IS インフィニット・ストラトス ~クロガネを宿し者~   作:Granteed

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第四十一話 ~並び立つ白~

遠くの空で響く爆音が、生徒達を乗せたバスの窓ガラスを揺らす。旅館から少し離れた駐車場では、数台のバスと一台の救急車が止まっていた。

 

「生徒達は全員乗りましたか!?」

 

「織斑君と、紫雲君、更識さん。それに迎撃に出ている代表候補生達がまだ乗ってません!」

 

張り詰めた声が駐車場に届く。教師陣が右往左往する中には、打鉄を装備した真耶の姿もあった。それ以外にも数人、今回のテストで使用するはずだった武装を装備した打鉄を身に纏った教師がいる。

 

「……仕方ありません。私がここに残って織斑君を探します。他の先生方はバスと一緒に避難して下さい」

 

「一人で大丈夫なんですか!?」

 

「大丈夫です。これでも元日本代表候補生なので」

 

「山田先生!織斑君が来ました!!」

 

後ろを振り向くと、数人の教師に護衛されながらストレッチャーがこちらに駆けてくる。真耶は打鉄のセンサーに全神経を集中させた。

 

(機体の反応は……ありませんね)

 

いくらこちらがIS数機で守っていると言っても、敵がこちらに攻めてこない理由にはならない。現に前の戦闘では、打鉄では正体不明の敵機に手も足も出なかった。センサーをフル稼働させながら、真耶は鋼鉄に包まれた手を動かして身振りで指示を下す。

 

「織斑君を車に乗せ次第、先生方は急いでこの場を離れてください。私か織斑先生の連絡があるまで決して──」

 

気を抜いていたつもりは無かった。センサーからも目を離しはしなかった。にも関わらず、それは唐突に現れて、場をかき乱した。

 

「きゃあっ!!」

 

一夏を乗せたストレッチャーの周囲にいた教師四人が、何かに弾かれたかの様に吹き飛ばされる。次の瞬間、教師達の代わりに一夏の脇に立っていたのは人間だった。

 

「……」

 

それはISでも、先日襲ってきた正体不明の敵機でも無かった。首から下の皮膚が灰色に近い黒色の布で隙間なく保護され、首を覆う様に鋼の輪が取り付いている。顎と耳、頭頂部の三箇所を繋ぐように鋼鉄が装着され、目の部分は一枚の黒いガラスを熱して曲げたかの様な簡素なサングラスで隠されている。背丈は大人と言えるほど大きくなく、丁度真耶が受け持っている学生達の様な背格好だった。

 

「な、敵!?」

 

「バスを出してください!!」

 

背後に向けて言葉を飛ばしながら、打鉄のスラスターを点火する。地に着いていた足が浮き上がり、目の前の敵に全神経を集中させる。装備している武装の中から、自分の身長程の長さのブレードを選択して手元に呼び出した。

 

「離れなさいっ!!」

 

高圧的な物言いで、敵に接近する。人間の目では追うことすら難しい程の速度に一瞬で到達し、尾を引きながら加速を続けた勢いのまま目の前の少年にブレードを振り下ろした。

 

「……」

 

敵は、躱そうとも、逃げようともしなかった。ただ、向かってくる真耶に向かって右手を持ち上げる。そのたった一つの簡素な動作で、真耶の動きを止める事に成功していた。

 

「う、くっ……」

 

「……」

 

思えば、遠距離から射撃で蹴りをつけるべきだった。いくら目の前の敵が人間の姿形をしていようとも、その中身が自分と同じとは限らないのだから。敵の掌とブレードの刃が触れ合った結果、ISごと真耶の動きが止まる。目の前のブレードを動かそうと打鉄の両手に力を込める。だが、敵の片手に掴まれているブレードはウンともスンとも言ってはくれない。

 

「な、何でっ!?」

 

「……ふんっ!」

 

「っ!!」

 

ブレードから手を離したのは直感だった。ISを装備している自分と傍から見たら生身にしか見えない目の前の敵、本来ならばどちらが強いかは言うまでもない。しかし、極大の恐怖を感じ取った真耶は掴まれたブレードを放棄して、全力でスラスターを吹かして後ろに飛び退った。

 

「……中々いい反応だな」

 

ぽつりと目の前の敵が言葉を発する。それは少年とも、青年ともとれる男の声だった。真耶は目の前で刀身が握りつぶされたブレードを驚愕の視線で見つめながら、返事の代わりに質問を飛ばす。

 

「あなたは……誰なんですか?」

 

「その問いに答えはいらない。お前と俺の間にあるのは敵、その関係だけだ」

 

少年が踵を返して真耶に背中を向ける。その目的を悟った真耶は、反射的に銃を展開して狙いを少年に定めていた。

 

「動かないでください!!」

 

