一般魔戒騎士 マサヒロ   作:元ラヴァル流アラブリ

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いい加減続きを投稿せよと牙狼台から怒られた(パチンコ大敗北)


彼女は南の番犬所の上司様 後編

なんだかんだでオルト師匠の施術(医療行為)もひと段落し、俺はもう立ち上がって良しとされた時、

 

────コン、コン、コン、コン────

 

戸を規則正しく叩く音が部屋に響き、師匠が返事をすると、

 

「オルト様~お預かりしましたマサヒロ様の衣服の洗濯・浄化終わりましたのでお持ちしました~!」

 

この間延びして柔らかさと安らぎを兼ね揃えた優しさ溢れる声が俺の耳に届く。

 

─────薄暗く閉じられた空間は今開かれ、一筋の光りと共に一人の天使が入ってきた…玄関先で俺に癒しをくれた驚異的な胸囲を持つ天使こと、神官見習いちゃん(仮称)が師匠に剥ぎ取られた俺の服をわざわざ持ってきてくれたらしい…そして俺は彼女の姿に今再び視線を釘付けにされた。

彼女の姿は数時間前のモノと変わりはないが、両手で保持した俺の服(綺麗に折り畳まれた)がその胸の立派な双対を押し上げて先ほどよりも視覚的に凶悪なモノに押し上げられていた。

 

────おい! そこ替われ!────口には出さないが俺はその時ばかりは無機物である服に嫉妬したのであった。

 

「……………あ、ごめんなさい~服をどうぞ~」

 

見習い神官ちゃんは俺の方に顔を向けて服を抱えたまま少しの間、動きを止めていたが俺が胸に送る熱い視線を服の催促と判断して急いで渡してくれた。

 

…もう少し眺めていたかったと少しもったいないと感じながら早々に着替えを始めようとした瞬間、俺はある致命的な事実に気がついた…そうだ、パンツは今履いているベトベトの物しかないのだった。流石にこのままズボンを履くほど俺は勇者じゃないしだからと言って脱いだところで……くだらないことかもしれないが魔戒騎士とて現代っ子、パンツの装備品が無いだけで戦闘力が下がってしまうことがある(俺調べ)。

まあ、魔戒騎士の中でも全裸で勇ましく闘える騎士もいるが俺にはできない…他所様の天才肌な人種とは違いノーパンでズボンを履くのに抵抗があるんだよ!あと急いでいる時になにかの拍子で皮とか毛がチャックに巻き込まれて大惨事になるだろ!!

 

「・・・・・・・・」

 

俺は滅多にしない神妙な表情を作り義姉に問うた。

 

「おねえちゃん、ダメ元で聞くけど番犬所(ここ)にパンツの替えって置いてない?(マジで)」

 

「此処には女物しかないぞ…履いていくか?(笑)」

 

「…おねえちゃん、弟分でも成人した男にそんなジョークはちょっと・・・流石にノーパンは抵抗があるから代用出来る物で何とかするよ」

 

俺は僅かな望みを込めた問を姉貴分がくだらない冗談で砕かれたのでそそくさと代案として返してもらった衣服の上着、『魔導衣』の四次元ポケット(仮称)を物色した。俺は魔導衣から白い布の巻き物(あるいは反物と表現するのが正しいだろうか?)を取り出した。

 

コレは見た目こそよく在るサラシに近い物だが、しかし!なんと 霊獣の毛を少々(数パーセント)だが編み込まれた『試作品』だ…まあ製造理由とかセールスポイントはいずれ語ることがあるだろう。

 

え?なんでそんな物持っているかだって?俺、これでも魔導具開発の家の人間だぜ?死亡フラグとか全裸フラグを叩き折り生存フラグを立ってる事に色々と策謀してるんだよ!悪いか?

 

「・・・すまないが二人とも暫く後ろを向いていてくれ」

 

俺は室内の女の子二人(一人は語弊有り)に明後日の方角を向いてくれるよう促し俺はベトベトパンツを脱ぎ捨てた。

 

さて、コレを代用にして褌にする…一人で布を絞ると少々緩いかもしれないが贅沢を言っていられない。

 

────シュ、シュ、シュル、シュ、シュルリ……────

 

……室内に少しの間だが布が擦れる音だけが響くがソレも直に終わり最後の仕上げに腰の高さの背骨の位置に布を絞りあげて余った布はは折りたたんで適当に隙間に押し込む…着け心地はまあまあ、代用品としては上等だと思う。

 

俺は納得のいく具合に微調整をしようとした瞬間、尻にヒンヤリと冷たいモノが当たり揉まれた。

 

それに驚愕し振り返った…俺の腰より下に張り付くように接近したオルト師匠が一心不乱に俺の尻肉に触れていた!

