シスコンを拗らせて投獄された悪魔   作:金毘羅米

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この勢いで二話も言っときます。
誰も無限追跡ごっこに触れない悲しみはわかるまい。


2.え…嫁いるの……?

「グレグレ、フィ〜ア♪妹いいな♪あんな顔こんな顔いっぱいある〜けどぉ〜」

 

「みんなみんなみーんな、みーせてくれる可愛い表情みーせてく〜れ〜る〜♪」

 

「かーらだ中を舐めたいなぁ♪」

 

「はい♪」

 

「グレイフィア〜♪」

 

「あんあんあん…鳴〜いておくれよ」

 

「グレイ〜フィア〜♪」

 

「はぁはぁはぁ…とっても可愛い」

 

「グレイ〜フィア〜♪」

 

「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇええ!!!」

 

「ん?あ、すまんすまん今日もお熱が過ぎた」

 

「後半の歌詞はなんなんだ!?怖いんだよ!実の妹に何を欲情しているだ」

 

「しっかり聴き込んでんじゃねぇか」

 

「これだけ近ければ嫌でも聴こえてくるのだ。お前の妹への狂気は普通ではない」

 

「コルビィーは妹とかいないの?」

 

「……私の親は神だ。あえて妹というならガブリエルが当てはまるだろう」

 

「ガブリエルに謝れよ」

 

「何故だ!!?」

 

「DNAがどう見てもちがうだろ」

 

「DNA?あぁアザゼルがそんな言葉を言っていた様な……」

 

「本当に戦争しか頭にないようだな。他の知識が壊滅的だな。引いた」

 

「何とでも言え、そもそも戦闘の事以外頭に入れるつもりは無い」

 

「嘘つけ。堕天してるし、間違いなく女にうつつを抜かしたんだろう?」

 

「…………………」

 

「図星か。神の星(コカビエル )だけに」

 

「上手く無いとは言えない」

 

「素直か。で、どんな女が好きなの?」

 

「質問に質問を返すようだが、お前はどんな女が好みなのだ?」

 

「グレイフィア」

 

「聞いた俺が馬鹿だった」

 

「当たり前だろう。あの顔、あの体、全身から溢れ出る品性の良さ。胸なんて男を満足させようとしたらお釣りが来るぞ?」

 

「何を言っているかが全く理解できん。確かにあの女は上等だ。そしてどうしてお前の様な品のない発言のできる兄がいるかも謎だ。これがDNAが違うというヤツではないか?」

 

「お、DNA覚えたじゃん。やったな」

 

「き、貴様馬鹿にしやがって……」

 

「さっき仕返ししようとしたんだろうが残念だったね。先輩舐めんなよ」

 

「はぁ…俺の負けだ」

 

「素直じゃん」

 

「お前との会話に無駄な労力を使わない方がいい事は学んだからな」

 

「そっか。で話し戻すけど…どんなのが良いんだ?」

 

「そうだな、俺の嫁は……」

 

「え、待って…」

 

「ん?何だ」

 

「結婚してんの?」

 

「その為に堕天した様なものだ」

 

「いやいやいや、嘘はやめとけ」

 

「嘘などつくか!!」

 

「いや本当に!後で虚しくなるから!」

 

「嘘で無いと言っているだろうが!!」

 

「あー、わかった!仮に嫁がいるとしよう」

 

「だからいると………まぁいい。それで」

 

「で、どんな方なんだ?」

 

「人間だ。と言ってもグリゴリの協力もあって老いは止まったままだ」

 

「ふーん便利な技術があるもんだな」

 

「俺がアザゼルに本気で感謝したくらいだ」

 

「てかお前こんな処でお勤めとか。嫁泣かせも良いとこだな」

 

「それは……耳の痛い話だ」

 

「素直か。愛妻家か」

 

「それは貶しているのか褒めてるのか……」

 

「もちろん褒めてるとも」

 

「まぁ嫁の事は心配ない。シェムハザあたりが目を掛けてくれるだろう」

 

「あーあの優男ね。あれは良い男だからな」

 

「面識があるのか?」

 

「戦場でな」

 

「そう言えば俺もお前の妹と戦場であったぞ?」

 

「あー……そんな事も言っていたな」

 

「意外だな俺は少なくとも妹を大分痛めつけたんだが」

 

「何、怒ると思ったのか?」

 

「それだけシスコンを拗らせているからな」

 

「戦場は戦場だ。そこは割り切っている」

 

「ならお前も俺と同じではないか」

 

「どこがだよ」

 

「俺も嫁は嫁、戦いは戦いと別々だ」

 

「おやつはおやつ、夕食は夕食、別腹か」

 

「何故言い換えた。何故シリアスな雰囲気を無理やり出そうとする」

 

「良いじゃん。やってみたかったんだよ」

 

「ならもう少し言葉を選べ」

 

「はい、やめまーす」

 

「自由か。はぁ…お前みたいな奴がルキフグス家の当主とは世も末だな」

 

「ん、違うぞ?」

 

「何がだ?」

 

「知らないのか?今の当主はユークリッド、俺の弟がやってんの」

 

「ユークリッド……知らんな」

 

「知っとけ、優秀な弟だ」

 

「どうせそいつもシスコンを拗らせているんだろう?」

 

「そうだな。だがグレイフィアへの愛で弟に負けるわけにはいかないな。まぁ3Pなら許してやる」

 

「何を言っているだ貴様は!」

 

「いやだから3Pを……」

 

「それ以上言うな!常識を知らないのか?」

 

「お前に常識語られたくないわ。勘違いするな3Pがお前の思ってるものとは限らない。3人で何かをする事が3人でプレイ、3Pだ」

 

「おお……ならまだ……いいのか?」

 

「そうだとも。具体的に言うならば俺が前から、ユークリッドが後ろからそれぞれグレイフィアを塞いで……」

 

「やっぱりその3Pじゃねぇかぁぁあ!!」

 

「声でけぇよ。顔怖ぇよ」

 

「だから顔は関係だいだろうが!!」

 

「まぁ落ち着け、お前のそんな姿みたら嫁さん悲しむぞ?」

 

「誰のせいだと思っている!」

 

「お前と俺を巡り会わせたコキュートスのせいだろうね」

 

「くっ……無駄に回る口だな」

 

「あざーす」

 

「ふんっ………」

 

「で、その小5妻との夜は激しかったの?」

 

「何が『で』だ。どこからそんな話が始まっていた!?」

 

「気にすんなで、どうなの?」

 

「人並みだ」

 

「人じゃねーだろ」

 

「そんな事いちいち気にしていたらきりが無いだろ」

 

「おぉ…まともな意見。てかお前、小5妻は否定しないのね……」

 

「…………………」

 

「え、マジで……………?」

 

「…………………」

 

「…………………」

 

早くも気不味い同居者たち。この先どうなる。

 

 

 

 




ロリコンは個人の自由だからね。
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