ノーゲームノーライフ ゲーマー兄妹と姉妹は魔法少女の世界に迷い込むそうです 作:スタンチッカ
「 」side
魔法少女育成計画とは?
☆初心者でも入りやすい簡単さ&熟練者を飽きさせない奥深さ!
★著名イラストレーターによって描かれた美麗なカード群!
☆まるでアクションゲームのように動き回るキャラクター達!
★五百のキャラクタータイプに二千のアイテム!その組み合わせは無限大!
☆どれだけプレイしても完全無料!課金一切無し!
夢と魔法の国へようこそ!
最高の魔法少女になるためのRPG。
それが魔法少女育成計画です。
貴方は「魔法の国」から「世界の守護者」に任命されました。
邪を砕き闇を滅する魔法を授かり、
キュートでキッチュ、ストロングでパワフルな「魔法少女」として
悪と戦う事を宿命づけられたのです。
魔法の力だけでなく
マスコットキャラクター
コスチューム
マジックアイテム
決め台詞
を利用して敵を撃退して下さい。
敵を倒す事で「マジカルキャンディー」を手に入れ、
貴方が思い描く最高の魔法少女へと成長していくのです。
世界は常に脅かされ、魔法少女はいつだって不足しています。
勇気を出して最初の一歩を踏み出しましょう。
貴方の夢はきっと叶うはずです。
♢♢♢
ここまで読んで空と白は、スマホを放り投げた。
テト……自称神様のコミュ力と力で何とか泊まる場所は確保出来た。
"だったら後はゲームしかない!"
そう言ってスマホが繋がる事を確認し、新着ゲームを漁った
どの広告にも"魔法少女育成計画"という文字がちらつく。
気になってインストールしてみたわけだが…。
「なんだよ、これチュートリアルが長いんだよ!」
「……絵は…綺麗なの、に……勿体、無い…」
スマホを放り投げたのだった。
「まぁまぁ、インストールしてみたワケだし、やってみたら?」
そう、呑気な自称神様の声に後押しされ空と白はスマホを拾い上げた。
文句をブツブツと言いながら進めていく
〜一時間後〜
「んだよコレ!面白いじゃんか!」
「……にぃ…けっこー…進んだよ…?」
「これは、一番目指すしか無いですね!白さん!」
「……う、ん……!」
見事な手のひら返しだった。
二人が言うには段々とやっていくうちにとてもクセになるそうな。
「いやぁ、それはそうと不思議な噂…、知ってる?」
テトが二人に向かって問う。
「ゲームやってたんだ。知るワケ無いだろ」
空が真顔で答えると、テトは笑いながら謝り、
「なんかね、魔法少女育成計画をやってると…本物の魔法少女に選ばれるらしいよ?」
空と白は顔を見合い、そんなバカなと鼻で笑った。
だが、彼らはまだ知らない。
悪魔の手が三人の側に忍び寄っていることを
よろしくお願いします!