 

────もみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみ────

 

「……おねえちゃん、なんで俺の尻を揉みまくってるの?」

 

────もみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみ────

 

「…………相変わらず良いケツしてるなっと思ってな」

 

────もみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみ────

 

「さっきまで俺の全身を合法的に触りまくってなかった?」

 

────もみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみ────

 

「それとこれとでは全く別モノじゃよ。寝そべって脱力した筋肉(モノ)も良いが立ち上がってそこそこ盛り上がった筋肉(モノ)も触りたくなっての」

 

────もみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみもみ────

 

「 」

 

端から見れば『褌姿の成人男性の尻を揉みまくる少女』とマニアックな光景になっている(誰得だ?)

残念ながらこのセクハラ爺ならぬセクハラ婆は暫く俺の尻を揉みまくったが、俺自身は物凄く不快なので頃合いをみて無言で素早く身支度を済ませるのであった…あと師匠、弟子の尻揉みすぎです。

 

 

 

 

 

────場所は移り此処は番犬所の中に在る師匠の執務室で俺は改めて目的を果たすため対峙した。

 

本来なら俺のような騎士は劇中登場する他の騎士たちと同じように謁見の間(みたいな専用スペース)に通されるが常だが俺は師匠の弟子なのでわりと執務室に通してもらえる。

この執務室は師匠の私室も兼ねており(寝室は別)少々場に相応しくない私物とか転がっているがそこはまた別の機会に触れるとしよう。

室内の雰囲気を先ず特出して挙げるなら内装は厳かでいて豪奢と表現すればよいのか……芸術的センスと共に時々自分のボキャブラリーの貧相さでモヤモヤする事があるがまあ、積極的に直す気はないけど。

 

──もみもみもみもみ──(スカスカスカスカ)──

 

この執務室の中で中心に位置する場所に如何にもと風な木製の広く豪華な机が鎮座し、それに見合う高級志向な革張りのリクライニング・・・よくある社長イスに背を預けるこの部屋の小さな主は虚空に両腕を伸ばしその先の両掌の動きがある種の名残惜しさの表れであろう。

 

──もみもみもみもみ──(スカスカスカスカ)──

 

師匠のやや斜め後方に見習い神官ちゃんが微笑を浮かべ背筋を伸ばし控えていたいるが師匠とほぼ同じ並びに立っているせいか彼女の胸の大きさがより際立つなと場違いな感想が出てきたがそれ以上に師匠の奇行にツッコミを入れるべきだと俺は判断した。

 

「・・・師匠、未練がましくエアーもみもみしないでくださいよ」

 

本来ならあまり口にすることではないが俺の指摘に師匠は形の良い眉を釣り上げ、唇を尖らす。

 

「ぶーーなんじゃ、弟子の身体の状態を把握しておくのも師匠の義務だと思うのじゃがなー」

 

セリフ自体は至極真っ当に聞こえるが不完全燃焼な欲求が不満タラタラの姿は不機嫌な幼女のそれだがこれでも南の番犬所をまとめる筆頭の神官である……俺自身『お仕事』があるのでいつまでも付き合っていられない…俺は話を切り出した。

 

「師匠…俺も騎士なんであまり時間に余裕がないんです! 色々端折ってアレですが、少しでも活動資金と魔導火の追加をくだちぃ!」

 

少々情けないが騎士も人なのだ、先立つものが無ければ飢えるのみ…危険手当のキン消しを換金できなかった俺の所持金は秀夫さん二人分を切っている。由々しき事態なのである。

 

「・・・まあ、あのキン消しの件に関しては儂にも非が有った。今回は特別にくれてやるが、あの烈火炎装もどきは使うな…次は火傷程度で────────あと()()()も入ってるから指令こなしとくのじゃぞ」

 

少し目線を宙に泳がせたが……直ぐに魔導火ライター(満タン)と諭吉さんが束で一本は入ってそうな分厚い封筒を投げて寄こしてくれて思わずニヤついてしまったが、最後の一言は聞き捨てならない。

