城下町の上条当麻   作:アギマスゼロ

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新たなご意見により、ヒロインに葵が新たに加わる予定です。

こちらも奏と同様にオリジナルストーリーを1話とりあえず作るかな?

2話以降を作るかは、皆様のご要望によって考えて行きたいと思います。


4話 下校

ーーー 上条 side ーーー

何とか鮎ケ瀬から逃げきることができた。今日はいつも以上に誰かから追い回されるな。

やはり上条さんの予感はハズレなかったか、、

 

自分で言ってて涙が出てきた。

 

 

茜「もー、待ってよ!当麻ー!」茜が後ろから走って追いかけて来た。

 

 

当麻「うん?なんか用か?茜」

 

茜「一緒に帰ろうって言おうとしたのに、当麻が先に走って行っちゃったんだもん!」

 

当麻「それで、俺を追いかけてここまで来たと。お前、俺に追いつくまでの道のりで監視カメラとかいっばいあったのに気にならなかったのか?」

 

茜「そういえば!?追いかけることに夢中で全然気づかなかった!」

 

カメラを気にせず来れたのがそんなによかったのか?こいつ

 

当麻「おー、成長したな、茜。それじゃあな」

俺は茜を置いて歩き出す。

 

茜「えへへへ、、、はっ!?、ち、ちょっと待って!?」

 

 

うまいこと逃げようとしたが、途中で気づかれ茜が後ろから俺の腰に抱き付いてきた。

 

同い年の異性に抱きつかれてるというのに、、、、一切ドキドキしねぇーな。

そして背中の感触が寂しい。やっぱり小さいな、ふっ(笑)(何がとは言わない)

 

上条「出直してこい!」

 

茜「なんで!?」

 

おっと、うっかり口が滑った。あぶない、あぶない。

 

てか、周りにひとがいるのにも関わらずこいつは平気で俺に抱きついたりできるんだな。恥ずかしくないのか?人見知りの癖にして意味がわからん。

 

まぁ、それはいいとして早く帰りたい。

 

実を言うと、今日の夕方には近所のスーパーで特売セールがある。

確か、卵が安かったはずだ。

卵は調理法によって様々な料理が作れる、万能な食べ物だ。生でも食えるし、焼いても食える。栄養も高いし健康にも良い。

何より、冷蔵庫の中身もほぼ空なので、帰っても食べれるものがほとんどない。

卵を買ったら他に安売りしてた何かで料理を作ればとりあえず今日1日はしのげるはず。

何としてでも買わなければ!

そのためにも、、、

 

 

 

当麻「離してくれ、茜。今日俺は、今すぐにスーパーで買い物に行かなきゃならないんだ。卵の特売セールがあってどうしてもそれを買いたい。だけどお前といつもみたいにトロトロ帰ってると卵が絶対ゲットできない。だから今日は1人で帰ってくれ。」

 

茜「えー!?無理だよ!無理無理!!」

 

当麻「さっきも1人でここまで来たんだし、きっと大丈夫だ!たまには1人で帰ってみろよ」

 

茜「いーやーだーー!!」

 

当麻「はぁーー、お前、そんなんじゃ本当に葵さんとかいなくなったらどうするんだよ。いつまでもそうしてる訳にもいかなねえだろ」

 

茜「その時は、当麻とry 当麻「俺だっていつも帰れるわけじゃないぞ」 うぅぅ」

 

ちょっと可哀想だが、このままじゃいつまで経っても変わらない。こいつの家族は皆結構甘いからな。俺がしっかり言ってやらんと。

、、、早く卵買いに行きたいし、、、

 

 

すると、茜は目の周りに涙を浮かべて上目使いで

茜「私と一緒に帰るの、、、嫌なの?」(うるうる)と言ってきた。

 

当麻「ぐっ!!」

 

やめろ!そんな目で見たって一緒に帰らないぞ、、

このままだとセールに間に合わない。俺の夜食がかかってるんだ、、、、

だから、、、、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

当麻「はぁーーー仕方ねぇな、その代わり、いつもよりも急ぎ目で近道を通って帰るぞ。監視カメラがあろうとしらねぇ。俺の夜食がかかってるんだからな。途中で止まったり、もたもたしてたら置いていくからな。」

 

茜「うぅーー、わかった。頑張る。」

 

当麻「それじゃ、さっさと行くぞ」

 

茜「うん!!」

ようやく俺から離れてくれた。

 

結局、俺が折れた。俺もあいつらと同じく甘いな。こいつの我儘に対して最後はこっちが折れちまい、ついつい甘やかしちまう。

こいつの我儘にも苦労されられたな。

昔から全然変わってない。

 

 

、、、、変わってないはずだ。あいつらから聞いた話では。小さい頃からあんな感じだったんだろうよ

 

 

 

 

 

 

 

なぁ?もう一人の上条当麻(・・・・・・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

俺はお前を演じきれているか?

