ノーゲームノーライフ ゲーマー兄妹と姉妹は魔法少女の世界に迷い込むそうです 作:スタンチッカ
すみませんでした。
空白side
目の前の少年は何事も無かったかのように
喋り出した。
「やぁ、僕はテト!君たちの世界風に言うなら…神様かな」
「いや、待てよ。ここどこだよ」
「……にぃ………」
テトは気まずそうに目を逸らした後、
しばらく俯き答えた。
「僕にも分からない。ただ、ここが僕の世界じゃ無いって事は分かる」
「おい、自称神様。ふざけんな」
「……なん、なの……」
「まぁ、ちょっと観察してみようよ!」
そう言って自称神様のテトは歩き出した。
そこに空と白がしぶしぶ付いていく。
しばらく歩いていると、テトが叫んだ。
「ねぇねぇ!あれなに!?」
テトが上空を指差す。
上空には…二人の天使が浮いていた。
「もう、やだ…何これ…」
「……天使…?」
「この世界にも…天翼種が…!?」
テトは驚いた様に目を丸くする。
その表情を空は見逃さなかった。
「なんだよ、その天翼種って」
テトはにっこりと笑って言葉を紡いだ
「僕が住んでる世界にいた天使サマだよ」
「ふーん…そっちはどうなんだ?楽しいのか?」
テトは手を頰に当て、暫し考える素ぶりをし、
白を見やった後に言葉を続けた。
「うん。僕が住んでる世界は、全てがゲームで決まるんだ。そんな素晴らしい所だから君らを転生させようと思ったんだけど…ミスっちゃったみたいだね」
そう言ってテトは満足げに頷いた。
「ゲームで決まる世界…?」
「……それ、は…どういう…?」
困惑する空と白に宥める様な口調で
質問に答える
「うん。戦争の勝敗も国の領土も人権も、全てだよ」
空はこの時、この人おかしいんじゃないかと
思ったらしい(後日談)
「どういう事だ…?」
「……意味…わかん、ない…」
「僕の住んでる世界の名前はディスボード。僕はそこで唯一神をやってるんだよ」
白は首を傾げて空に耳打ちする
「……この人の、話…、嘘…?」
「いや、嘘をついてる様には見えねぇ。大丈夫だ、兄ちゃんが守ってやる」
「…う、ん……」
「んー、ここ、本当にどこなんだろうね。ディスボードじゃない事は確かだし」
「……俺らがいた世界じゃないのも確かだ」
「どうしてそうだって分かるの?」
「……こんな…場所、私は…知らない」
「ああ、暇つぶしでみたグー●ルアースには無かったしな」
「ふうん……」
テトはにっこりと微笑んだ。
「じゃあ、まずは情報収集からだね、一緒にがんばろ!」
「え、あぁ、おう」
「…ふぁい、おー……」
そう言って自称神様とヒキニート二人は街の人に色々聞き始めた。
(主にテトが)
この時、三人は知らなかった。
この場所で凄惨なあの事件が起こる事を。
キャラ崩壊すみませぬ…!