ノーゲームノーライフ ゲーマー兄妹と姉妹は魔法少女の世界に迷い込むそうです   作:スタンチッカ

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時間があったので次話投稿させて頂きます。
まだ、初心者なので温かい目で見守って下さると有難いです。
これからもよろしくお願いします、


幽霊と魔法少女

魔法少女育成計画とは?

☆初心者でも入りやすい簡単さ&熟練者を飽きさせない奥深さ!

★著名イラストレーターによって描かれた美麗なカード群!

☆まるでアクションゲームの様に動きまくるキャラクター達!

★五百のキャラクタータイプに二千のアイテム!その組み合わせは無限大!

☆どれだけプレイしても完全無料!課金一切無し!

 

夢と魔法の世界にようこそ!

最高の魔法少女になるためのRPG。それが魔法少女育成計画です。

あなたは「魔法の国」から「世界の守護者」に任命されました。

邪を砕き闇を滅する魔法を授かり、キュートでキッチュ、ストロングでパワフルな「魔法少女」として悪と戦うことを宿命づけられたのです。

魔法の力だけではなく、マスコットキャラクター、コスチューム、マジックアイテム、決め台詞を利用して敵を撃退して下さい。敵を倒すことで「マジカルキャンディー」を手に入れ、あなたが思い描く最高の魔法少女へと成長していくのです。

世界は常に脅かされ、魔法少女はいつだって不足しています。勇気を出して最初の一歩を踏み出しましょう。

あなたの夢はきっとかなうはずです。

♢♢♢

幽霊(ゆうれい)side

四年前に行われた大合併により近辺最大規模の都市になった港湾都市、N市。

市役所を筆頭とした奇抜な建物が乱立する近未来的なビル群。

寂れたまま放置された山間部の村落。

最新医療機器を備えた大病院。

経営が立ちいかなくなって倒産した大工場。

それらが同居する「合併により無理やり作られた大都市」特有の歪さがあった。

そのN市において、昨年の六月頃から「魔法少女」の目撃情報が報告されるようになった。

制限速度をぶっちぎって高速道路を疾走する車の窓ガラスがノックされた。

石でも撥ねたのかと思って見てみれば、(ほうき)に跨った魔女がにっこり笑って「もうちょいスピード落とそうか」と注意してきた。

ボールを追いかけて道路に飛び出した子供とトラックが鉢合わせし、間に合わない!と誰もが思ったその瞬間、突如現れた女騎士が子どもの前に立ちはだかり、素手でトラックを押し止め、何も言わず立ち去った。

「この世のものとは思えないほど美しい少女だった」という共通点はあったものの、容姿、服装、状況、全てがバラバラで、都市伝説としてもまとまりがない。

少女から助けられた一人が、「あなたは何者なのか?」と質問したところ「自分は魔法少女である」という答えが返ってきたという体験談は、「謎の少女」に「魔法少女」というキャラクターを与えた。

中でも最新の目撃情報は刺激的なものだった。

市内の歓楽街に大陸系マフィアがアジトとしているマンションがある。

西部劇から飛び出してきたようなガンマンスタイルの魔法少女がそこへ乗り込み、居合わせた構成員をボコボコにし、貯め込んであった武器と資金かっさらっていった、というのだ。

♢♢♢

「これさ、ホントにあった系の話だと思う?」

バス停でバスを待つ女子中学生が三人。

その内の一人が、友人二人にスマートフォンの画面を見せつけた。

画面内には魔法少女目撃情報まとめサイトのタレコミが表示されている。

「アンタマジそういう話好きだね。そんなもんあるわけないじゃん」

♢♢♢

と、キャッキャウフフしている中学生の右横にある高層マンションの一室で電子音とカチャカチャと食器を鳴らす音が響く。

「あ〜…早く、回復頼むッスよぉ…」

「やはり、足で操作するのは無理があるか」

「っていうか、(ゆう)!ひでぇッス!こっちは夜と朝飯抜きだっていうのに、何、呑気にメイドに食事運ばせてんすか!?」

「あ?んだよ、姉ちゃん。食べたいなら言えばいいのに…今日の朝ごはんは何だい?」

悠と呼ばれた少女はメイドに聞く。

「今日は、鮭のムニエルでございますよ?悠お嬢様」

それを聞き、悠はニヤリと笑い言う

「だってさぁ〜?姉ちゃん」

「グググ…いいから!早く回復頼むッス!」

「おー、分かってるよ」

シュヴァァァァ…キュルリンっ!

「おー、ありがとうッス!ささ、ちゃっちゃやってムニエル食うッスよ!」

「ん。美味しいな。このムニエル」

「お褒めに預かり光栄ですございます。悠お嬢様」

ーとネットゲームに熱狂する姉妹。

部屋はー三十畳程のバカでかい部屋だ。

中々に片付いていて、メイドが雇える余裕がある。

素晴らしい環境だ。パソコンも姉妹で八台。

二人は言う

「ねぇ、今日は学校どーするッスか?」

「今日は、私は行かない。」

「そろそろ三ヶ月って行ってねーッスよ」

「知らない」

「…………」

「………むぐむぐ」

 

姉ー (れい)。十七歳・コミュ能力高め・お金持ち・チャラ女子・モテ要素あり・ゲーム廃人

少し青みがかったロングヘアを一つに縛る、普通に可愛い子。

妹ー (ゆう)。十六歳・コミュ能力超絶高め・お金持ち・気が効く・王子様キャラ・ゲーム廃人

姉とは正反対に赤みがかったショートカットをオールバットにした美少年系美少女。

それが、幽霊(ゆうれい)ー即ち「悠と玲」のゲーマーの正体なのである。




悠「本日は、私、悠と」

玲「玲のー」

悠&玲「「徹夜飯っ!」」

悠「まずは、お茶碗に米をよそります」

玲「次に、鮭フレークと塩。すりおろし生姜を持ってきて飯にダイブさせるッス」

悠「その次に、緑茶を飯に注ぎます」

玲「そうしたら完成ーッス!」

悠「これ、結構美味しいな」

玲「そうッス!良かったら試してみて下さいッス!」




✳︎尚、もし失敗しても苦情は受け付けませんッス!
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