 

──────『指令書』──────

 

それは番犬所やその上位機関である『元老院』から主に送られる封筒に入った情報や事例などが記された書類の総称だ。

 

内容を読み解くには魔導火で封筒ごと燃やし宙に魔導文字が浮かび上がるのがほとんどだ、牙狼ワールドがファンタジーに片脚突っ込んでいると実感できる時でもあるが正直リアルなら受け取りたくない物でもある。

 

「師匠」「おっと指令書を突き返すのは止めるのじゃぞ…これでも優しい案件を回してやっているのじゃし、現金が欲しくばホラーを狩れ、()()()()()()()()()()()金回りは良くなるようにしてはあるのじゃし」

 

ニヤニヤと口元を歪める師匠に俺の表情筋は鉄仮面の如くを決め込んだが「それができたら苦労しねーよ」っと内に吐き出すしかなかった。

 

「あーあー儂に汗をかかせ足腰を立たなくなるくらい奉仕(医療行為)させておいてその上金銭まで要求するとは身も心もボトボトじゃのーー(棒読み)」

 

これで話は終わりだと師匠は椅子から立ち上がり伸び伸びと背を伸ばすストレッチしながらフラフラと控えていた見習い神官ちゃんに…寄りかかり、その至宝の如き双山に顔を……U✩ZU✩ME✩TA!!!!!!!!!!!!!!

 

「あ!オルト様!」

 

突然の事に焦る見習い神官ちゃんだが師匠はそんなことにおかまいなしとスーハースーハっと深呼吸しながらその小さな手で大きな果実を弄ぶ。

 

始めは優しく、徐々にイヤらしく指技をおり交ぜながらピンク色のオーラで場を支配する。

 

その光景に俺は唖然としながらも師匠は気に止めずに「あー疲れた(棒読み)儂は今から湯浴みをするからのー、お前さんも一緒に入ってコレで癒してもらおうかのー」

 

グヘヘヘヘっと師匠は自分の顔と同じ大きさの宝珠を惜しげも無く手で転がしながら宣言した。

 

見習い神官ちゃんは俺にチラチラと目線を送りながらも嫌がる素振りもなく頬を紅く染めながらコクコクっと肯定の意の様に頷いた。

 

その答えに満足気に微笑むがやっている事はソープ嬢と入浴プレイを楽しもうとするエロオヤジと同じであるが見習い神官ちゃんが嫌がる素振りがなければ俺には立ち入ったことはできない。わりと日常的になっているようである種のショック状態に陥りながらも感想的に昔やってエロゲーの『胸の豊かな少女の身体を思いのままにする幼女(外見)』を思い出すなーっと思う辺り俺自身もタフなのかもしれない。

 

この二人の視界には俺なんぞ既にフェードアウトしているようでピンクなオーラとハートマークをまき散らしながら奥に存在するであろう浴場へと引っ込んでいた。

 

それを見送って何とも微妙な心持ちになる「うん、帰ろう・・・」もうここですることは無いようだ。

 

そして俺は番犬所の門をくぐり抜け何気なく振り返った。来るときはどす黒き魔王城のイメージだったの帰る今は女性の秘密の花園の如きドピンクな白百合城(ユリ・パレス)だ。

 

おかしいな、肉体の疲れとか負傷と邪気は無くなったのに身体が重いなー。俺は懐にある封筒の重みを感じながら師匠は両刀だったななどと思い出しながら帰路についた。

 

 

 

──────その夜──────

 

「師匠ーーーーー!!!!!!また俺を騙したなーーー!!!!!!!!」

 

自室にて俺は絶叫した。

 

落ち着いた俺は(指令書のことは忘れ)ウキウキ気分で分厚い封筒を開いた──────中身は厚さのかさ増し分の指令書とビール券(350ml缶ビール共通券)50枚。

 

「せめて・・・ビン(633ml)でくれよーーー!!!!!」

 

一人の男の叫びにゲートから出てきたばかりの素体ホラーもびっくり。気まずそうに魔界に引き返したとかなんとかあったらしい。




超遅くなりましたすいません。

次回やっと魔戒騎士らしい仕事をするマサヒロにご期待(誰得?)

PS,暫くおんにゃのこは出てこない予定です。
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