがとございました

では、呉編からどうぞ


呉編・一話

「う…う……」

 

此処はとある外史

 

「昨日は子供たちの遊んだお蔭で、体中が痛い」

 

ベットの上で一人の男が動けないでいた

 

「こんなの久しぶりだな」

 

そんなコトを思っていると

 

「……起きてる?」

 

部屋に誰が入ってきた

 

「……起きてるけど、体が動かないよ…蓮華」

 

「まったくだらしないわね…一刀」

 

「しょうがないだろう…娘たちと遊んだんだから」

 

「もう…とにかく、これから会議があるから急ぎなさい」

 

「わかった」

 

そう言うと部屋を出る蓮華

 

「ふう……さて、何とか起きないと」

 

そう言うと、ベットから起き上がるのあった

 

 

 

 

彼の名は北郷一刀。突然、三国志に似た世界にやってきた学生である。しかし少し違うは三国志の英雄が殆ど、女性であることだ。先ほどの女性は孫権である

 

 

「ふう、ここに来てから随分と時間が経った」

 

 

彼は、天の御使いとして彼女らに保護される代わりにある条件と出された。孫呉に天の御使いの血を入れる事。つまり種馬になれということだった。

 

 

「さてと、行くか」

 

それから、さまざまな出会いをし、恋をし、戦に勝ち、そして、愛する人との間に子供が生まれたのであった

 

「…ぐっ」

 

と途端にふらつく一刀。そして胸を抑える

 

「……何だ今のは……まだ疲れが取れていないのかな」

 

そう思いながらもその場を後にしたのであった。だかこの時彼は知らなかった。あのような事を告げられることになるとは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「遅くなった」

 

 

一刀はある部屋に入った

 

「遅いわよ」

 

そこには蓮華をはじめとする呉の重鎮たちがいた

 

「ごめん」

 

「もう」

 

「蓮華、それぐらいにしなさい」

 

「そうよ!いつまで経っても始められないわよ」

 

「そうね…では、これから会議を始めます」

 

「はっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「では、これで会議を終えます」

 

「はあ、終わった」

 

「だらしないぞ!北郷」

 

「ごめん、思春」

 

「まあ、いいじゃないですか。昨日は子供の世話で疲れているのですから」

 

「そうですよ」

 

「穏、明命」

 

「大丈夫ですか」

 

「何とかね」

 

「こういう時は酒を飲めば元気になるぞ」

 

「亞莎、祭」

 

「お酒!なら私も付き合う」

 

「はあ、まったく」

 

「冥琳、雪蓮」

 

「大丈夫?一刀」

 

「ほら、これから仕事あるでしょう」

 

「小蓮、蓮華」

 

一刀の周りに愛する人たちが集まる。それぞれで交流を始める。その様子を見て

 

「(これがずっと続けばいいな)」

 

心の中でそう思うのであった

 

「…さて、仕事頑張るか」

 

と立ち上がろうとした…………その時

 

 

 

ドクン!!

 

 

「ぐっ!」

 

胸の強烈な痛みが走る

 

「うっ!」

 

「か、一刀!!」

 

その場にうずくまる

 

「ゲホ!!ガハ!!」

 

激しい咳が起こり、口を押える

 

「ゴホ!!………何…だ…こ…れ」

 

口から手を離すと、手のひらに血がついていた。そしてその場に倒れた

 

「か、一刀!!」

 

「おい!!」

 

「医者を!!」

 

「は、はい!」

 

「呼んできます!!」

 

「し、しっかりしなさい!」

 

皆を声を聴きながら、一刀は意識を失った


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