~共鳴~神話伝説   作:太郎吉

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アルテナの秘められた真の能力が露になった。再び開花してしまったアルテナの能力を抹消しようとするも、アポロンの考えでは不可能と告げられた。考えの末にアルテナを「暗殺」することに...。今回はその、アルテナが初めて「加護」を開花した後の物語だ。


3.過去

ペルセポネ「やっとだ、やっと完成したわ!」

 

ペルセポネは今までに無いほどの歓喜をあげた。

 

ペルセポネ「やっと出来た!生命の錬金が!」

 

ペルセポネの能力は「錬金」。生命を可とするもの全てを錬金する。今回生命は初めてらしいが...。

何が出来たのやら。

 

ペルセポネ「このこ達は何て名前にしましょうか。う~ん?アルテナとアポロンね!」

 

そう、彼女は今例の二人を錬金した。彼らは双子だったのだ。

 

ペルセポネ「この子達はどんな能力なのかしら。」

 

ペルセポネは双子を生み出し、かなり上機嫌だ。今後悪夢と言うに等しい悲劇が起こるというのに...

 

 

~15年後...

 

アポロン「いくぞっ!エィッ!」

 

アポロンの友達ら「オォーッ!」

 

アポロンは見事10年ほどで「抹消」の能力を開花していた。開花してから5年たった今も彼の能力は健在だ。寧ろ15才という若さで既に大人レベルの戦闘能力だった。能力も能力だが、アポロンは優秀だった。

一方アルテナはというと...

 

アルテナ「ママァ~、いつになったら能力が使えるの~?」

 

いつになっても変わらず冴えないアルテナだ。

 

ペルセポネ「すぐにきっと開花するわよ。」

 

耳にたこが出来るほどアルテナから聞いたそのセリフにうんざりしていた。

 

アルテナ「もぉ~。すぐっていつよ~。アポロンはもう開花してるのにィ~!」

 

ペルセポネ「もぅっ、そんな欲しいなら自分も努力したらどうなの!?アポロンだって、あんな頑張ってたんだから!」

 

アルテナ「男の子だからじゃん。」

 

アルテナは言い返すことがあまり無く、弱気に溢した。

 

ペルセポネはため息を吐くのをこらえ、アルテナに励ますよう言った。

 

ペルセポネ「あなたも強く願ってアポロンみたいに頑張れば能力もそれに答えてくれるわ。」

 

ペルセポネは自分で良いこと言ったっ、と心の中でガッツポーズをとった。

 

ペルセポネ「だからっ、て、あれ?」

 

続きを言おうと振り返ってみると、アルテナの姿が無かった。

 

ペルセポネは「はぁ~」と探すのを諦めた。

 

アルテナ「あんなっ無責任なこと言ってどうしろってんの?私だって頑張ってるのにっ!」

 

アルテナは泣きながら王都を駆けていく。

しばらくして...

いつの間にか知らない場所にいた。

 

アルテナ「あれっ、?ここ、どこ?」

 

サテュロス「ギシャシャシャ、女じゃねーか。」

 

アルテナ「えっ、何?きゃっ。」

 

アルテナはサテュロスをはっきりと見る前に身の危険を感じ、走った。

 

数分後...

 

アルテナ「はぁっ、はぁっ。とりあえずは撒いたみたいね。」

 

アルテナは疲れきっていたが、サテュロスから逃げる途中に洞窟を見つけ、そこに逃げ込んだようだ。

アルテナ「もうっ。本当に何なのよ!」

 

アルテナはべそをかきながら不服を漏らす。

暗くなってきた。王都なら灯りで暗くはない。

アルテナは今初めて、王都外にいることを理解した。

 

アルテナ「いつの間に外に来てたんだろ、私。」

 

俯きながら洞窟の中でぐったりとする。

しばらくすると、洞窟の外は真っ暗になっていた。

ん?と、言うと洞窟の中は明るい光で満たされていた。

アルテナははっと気付き、洞窟の奥から物音がするのを確認した。

 

アルテナ「洞窟の奥から何か聞こえるわ。」

 

アルテナは警戒しつつゆっくり奥へと足を伸ばす。

 

アルテナ「誰かいるなら、助けてくれるかも。」

 

進むと扉があった。光は玄関のポーチの光だったらしい。

アルテナはおそるおそるドアを開ける。

 

アルテナ「あのぉ~。」

 

???「!?」

 

謎の生き物は、ピョンと跳ねる。

アルテナもそれに釣られる。

 

???「ちゃんとノックしろや!」

 

アルテナはペコペコと謝罪の意を見せる。

 

アルテナ「あ、あの、助け、きゃっ!」

 

よく見たらその生き物は目が三つあったのだ。

アルテナはあわあわと、その目に指を指してガクガク震えている。

 

???「あぁ、これか。初めて見る人は皆驚くから仕方ない。」

 

アルテナはまだ目を回して震えている。

 

???「俺は、サイクロプスだ。鍛冶屋をやってる。外を旅する奴等に提供してやってるんだ。見た目は化けもンだか、外の奴みたいに襲ったりはしねぇ。」

 

アルテナは、うん、まだ震えている。

 

そんなことは、お構いなしに話を進めていく。

 

サイクロプス「あんた、見ない顔だが、王家の娘だろ。」

 

アルテナは我にかえる。

 

アルテナ「え、どうして...」

 

サイクロプス「だって、そりゃ、」




はい、太郎吉でーす。いきなり過去へ戻ってきました!どーでしょう?いきなり見た感じで分かるイカツイサイクロプスさん!キャラは好きなンすよ!私こーゆーフレンドリー形のキャラはですね、まぁーどーでもよい!さてさて早いですね4話目!アルテナの過去見ても面白いんじゃないすか?勢いで書きすぎ感ヤバイすけどドンドン真相が明かされていく!次回は過去編の続きとなります。

あーあと知らないでやってたんだけど、ペルセポネとアポロンって能力対照的なんだねっ!ってことでした。(完全に自己満足)

なんだかんだ読んでくれて、ありがとうございました!
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