九島八幡の魔法科高校生活   作:Oceans

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今回は設定と本編です。

活動報告でヒロインアンケートも
取ろうと思います。

それでは、よろしくお願いします。


入学編 1

ー 設定 ー

 

西暦:2095年

 

舞台: 東京 八王子

 

・九島八幡 (旧姓は比企谷)(主人公)

第1高校の1年生で1科生。15歳。

 

十師族である、九島家の次期当主候補。

 

十師族会議にも出席したことがある。

 

同じ当主候補の光宣とも仲がいい。

 

国防陸軍第101旅団に所属。

 

軍名は、闇神 夜一 (やがみよいち)

階級は、達也と同じ特尉。

 

3年前に沖縄に旅行していた時、

沖縄海戦に巻き込まれ、両親と妹を失くす。

 

その時八幡は旅行に行かず、家にいたため

巻き込まれずに済んだ。

 

両親と妹が亡くなった時はかなりのショック

を受けた。その後、八幡は両親の師匠でも

あった九島烈に引き取られ、

比企谷から九島に姓を変えた。

 

引き取られた後は、九島烈に鍛えられ

魔法師として、最強クラス並みの実力を

つけ、そして国防陸軍にも所属することに。

 

そして、高校の編入試験では目立つのが

嫌という理由で実技は手を抜いた。

 

CADは、自分で調整している。

 

たまに達也に頼むこともある。

 

ペーパーテストは満点。

 

達也とは軍での相棒的存在。

 

互いに名前で呼んでいる。

 

 

・使える魔法

 

「術式解体」

 

(能力などは原作と同じ)

 

・オリジナル魔法

 

「ステルス」

 

性能:これを発動することにより、存在を消し

敵に見つからないよう行動できる。

普段から影が薄いこともあり、かなりの性能を

発揮する。

 

「イリュージョン」

 

性能:字の如く、相手に強い幻想、幻覚を見せ

行動を制限できたり、戦闘不能に

することができる。

 

しかし、サイオンをかなり消費するため

長時間の使用はできない。

 

・オリジナル魔法は、あと何種類か追加予定。

 

・他の魔法科高校の劣等生キャラは

原作と同じ。

 

十師族である、克人とは面識があり

真由美とは九島烈と共に七草邸を訪れた

時に面識がある。

 

・ヒロインは未定

 

それでは、本編です。

 

 

 

 

 

〜 本編 〜

 

2095年 4月3日

 

今日は、第1高校の入学式がある。

 

本当ならば、第2高校に進学するはずなのだが

俺を引き取ってくれた烈さんが、軍で同じの達也と

同じ第1高校にしたらどうかと提案され、俺も

知ってる奴が高校にいてくれた方が良かったので、

その提案を了承し第1高校のある東京で、

一人暮らしをして通うことになった。

 

そして、俺は第1高校の門をくぐって入学式会場へ

と向かうのだが、思いのほか早く着いてしまった

ので、どこかで時間を潰せる場所はないものかと

探していると…講堂前で何か、言い合っている

生徒を目撃した。

 

よく見たら、司波兄妹だった。

 

あいつらと会うのは久しぶりだなぁ…と思いつつ、

見ていると話が終わったのか妹の方の司波深雪は

入学式会場へと向かって行った。そして、兄の方は

俺の方に来て…

 

「久しぶりだな。八幡」

 

そう俺に、声をかけてきた。

 

「こっちこそ、久しぶりだな。朝から妹と

痴話喧嘩か?」

 

「そんなんじゃないさ。ただ、試験のことと1科、

2科のことでちょっとな…」ハァ

 

達也は俺の問いに溜め息をはきながら答えた。

 

その言葉を聞いて、察した。

 

この学校では実技の成績で1科生か2科生を決めて

いる。全学年200人の内、上位100名が1科生、

それ以外の100名が2科生となる。

 

深雪は兄の達也を溺愛している。

 

そのため、達也が1科生じゃなく2科生である

ことが、苦痛で嫌なんだなと…

 

「そうか…大変だな。お前も」

 

俺は、そう達也に声をかけた。

 

「まぁ、それよりまだ入学式まで時間がある。そこ

のベンチで時間を潰さないか?」

 

「いいぞ。俺もちょうど、時間を潰したいと思って

たところだからな」

 

そう言って、俺と達也は近くのベンチに腰掛けて

入学式が始まるまで、スクリーン型端末で読書を

することにした。

 

そして、しばらくすると1科生の上級生らしき

人達が俺と達也を見て

 

「ねぇ…あの子、ウィードじゃない?」

 

「本当だ。補欠なのに張り切っちゃって」

 

「あれ?あの子、1科生なのにウィードと一緒に

いるわね。恥ずかしくないのかしら…」

 

そう言いながら、通り過ぎていった。

 

はぁ。この学校はバカしかいないのかねぇ…

あんな、たかが実技編入試験程度で上下関係を

決めるなんてな…そんなことを思いつつ、

俺は読書を再開した。

 

☆☆☆

 

そして時間も経ち、俺と達也は入学式会場へと

向かうため立ち上がった時、俺の知っている

人が声をかけてきた。

 

「久しぶりね。八幡くん」

 

「ええ、お久しぶりです。七草先輩」

 

今、話しかけてきたこの人は七草真由美先輩だ。

十師族、七草家の次期当主でもある人だ。

 

俺は烈さんと一緒に七草家を訪れた時に七草先輩

に会っている。

 

いつ見ても、綺麗だと感じてしまう。

 

そんなことを俺が考えていると…

 

「八幡、この人と面識があるのか?」

 

達也は、俺と七草先輩の関係が気になったのか

尋ねてきた。

 

「すみません…申し遅れました。私は生徒会長の

七草真由美です。よろしくね」

 

すると達也の言葉を聞いていたのか、七草先輩は

達也に自己紹介をした。

 

達也は七草と聞こえた瞬間、一瞬驚いていたが

 

「俺は…いえ、自分は司波達也です」

 

すぐに自分の名前を言った。

 

まぁ、無理もない。十師族の人だからな。

 

ちなみに、達也も四葉の人間だ。

 

だか、その事実を知る者は数少ない。

 

「そう、これからよろしくね。それでは、私は

入学式の準備があるので失礼しますね」

 

七草先輩はそう言って、会場の方へと

歩いていった。

 

「じゃあ、八幡。俺達も行くとするか」

 

「ああ、そうだな」

 

そう言って、俺達も入学式の会場へと向かった。

 

 

ーto be continuedー

 




ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。

次は、18時更新です。

それでは、次回もよろしくお願いします。

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