「……撃てるのか?お前が撃てば、こいつにも当たるぞ」

 

そう言って、少年はストレッチャーの上で寝ている一夏を示す。確かに、IS用の大口径の銃弾ならば、人の体など容易く粉砕して後ろにいる一夏に届いてしまう。真耶は唇を噛み締めながら、再度警告を発した。

 

「動かないでください」

 

「……無意味だな。逆に、お前達の動きを止めるとしよう」

 

気だるげに少年は片腕を上げる。何も握られていないその手は、虚空を掴むばかり。しかし少年の手の周囲がぼやけていき、光の粒子が収束していく。その光は丁度、ISの量子展開のものに酷似している。そして数秒後その手に握られている物を見た瞬間、真耶の顔は青色に染まった。

 

「お前はこいつの命とその他大勢の命、天秤にかけたらどちらを選ぶ?」

 

少年の手に握られた銃の矛先は、一直線に生徒達が乗っているバスに向けられている。バスの周囲を警護している数機のISも、少年の言葉で動けなくなってしまった。

 

「……どちらも選びません」

 

「中々興味深い言葉だ。ならば代わりに何を差し出す?」

 

「何も差し出しません……貴方を倒します!!」

 

三度、打鉄のスラスターを全力で吹かす。一秒、先程とは別のブレードを右手に展開する。二秒、ゼロだった速度がトップスピードに乗る。三秒、少年の首元に殺意を纏ったブレードが迫る。

 

「つまらないな」

 

ため息をついた少年は、銃を持ったまま右手を真耶に向かって振るう。銃床がブレードを打ち付け、刃が少年の顔を掠める。鼻が触れ合う距離にまで詰まった二人は、刹那の瞬間見つめ合った。

 

「ふっ!!」

 

「あぐっ!!」

 

少年の膝が、真耶の腹部に突き刺さる。純粋な衝撃はISの絶対防御を以てしても防ぎきれる物ではなかった。人間のそれとはかけ離れた脚力で繰り出された一撃は、真耶を大きく吹き飛ばす。地面に突っ伏しながら顔を上げた真耶は、遠くから自分を見下ろす黒衣の少年に問いかけた。

 

「あ、あなたは人間なんですか……?」

 

「……人間の線引きによる。さて、これで邪魔はいなくなったな」

 

少年は真耶から視線を外して、遠くの教師達を一瞥する。真耶が吹き飛ばされたのをみて飛びかかろうと身構えた教師達だったが、少年の手の中にある銃を見て逡巡してしまう。

 

「後は、こいつを……」

 

「や、やめなさい!!」

 

真耶の叫び声で一夏へと伸びていた少年の腕が、一瞬だけ動きを止める。ストレッチャーの上で寝ている一夏は身じろぎ一つせず、自分を守る術を何一つ持たない状態だった。真耶は何とか立ち上がろうとするも思った以上にダメージが大きいのか、体が全く言う事を聞いてくれない。

 

「織斑 一夏。お前を……」

 

緩やかに少年の片手が一夏の首に伸びていく。教師も、バスから見つめるクラスメイトも、真耶でさえも最悪の事態が脳裏に走った。

 

「っ!!」

 

しかし刹那の瞬間、少年は伸ばしていた手を素早く引っ込めて後ろに飛びすさる。そして先程まで少年が立っていた場所に上空から白い塊が落下してきた。

 

「……何故、貴様がこのタイミングで出てくる」

 

『答える必要が、あるのか?』

 

落ちてきたのは、白い鬼だった。その両手にはそれぞれ鈍色に輝く太刀を構え、眠っている一夏を守護する様に少年の前に立ち塞がっている。短い返事を返したラインバレルは地面に太刀を突き刺して空手になると、目の前の少年に飛びかかった。

 

「ふっ!」

 

『な……に?』

 

少年に飛び掛ったラインバレルから驚愕の声が漏れる。目の前の存在を抑えようと突き出された両手は、少年の両手に押さえつけられた。組み合った双腕は、ギリギリと進退を繰り返すばかりでどちらに軍杯があがる訳でもなく、完全に力比べの状態へと移行している。

 

「ラ、ラインバレル!その人は普通ではありません!!気をつけてください!!」

 

『だったら……!!』

 

ラインバレルの背中側に装着されたテールスタビライザーが音を立てて展開される。出力の上昇を示す様に徐々に大きくなっていく駆動音を響かせながら、ラインバレルは少年を空へと持ち上げた。

 

「ちっ!」

 

少年の口から、初めて狼狽の音が漏れる。ラインバレルの頭上に掲げられる形で持ち上げられた少年は、追撃が来る前に無理やり掴まれた手を振りほどいた。そのまま重力の助けを借りて威力を増した拳を、角を叩き折る勢いで振り下ろす。

 

『甘いっ!!』

 