 

 

ーーー 上条 side out ーーー

 

 

 

 

 

ーーー 茜 side ーーー

なんとか当麻と一緒に帰れることになった。

 

はぁ〜〜、よかった〜〜。

 

でも、当麻の言うこともわかる。いつまでもこの調子じゃダメだって

 

いつかは克服しなきゃって。お姉ちゃん達に頼りきっちゃダメだって

 

、、でも、やっぱり無理。私にはできない。

 

知らない人の前で話したり、話しかけたりするのが恥ずかしいのもあるけど、本当の理由は違うと思う。

 

 

 

きっと私は怖いんだ。他人の目が。

 

 

 

もちろん、いつも一緒にいる家族や当麻、花蓮、杏は平気

 

でも、それ以外の人は違う。小さい時、私のことを化け物みたいに見てきた人の視線が怖かった

 

あの時ことは、思い出したくもない

 

クラスで普通に話せるようになるのもかなり時間がかかった。

 

今ではクラスの皆とも話したりするのは慣れたから全然平気。でも、いつかは私のことを化け物みたいに見るんじゃないかって思ってる。

 

そうなった時の私を見る目が怖いんだ

 

心の中では、そんなことにはならないってわかってるけど、、、信じきれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつかはきっと変わりたい。信じてみたい。

いや、変わってみせる!!

人見知りだってちゃんと克服してみせる。

 

いつも私と一緒に帰ってくれるお姉ちゃん、当麻もごめんね。

 

いつかは必ず克服してみせるから!!

 

「こんにちは、茜様」

 

「ぴぃ!?」

 

、、、、やっぱり無理かも

 

 

 

 

ーーー 茜 side out ーーー

 

 

 

 

ーーー上条 side ーーー

 

どうして、今日はこんなに不幸なことが盛り沢山なんだ。

 

さっきまでは、何事もなく順調に帰れていたのに

 

事の発端は数分前

 

 

 

 

一緒に茜と帰っている時、突然茜が後ろから来た男にぶつかった。

 

茜は俺に抱きついて、

茜「ごっごごごごめんなさい!!うしろには目がついてなくて!!」

 

すげー、テンパりながら謝ってた。

 

ぶつかって来た男は茜を見て、舌打ちをし、すぐにそのまま走って行ってしまった。

 

なんだっだんだ?あいつ?

 

とりあえず、茜に怪我がないか聞こうとした。すると、

 

「あいつ、ひったくりよー!!誰かつかまえてー!!」

 

先ほどの男の後ろにいた女性がそう言った。

 

すぐに、追いかけようと男の逃げた方向に向き直したとき、茜が俺に自分のバックを投げつけてきた。

 

茜「当麻!これお願い!」

 

当麻「な!?おい、茜!?」

 

茜「正義は、、必ず、、かーーーつ!!!!!」

 

そのまま、ひったくりは を追いかけて行ってしまった。

 

あいつ!!無茶しやがって、くそ!!

 

俺もすぐにそのあとを追いかけた。

 

無事でいろよ、茜!

