僕の名前は将棋 大好男。
どうやら僕はここに転移してきたようだ。
ここには灯りはなく、暗闇だけが広がっている。
まるでこの世界に自分しかいないようだ。
何故こうなったのか――実は見当はついている。
そう――僕はたしか――
僕は将棋のオリンピック大会に出場していた。
残りあと何手かで決着がつくところで、将棋に集中していた僕は背後に近づく黒塗りの男に気づかなかった。
そして強く頭を殴られ、薬を飲まされた。
そして、目が覚めたら――
こんな所にいたのだ。
おそらく飲まされた薬になにか入れられていたのだろう。
そして、黒幕はきっとアガセ博士だ。
さすが、将棋のオリンピック大会に出ていただけの実力はあり、将棋 大好男は目を覚めてからコンマ1秒で状況を理解した。
「とりあえず、こんな暗いところで立ち止まっていても仕方ない。進もう」
そう将棋 大好男は言ってゆっくりと歩き始めた。
歩き始めて36万・・・いや、1万4000年だったかな・・・まぁいい体感時間では五分の出来事だ。
ひとつの灯りが見えた。
「あれは…いったい…?」
暗闇の中、希望とも言えるひとつの灯りを見つけ、足早にその灯りに近づく。
そこに照らされていたのは――将棋盤であった。
将棋盤を見て、ひとつの言葉を思いつく。
言いたくて言いたくて仕方がない。
いや――もしかしたら、この将棋盤を見る前からこの言葉を知っていたのかもしれない。
将棋 大好男は大きく息を吸い、高らかにそれを叫ぶ。
「まるで将棋だな!」
完
解説
まずはじめに、将棋大好男(しょうぎ だいすきお)と読みます。そして彼は主人公ではありません。
次に、将棋大好男は特に何かを調べることなく、犯人と状況を知りました。その時に皆様は「こんな化け物たったIQ300とか作者頭沸いてんのか」と思ったかと思います。
彼がIQ300なのは正確にIQを確かめていないことと、凡人の理解の域を超えているため、とりあえず300ということになっています。
最後に、実は文字数が足りずに、ビジネス文書を乗せたためハーメルン運営に非公開にされてしまいました。
なのでここに解説という形で文字を残させていただきます。
しかし、私もハーメルンというサイトを使うのは初めてなので、ここに解説を書いても大丈夫なのかは分かりません。
何卒、初心者の私めに色々とご指導いただけると幸いです。
先ほど最後に、と書きましたが…あれは嘘だ。まだ少し続きます。
こちらの方短編小説になっているのですが、同じ物語の短編を何度も続けるため実質連載ですね。では、