テールスタビライザーが音を立てると、体勢を変えずにラインバレルの体がそのまま後ろに動く。振り下ろす対象を失った少年の拳は、そのまま地面へと突き下ろされた。音を立ててひび割れる地面に目をくれる事なく、ラインバレルは五指を纏めて槍のように尖らせた貫手を少年の肩口めがけて繰り出す。

 

「はっ!!」

 

少年は貫手の側面を叩いて進路を無理やり変えると同時に、地面を蹴って距離を取る。アスファルトの地面に突き刺さった手を抜きながら、ラインバレルは赤い瞳で少年をまじまじと見つめた。

 

『……何者だ?』

 

「お前の言葉をそのまま返そう……答える必要が、あるのか?」

 

『……』

 

「お前相手に生身というのも辛いのでな、使わせてもらうぞ」

 

少年は首元の輪に手を添えて、幾つかの操作を繰り返す。数秒後、少年の周囲が光るのを見たラインバレルは直感的に太刀を手元に呼び戻して突撃していた。

 

『ウオオオオッ!!』

 

二本の太刀は寸分違わず少年の両肩へと振り下ろされる。だが、その太刀は目的を果たし終える前に動きを止められた。

 

『……ハアアッ!!』

 

先程まで少年だった存在が、咆哮を上げる。鋼の鎧を身に纏い、顔面に唯一浮かぶ単眼を光らせながらイダテンは太刀を掴んだ両手に力を込めた。

 

『チッ!』

 

太刀を砕いたイダテンはそのまま回し蹴りをラインバレルに目掛けて放つ。今度はラインバレルが後ろに飛び退る番だった。敵と距離を取ったラインバレルが背後に手をやりかけて、その動きを止める。

 

『……使わないのか。それを使えば、俺をいとも容易く倒せるだろう。それとも、相手が人だから逡巡でもしているのか?』

 

『……』

 

『ならばこう言おう。お前がそれを使わなければ、俺はこいつらを殺す』

 

腰にマウントされていた二丁の銃器を片手に握り締め、それぞれの銃口をバスと地面に転がっている真耶に向けるイダテン。掴むものを見失っているラインバレルの手が僅かに揺れた。

 

『こうすれば迷いは消えるはずだ。貴様が本気で戦うか、それとも目の前のこいつらを見捨てるか。取る方は決まっているだろう?』

 

『……』

 

『戦え。所詮、俺たちの様な存在が歩む道はそれしかない』

 

『……それは間違っている』

 

『何……?』

 

ラインバレルに反論されて、イダテンの声が初めて揺れる。その言葉を理解出来ないのか、首をかしげるイダテンに対して、ラインバレルは腰から手を外して徒手空拳のまま、地面を踏みしめた。

 

『確かに俺たちは戦う事しか出来ない。この力は、それ以外に使うことは出来ないだろう。だが、俺とお前では戦いという行動は同じでも、その目的が違う』

 

『目的、だと?』

 

『そうだ。俺は誰かを傷つける為に戦う訳じゃない。大切な……俺の思いに従って戦う』

 

空を掴んでいたラインバレルの手に、背後から飛び出てきた武具が握られる。胴体が開いて現出する緑色の刀身は、光を放ってラインバレルの横顔を照らした。

 

『これ以上、貴様らに誰も傷つけさせない。俺が守ってみせる』

 

『……詭弁だな。だったらこうしよう、俺は貴様が攻撃したら撃つ。動いても撃つ。俺に倒されるその瞬間まで、身じろぎ一つ許さない』

 

『……ああ、構わない』

 

『……ふん』

 

鼻を鳴らした迅雷は両手の銃をラインバレルに向ける。握りしめている武器、エクゼキューターを展開したまま、ラインバレルはイダテンの言葉通り身じろぎ一つしなかった。

 

『一ついい事を教えてやる』

 

『何だ?』

 

『今ここで、お前を止めるのは俺じゃない』

 

『なら、聞かせてもらおう。今ここでお前以外に、誰が俺を止められると言うのだ?』

 

イダテンが大仰な手振りで周囲を指し示す。地面を転がっている真耶、武器を構える事も出来ずに遠巻きに戦闘を見つめるだけの教師陣、バスの中で戦々恐々としながら怯える生徒達。そんな状況の中唯一武器を構えているラインバレルは、自信たっぷりの口調で返した。

 

『決まってる……もう一人いるんだよ。お前を許せない奴が』

 

『何だと──っ!?』

 

ラインバレルに向けてイダテンが一歩を踏み出したその瞬間、その背後に極大の光が灯る。本能的に危機を感じ取ったイダテンは、後ろも見ずに体を出来うる限り捻った。そして一瞬の間に、イダテンの半身が白い閃光に包まれる。

 

『ぐああああっ!!』

 

