ギャルゲー主人公Wが教える模範解答   作:井口 海斗

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最初に言っておきます。
この話はなんだかつまらないと思うかもしれませんが根気強く1000文字程度読んでいただけると幸いです。
何かわからなくて気になる人は感想で聞いてもらっても構いません。
それではどうぞ。



セーブ0.特別な少女A

 

 私は特別なんだ

 

 

 

 

 

 私は希望なんだ。

 

 

 

 

 

 私は生まれた時から特別だった。

 

 

 

 私は生まれた時から希望だった。

 

 

 

 でも、私は生まれた時から孤独だった。

 

 

 

 

 

 仕方ない。

 

 

 

 

 

 私は希望なんだから。

 

 

 

 

 

 私は故郷を離れた。

 

 

 

 私は仲間から離れた。

 

 

 

 私にしかこれは出来ない。

 

 

 

 

 

 救いたい。

 

 

 

 

 

 故郷、仲間を…………

 

 

 

 

 

 美しい、微笑ましい。

 

 

 

 もっとだ。

 

 

 

 

 

 まだ足りない。

 

 

 

 

 

 まだだ。

 

 

 

 

 

 醜い、汚い。

 

 

 

 知りたくない。

 

 

 

 

 

 もう少しだ。

 

 

 

 

 

 もう少しで…

 

 

 

 

 

 あと一つだ。

 

 

 

 あと一つで、救える。

 

 

 

 …………そこからどんなに時間がたっただろうか。

 

 

 

 

 

 わからない。

 

 

 

 

 

 わからない。

 

 

 

 

 

 あと一つなんだ。

 

 

 

 何故わからないんだ。

 

 

 

 私には理解することが出来ないのだろうか。

 

 

 

 

 

 あきらめない。

 

 

 

 

 

 あきらめない…………

 

 

 

 

 

 あきらめない…………

 

 

 

 

 

 あきらめてたまるか…………

 

 

 

 

 

 あきらめてたまるか…………

 

 

 

 

 

 あきらめたくない…………

 

 

 

 

 

 あきらめたくない…………

 

 

 

 

 

 あきらめたくない…………

 

 

 

 

 

 心は擦り切れていった。

 

 

 

 もう駄目なのか…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな時見つけた。

 

 

 

 これだ。これで私は仲間を救える。

 

 

 

 でもこれだけじゃわからない。

 

 

 

 

 

 必要だ。

 

 

 

 

 

 必要なんだ。

 

 

 

 

 

 私だけでは駄目だ。わからない。

 

 

 

 協力者が必要だ。

 

 

 

 私は探した。探し続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時間はかかったが見つけた…………

 

 

 

 

 

 

 

 見つけられた…………

 

 

 

 

 

 これで救われる。

 

 

 

 しかし才能はあるが、若い。まだ小学生だ。

 

 

 

 恋愛をするのにはまだ早い。

 

 

 

 

 

 なら待とうじゃないか、高校生まで。

 

 

 

 そうなるとそれまでにいろいろと準備が必要だ。

 

 

 

 私は準備した。

 

 

 

 試作品を作り、実験も何度も繰り返した。

 

 

 

 そして完成した。私達の希望が、最高傑作が。

 

 

 

 さあ、愛に行こう。会いに行こう。

 

 

 

 

 

 故郷を離れて数千年。

 

 

 

 今決着がつく。

 

 

 

 あれが家か。

 

 

 

 

 

『ガチャッ』

 

 

 

 

 

 ある朝のどこにでもいる男子高校生の何気ない通学シーンだった。

 

 

 

 だが私達にとってこのドアは、私達の次のステージへの入り口なのかもしれない。

 

 

 

 

 

『お………うみ…』

 

 

 

 

 

 そういえば彼に会うのは初めてになる。

 

 

 

 こんな顔だったのか。

 

 

 

 

 

『じゃ……あ…』

 

 

 

 

 

 警戒して離れすぎているせいか聞き取りづらい。

 

 

 

 もう少し私は近づいていく。

 

 

 

 近づいていく。段々と私と彼の距離が縮まっていく。

 

 

 

『今日は時間もいっぱいあるしゆっくりと行きますか』

 

 

 

 私は出来る限り近づいた。

 

 

 

 全て聞き取れる距離まで近づいた。

 

 

 

 彼はそう言うと歩き出した。

 

 

 

 私は彼が見えなくなるまでその背中をずっと見ていた。

 

 

 

 私はこの日をどれだけ待ちわびただろうか。

 

 

 

 やっとだ…………やっとだ…………やっと…………

 

 

 

 

 

『…………やっと見つけた』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やっと見つけた希望。フィクションではなくここはリアル。主人公補正も無ければまして神の加護も哀れみも無い。あるのは事実。事実だけが突きつけられる世界。

 

 

 

 今から始まろうとしているのは私と彼の物語_____

 

 

 

 奇跡のないこのクソゲーで私はあきらめない。あきらめてたまるか

 

 

 

 _____そんな物語

 

 




またまた2週間以内ギリギリで投稿できました。
本当にこの頃疲れすぎて書く意欲が湧かずにいたので宣言した期間の最終日に追い込んで自分に書かせました。
そう考えると我が兄はこの2週間の間に5,6話書いてますね。流石としか言いようがない。
今回は裏話と言うか何だかつかみどころがないなんか自分でも書いててつまらない話って感じがしました。本当に読んでいただきありがとうございました。
でもこの話も後々重要になるので絶対に書いときたかったわけです。
次回はまた本編に戻るので続きが気になっている人は次回をお楽しみに。
長くなりましたが、それでは次も2週間以内に投稿できたらと思います。
それまでさようなら。
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