「協力?」
「そうだ、最近ここらで異常な魔力量を探知したんだ、この魔力量はかなり高位の術式の準備をしていると考えられる。」
「具体的にはどう協力すればいい?」
「一緒に術者を倒してほしい。」
「場所は特定済みです。」
「わかった協力しよう。」
場所は変わって廃工場
「これで俺たちの願いが叶う!」
「残念ですがその願いは譲受されません。」
「誰だ!」
「イノケンティウス!」
「あの炎は!もう嗅ぎ付けていたのか!」
「さっさとやられてくれないかな?」
ステイルは突入と同時に、ルーンの刻まれているカードをばら撒いていた。
「ッ! せめて発動だけでも...」
男が術式を発動させようとする。だが、
「凶れ。」
一度その一言を唱える、その瞬間、男の腕には回転軸が発生し、腕が捻れた。
「グアッアアア!」
急に腕が捻れた男は叫び声をあげのたうち回る。
「いつ見ても凄まじいですねその、No.8「歪曲の魔眼」は。」
「ッ!、魔眼保持者か!死んでたまるか!総員撤退!撤退ィィィ!」
「逃がさん!」
神の力を使い、自身の動きを加速させ相手の前に回り込んだ。
「漆山聖が命じる、お前たちは死ね!」
そう叫ぶと自身の目は紫の光を宿し、不死鳥のシンボルが浮かんだ。
「イェス聖!」
そう言ってナイフで頸動脈をかっ切った。そして辺りは血の海になった。
「これは!?」
「ステイルたちには言ってなかったな、これが俺のもう一つの魔眼、絶対遵守のギアスだ。」
「絶対遵守のギアスだって!?」
驚愕の表情をした。
「殺さなくても良かったか?」
「誰がかたずけるんだ?この血の海。」
「ちょっと待ってくれ電話をかける。」
プルルルル、プルルルル、ガチャ
「もしもし!聖様!私に様でございますか!?」
スピーカーにしていないのに辺りに聞こえる声、ステイルたちは少しビクッ!とした。
「あ、ああ、ちょっと狂三に頼み事があって。」
「頼み事とは、なんでしょう。」
「少し死体の処理を頼みたい。」
「...わかりました、すぐにそちらへ向かいますわ。」
そして電話は切れ、数秒後に狂三は現れた。
「早!」
「気にしたら負け。」
そして目の前には黒髪の左右非対称のツインテールで、赤と黒を基調とした、ドレスを着用した、精霊ナイトメアこと、時崎狂三がいる。
「沢山死んでますわね。」
「今度ひとつだけ言うこと聞くから。」
「何でも?ひとつだけ言うことを叶えて頂ける?」
「この漆山聖に二言はない!」
(もしかしたら狂三に食べられて死ぬかも。)
若干冷や汗を垂らしつつそう言った。
「きひひひひひ、お安いご用ですわ。」
そして自信の影の中に死体を全て引きずり込んだ。
「ありがとう、狂三。」
「いえいえそれでは、また、きひひ」
「さて帰るか。」
「今日は協力ありがとう!」
そしてステイルたちへと別れを告げその場を後にした。
その後。
「やはりやられてしまったか、まぁいい研究結果は取れた、次のモルモットを用意するまで。」