純粋な熱量を伴ったその砲撃はイダテンの半身を焼き尽くす。純粋が故に防ぐ方法も存在しない至近距離から放たれたその砲撃は、主の帰還を祝福する砲火だった。空に放たれた砲撃を見た瞬間ラインバレルが突撃して、半身の焼け焦げたイダテンの懐に入る。少し前まで右手に握られていたエクゼキューターは既に収納され、その代わりにあったのは虹色の光球だった。

 

『……ちっ』

 

『吹き飛べえええっ!!!』

 

光球をイダテンの体に押し込むように右手を密着させる。同時にラインバレルの右手が輝きを増し敵の体の内部から光が溢れ出したかと思うと、まるで幻のようにイダテンの姿が掻き消えた。

 

「……え、え?」

 

状況が全く把握出来ない真耶は寝転がったまま、呆けた声を上げる事しか出来なかった。つい先程まで目の前で戦闘が行われていたなどとは信じ難い程場は静寂に包まれ、地面に刻まれた傷痕が無ければ、先程の全ては本当に幻だったのではないかと疑ってしまうほど周囲は静かだった。そんな中、ラインバレルは忘れ去られたようにぽつんと放り出されたストレッチャーに一歩ずつ近づいていく。

 

『……感謝する。おかげで奴に隙が出来た』

 

「気にすんなよ。今まで何度も助けてもらったんだ。こっちこそ感謝してるぜ」

 

つい先程までストレッチャーの上に寝ていた彼の姿はそこにはない。片手に巨大な砲身を抱え屈託のない笑顔を浮かべながら、ラインバレルに感謝の言葉をかけ続ける。

 

「ありがとな、ラインバレル」

 

「……お、おおお織斑君!?だ、大丈夫なんですか!?」

 

ISを解いた真耶が駆け足で一夏に駆け寄る。ダメージの影響か、足をもつれさせて目の前で転んでしまったが一夏がその大きな手で受け止めた。

 

「先生、大丈夫ですか?」

 

「そ、それはこっちの台詞です!け、怪我の具合は……」

 

装甲に包まれていない部分に触れて、一夏の怪我の度合いを確認していく。不思議なことにISスーツに包まれた一夏の体は、どこも負傷していなかった。確認を終えた真耶が一夏から離れると、ラインバレルの電子音声が響き渡る。

 

『問題無いなら行くぞ。まだ敵は残っている』

 

「さっきの敵はどこいったんだ?まさか戻ってくるなんて事ないよな?」

 

『限界ギリギリの距離まで飛ばした。お前が与えたダメージも相当な物だから、戻ってくる事はないだろう』

 

「そっか、なら一安心だ」

 

『お前は仲間の所へ行け。俺は織斑 千冬の援護に向かう』

 

「ああ、分かった」

 

妙にあっさりとラインバレルの言に従う一夏。その対応を不思議に思ったのか、飛び立とうとしていたラインバレルが一夏の方に振り返った。

 

『……何故だ?』

 

「ん、何がだ?」

 

『何故お前はそこまで信用出来る?正体も明かしていない俺の事を、どうして信用出来る?』

 

「そんなの決まってんだろ。アンタは二度も俺たちを助けてくれた。だから感謝もしてる、信用もしてる。何より俺が思うんだ、アンタはいい人だって」

 

『いい人、か……』

 

一夏の言葉をオウム返しに繰り返す。ラインバレルの隣に立つと、一夏もスラスターを点火させて、白い翼を掲げた。

 

「さあ、行こうぜ。あいつらが待ってる」

 

『ああ』

 

「し、白鬼さーん!!」

 

ふと、自分の事を呼ばれて声の主を探す。声の発信源はバスの方角からだった。見れば、バスの窓が幾つか開いて、そこから数名の生徒達がこちらを見つめている。その中の一人の生徒が、小さな手でメガホンを作りながら、こちらめがけて叫んでいた。

 

「お願いします!かんちゃんを、皆を助けてください!!」

 

『……』

 

それはよく見知った相手からの頼みだった。ラインバレルからすればその願いは必然であり、絶対。この力を行使する目的がその願いなのだから。しかし、彼方にいる少女はそれを知らない。力もない。だから願うしかないのだ。一人安全な場所で祈り、願い、他者に縋るしかない。

 

『……大丈夫。分かってるよ、のほほんさん』

 

「何か言ったか?ラインバレル」

 

『いや、何でも無い』

 

ほんの少しだけ、自分の心を吐露する。隣の友人に聞かれないように、ほんの少しだけ。返事の代わりにその少女を見つめ返して、大きく頷いてやる。それだけで十分だった。

 

『準備はいいか?』

 

「ああ、いつでもいいぜ!!」

 

『……行くぞ!!』

 

「おうっ!!」

 

今、夕暮れの空に二つの白が飛翔する。

 

 


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