にしてもコメント欄見てて思うんですが、やっぱ僕の小説読む人は変態と変人が多いんですかね。(みんないい人)
面白くて好きですよ。
あと、できるだけ書き続けていきたい...でも4月から色々忙しいんだァ。
「八幡は、やっぱり大きいほうが好き、かな...」
「え...と...」
何が、と聞かなかったのは、抽象的な大きさを表すものがそれしか浮かばなかったからだ。
そしてなによりも、俺がそのようなことを期待しているのは間違いないのだ。
戸塚も、そうなのだろうか。
「...急、だな」
「...」
戸塚はただ答えを待っている。赤らめた顔は、段々と色気を増していくような気がした。
俺はきっと、戸塚の胸部に意識が集中している。
「挑戦だったら、何を命令するんだ?」
ここへ来て、このゲームのもう一方の選択肢、挑戦へと逃げる。
このゲームは真実の質問に答えられない場合、挑戦に変更することができるのだ。
「挑戦、だったら...」
戸塚は顔を染めたまま少しだけ考えると、両手で胸を押さえながらこう言った。
「証明、するよ」
戸塚が口にした言葉は、主語も補語も目的語もない言葉足らずで不完全な文だったが、その意味が俺に伝わるのは容易だった。
「...いいのか」
俺は無意識のうちにそう答えていた。
目の前の女の子にしか意識が集中しておらず、思考回路はほとんど停止していたのだ。
このままでは止まらない。止まれない。以前風邪を引いた時にもこんな雰囲気になったが、俺が気を失ったせいで何もすることはなかった。
しかし、今の俺は熱もなければ風邪も引いてない。
戸塚は無言のままベッドを立ち上がり、そしてまたベッドに腰掛けた。俺の隣だ。
戸塚が俺にぴったりと密着すると、シャンプーの香りが俺の理性にちょっかいを出す。
そして戸塚は俺の太ももに右手を乗せると、少し前かがみな姿勢になる。ラフな部屋着の胸元から、慎ましやかな谷間が覗き、その谷間に釘付けになった俺は、下半身へと血液が滝のように流れ込む。
俺の下半身が元気になり始めてやっと僅かな理性を取り戻す。逆だろと思うかもしれないが、俺もそう思う。
「な、なぁ戸塚」
「真実の選択肢、もう選べないよ」
「...」
思考を読んだのか、俺の言わんとしたことは阻まれる。
「でも、色々準備してないしな...」
「それは...」
戸塚は、期待している。それは今日に限ったことではないし、かくいう俺も何倍も期待している。
「戸塚は、俺のことが好きか?」
「当たり前だよ!!!大好き、じゃなきゃ、こんなことしないし...」
「それは俺も同じだ」
「なら...!」
「俺は戸塚を愛してる。でももし今日ここでして万が一のことがあった時、正直俺は責任をとれない」
戸塚は、きっと甘えベタなのだと思う。
ずっと一人で生きてきたから、秘密を隠してきたから、誰かに甘えるという事が今までできなかった。
だから、これが第一の甘えだと思っている。
俺たちは、まだそのステージに立っていないし、立てないのだ。それは気持ちとか同意とかそういう感情的なものではなく、単に年齢的なものとして。
こればかりは、理屈でしかないのだ。己の欲情に負けてしまえば、それこそただの”甘え”だ。
「でも、僕は...」
「俺だってしたい。けど、戸塚ならわかるだろ?」
「...うん、わかる」
「よし、それなら今日はもう寝ま」
「なら代わりに命令!!」
俺が説得するにつれて段々と落ち込んでいた戸塚は、バッと立ち上がり、潤んだ目で俺を見る。
「一緒に寝て」
拗ねるような戸塚のお願いがあまりに可愛いせいで、危なく理性が切れてしまうところだったが堪える。
「...わかった」
了承した後、お互い無言のまま歯を磨き、窓側のベッドに二人潜る。
しかし、先ほどの余韻は完全に消化できていない。それは、戸塚も同じだった。
「ねぇ、八幡...」
「...」
俺たちはベッドの中で、いつもしているよりも深い、お互いを感じ、求めあうようなキスを、日付が替わっても止めることはなかった。
今回短くて申し訳ない。
作者はクリスマスデートとかしたことないんですよね。
皆さんはクリパとかするんでしょうか。
しないですよね。俺ガイル読者はみんな、”ぼっち”のはずだもんね。ね。