 

 

 

 

だが、心配する意味もなく事件はあっさり解決した。

 

茜がひったくりに追いついたが、ひったくりは懐から隠し持っていたナイフで女性を人質に。

 

だが、その行為にもあいつは動じず、能力を使って一気に加速しひったくりの顔面を膝蹴り。

 

 

あれは、痛えな。

 

 

ひったくりは後方にぶっ飛び気絶。その後来た警察に捕まり連行された。

 

あいつや、被害者達に怪我はなく盗まれた物も無事返された。

 

これで終わってくれたら、あいつにとってもハッピーエンドなんだろうがそれでは終わらない。

 

事件の経緯を知るために、被害者や目撃者から事情聴取が始まり、当然今回の立役者であるあいつも事情を聞くことに。

 

当然、人見知りのあいつが他人を前に喋れるわけもなく、沢山の通行人達にも見られているため、制服の上を被って顔を隠しながら、

 

「見ないで〜!!!」と連呼してる。警察官も困ってるな

 

このまま、見捨てるのもあるけど可哀想だが、あそこに行ったら最後。聴取に時間を取られて特売に間に合わない。

 

さっき、俺を心配させたせめてもの罰ということで、茜を見捨てることにした。

 

俺の名前を呼んで探してる声がするが無視。

 

(すまんな、茜。せいぜい頑張れ(笑))

 

 

 

すると、人混みの中から突然、葵さんが出てきた。めっちゃ笑顔で

 

 

あれ?葵さんいたんだな、いつからだろう?

 

茜とヘルプに来たのか?

 

 

足を止めて様子を見ていると

 

 

 

うん?茜が葵さんを見て、動かなくなったな

 

顔を赤かったのに今度は青くなってきている気がする。

 

どうしたんだ?

 

 

茜が何か謝りまくってる。

 

葵さんは、警察の方々に少し話しかけた後、茜を置いて歩き始めた。警察官は、茜に対して聴取を開始。

 

 

 

え!?置いてっちゃうの!?

 

 

 

葵さんの行動に驚愕した。あの茜に甘い葵さんがこんなことをするなんて一体どうなってるんだ?

 

そして、葵さんが俺のことを見つけると、今度は俺に向かって笑顔で近づいてきた。

 

 

当麻「葵さん!茜を置いてきていいんですか?助けたりしないんですか?」

俺は疑問に思っていたことを尋ねた。

 

葵「うん、たまには茜も私に頼らず、1人でコミュニケーションをとらないとね。いい経験になると思うよ」

 

当麻「は、はぁー」

 

葵さんがそんなこと言うなんて珍しいな。というか、何でそんなに笑顔なんですか?流石に嫌な予感がしてきたんですが

 

額から汗がダラダラと流れ落ちる。

 

葵「今日ね、私茜と帰るはずだったんだ」

 

当麻「え?」

 

葵「教室まで向かえに行ったのに茜ったら私との約束を忘れて上条くんと2人で帰ってるんだもん」

 

当麻「、、、」

冷汗が止まらない。どうやら茜が葵さんと一緒に帰る予定だったがあいつがそのことを忘れて葵さんを置いて俺と2人で帰ってタコとに怒ってるようだ。

 

そりゃ、忘れてたあいつが悪いな。でも、それじゃあ今も笑顔で俺を見つめてる理由とは一体何だ?

俺は、何もしてないから何も悪くないはず

 

葵「それでね、茜が言うには上条くんと帰りたくて走り去るあなたを追いかけたら忘れちゃったらしいんだ。走っていく茜に声をかけたけど聞こえてないから私も後を追いかけたんだ。」

 

当麻「へ、へぇー、そうなんですか、知らなかったです」

 

葵「ねぇ、上条くん。私、あなたにも止まるように言ったんだけど、聞こえてなかったのかな?」

 

当麻「え!?」

 

葵「ねぇ、上条くん。どうして、私を置いて2人で帰ろうとしたの?あの後、私は大変だったんだよ?そもそもいつも一緒に帰ってるのに私がいないことに疑問に思わなかったの?」

 

当麻「い、いやー、気づいてはいたんですけど、用事でいないのかなって。その、それに今日は早く帰りたくて。だから、あえて何も言わずに帰ろうと」

 

葵「へえーー、やっぱり気づいてたんだ。茜にそのことを言ってくれれば、こんなことにならなかったかもしれないのに(私も一緒に帰りたかったのに)」

 

当麻「あのー、葵さん?」

 

葵「上条くん、ちょっと、おはなし、しようか?」

 

 

当麻「え!?でも、俺は悪くはry 葵「なに?」、、、いえ、」

 

 

 

 

 

その後、めちゃくちゃおはなしした。

 

そして、スーパーの特売に間に合わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

不幸だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




如何でしたか?

次は、少しオリジナル回です。

次は、タイトルは 「 食事 」です。

次もお楽しみに!
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