仕事やら家業でなかなか更新できませんでした。
遅れて入ってきた2人は姉妹で姉を椎名深夏さんといい、杉崎さんのクラスメートで僕の中学校の先輩でもある。
妹の方は椎名真冬ちゃんといい、僕とは同じクラス。
すると杉崎さんが。
「そういえば2人は『初めてのころはあんなに楽しかったのに』みたいなことってある?」
「何だよ、突然に」
「いや、会長が久しぶりに『世の中がつまらなくなったんじゃないの。あなたがつまらない人間になったのよ。』何て久しぶりに良い名言を言ってたからな」
杉崎さん、それ普通本人の前で言いますか?
「久しぶりって何よ」
あ、くりむちゃんが怒ってるよ。
「真冬はコスメ、お化粧ですかね」
「「化粧?」」
あ、杉崎さんとハモった。
「昔お母さんがやってるのを見て真冬もやってみたいな~って感じだったんですよ。それで中学校に上がった時に自分専用の化粧箱を買った時は嬉しかったんですけど、よくよく考えたら真冬、化粧水くらいしか使ってないんですよね」
やっぱり女の子だね。
僕は
「大丈夫だよ真冬ちゃん。下手な化粧したら真冬ちゃんの可愛さが台無しになっちゃうから」
「あ、ありがとうございます」
あ、杉崎さんがまた、ナンパしてるよ。
「その、天馬君はどうですか?」
「僕も杉崎さんと一緒だね。それにしても、女の子って化粧に憧れるものなのかな?」
「女の子にもよると思いますけど、どうしたんですか?」
僕は昔の事を思い出していた。
そう、それは幼稚園の頃の話だ。
「昔ね、くりむちゃんも化粧した事があったんだ」
「会長さんもですか?」
「うん。だけどあれは化粧ってより」
「そんな昔の話を思い出すのは止めてよ」
「アカちゃんもそういうのに興味があるのね」
「もう、知弦まで」
よく見ると真冬ちゃんと紅葉さんが笑っていた。
「なあ、天馬。あたしの魅力ってなんだと思う」
「え、どうしたんですか?、先輩」
「聞いてくれよ。さっき鍵の奴があたしと結婚したら真冬が義妹になるって魅力が、とか言うんだぜ」
杉崎さん、ハーレムを結成するとか言いながら、その発言はどうなんでしょうか。
「えっと、先輩の魅力ですか?」
「そんなのや」
「杉崎さん、少し黙っててくれませんか」
「あ、はい。愛って時折、怖い」
杉崎さんって本当に失礼だね。後なんか余計なこと言われていた気がする。
「先輩の魅力ですが、やっぱり明るくて、元気いっぱいなところだと思いますよ。それだけで家庭が明るくなりそうですし」
「そ、そうか。ありがとうな」
なぜだか先輩の顔が真っ赤だけど熱でもあるのかな?
「わ、私の魅力は」
「くりむちゃんの魅力は言動で周りをよく振り回しちゃうけどやっぱりかわいいところだと思うよ」
「あ、ありがとう」
あれ、くりむちゃんも顔が真っ赤だよ。
「ま、真冬の魅力は。真冬は勉強もスポーツも苦手ですし」
「真冬ちゃんは旦那さんが忙しい時でも子供と一緒にゲームで遊んでくれるような優しい母親になれると思うよ」
「そ、そうですか」
真冬ちゃんの顔も真っ赤になっていた。
「じゃあ、さっきも話したけど。あんな手紙を書く人の魅力は何かしら」
「さっきの手紙、もしかして低学年の時に書いたものじゃないんですか?。相手の事が好きだけど、どう表現していいか分からないからあんな手紙を書いたんじゃないですか?」
「そ、そうね」
あれ、紅葉さんの顔も少し赤いような。
「大丈夫ですか」
僕が前髪を上げて額をくっつけようとすると「ひゃあっ」って声をあげ真っ赤になる紅葉さん。
「風邪が流行ってるのかな」
「ああ、お前というウィルスがな」
さらりと杉崎さんが何か言っていたけど何を言ってたんんだろ。
しばらくして女性メンバーの顔色が戻ったので話を続けることにした。