CONTINUE・OF・GENMN・IN・IS(修正中)   作:情報屋迅龍牙

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お待たせしました・・・織斑博士が残したものがようやく出せます。


織斑光河

第43話

織斑光河

 

プロフィール

name 織斑光河

AGE 55

Family 妻(故) 長女 次女 (三女) 長男

個人情報

織斑光河とは、世界で初めてタイムクリスタルの全てを理解し、教え子である篠ノ之束に全てを託しどこかの研究室に入りその後消息不明となった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「・・・・どこかで会っている気もするんだがなぁ?」

 

「どうした黎斗?」

 

「いや何、光河さんについての資料を読んでいてな?」

 

「父の?」

 

今私は、織斑光河氏の資料に眼を通していた。篠ノ之晶が一日だけ、休息日として提案してきたのだ。

 

「黎斗・・・父の部屋になにか、残って無いだろうか?」

 

「光河さんの部屋だと?何処にあるんだ」

 

「屋根裏さ。最近まで忘れていたけれどもな?」

 

 

━屋根裏部屋━

 

「本が沢山だな?」

 

「元々、本を集めるのが好きな人だったからな?しかも、クローニング技術や2000年問題に何が起こるかと言う本まである始末だ」

 

「2000年問題か・・・」

 

2000年問題とは、西暦2000年にコンピューターが誤作動を起こし暴走してしまうと言われた現象のことで、何も起こらなかったと、様々な本には載っているが事実は違う。2000年問題にバグスターウイルスが誕生し、檀黎斗の『仮面ライダークロニクル』開発が始まったのだ。結果としては、仮面ライダークロニクルを完成させたのだが・・・・ふと、本棚に目をやると一冊だけ違和感がある本があったのだ。

 

「なんだ?」

 

と、手をかけその本を抜こうとしたのだが傾けた途端本棚と本棚の間に空間が現れ、そこにはひとつのアタッシュケースが鎮座していた。

 

「なんだ?これは?」

 

「パスワード付きのアタッシュケースだ・・・しかし何故ここに?」

 

「ん?これは、母の写真?」

 

「母?黎斗のか?」

 

そこに映っていたのは、大学時代の父と母。そして、織斑光河さんだったのだ。

 

「この写真は・・・」

 

「裏になにか書いてあるぞ?」

 

「裏?」

 

そこに書かれていたのは、『記憶ある涙は女性の物』と言うと意味のわからない言葉だった。

 

「これは・・・パスワードか?」

 

「どういう意味だ?ん?これは・・・黎斗くん、君ならこの文字列をどう読み取る?」

 

「黎斗なら分かる?一体・・・」

 

 

━織斑家・1階━

 

「あれ?黎斗兄と千冬姉どこいったんだ?」

 

「ん?物音?」

 

音が聞こえた方に行くと、そこには、屋根裏に繋がる梯子があった。

 

「屋根裏・・・まさか!?」

 

「黎斗兄!」

 

「春夏・・・」

 

春夏の目に飛び込んできたのは、小さい頃よく父の部屋を漁ってみていたアタッシュケースだった。

 

「やっぱり・・・それ、見つけたんだ・・・」

 

「パスワードを知っているか?」

 

「ラテン語で、記憶ある涙は女性のものって打ってみて」

 

「分かった・・・『memoriar・lacrima・fēmina』あいた・・・」

 

アタッシュケースの中には、一本のブランクガシャットと、極秘と書かれた資料。そして、一封の手紙が入っていた。

 

「ガシャットに・・・手紙?」

 

黎斗はその手紙を手に取り開封した。そこに書いてあったのは、光河さんの字だった。

 

【この手紙を読んでいるのは、黎斗くんか、それとも千冬か・・・春夏の誰かだろう。そのアタッシュケースに入っているガシャットは、昔私が正宗くんから預かったものだ。この世界に何かあったら使ってくれとね?このガシャットを使えのは、もしかしたら黎斗くんだけかもしれない。千冬か春夏が呼んでいるなら、檀黎斗くんを探せ。そして彼にこのアタッシュケースを預けるんだ。】

 

「父さん・・・」

 

「このガシャットを父が、織斑博士に・・・」

 

「これをイニシャライズ出来れば・・・」

 

「しかし、何故ラテン語で記憶ある涙は女性のものなんだ?」

 

「写真の母さんの顔を見てくれ」

 

「写真?泣いてる・・・」

 

「前に聞いたんだ」

 

「何を?」

 

「私には、姉がいたらしいんだが・・・姉はこの世に生を受けることがなかった」

 

「流産か・・・」

 

昔、私がまだ売れる前の頃。父と母は、大学で知り合いそのまま付き合い始めた。その頃の父はゲーム会社からプログラム制作の依頼をうけるほどの腕を持っていたため。育児費などには困っていたかった。だが母は、あまり体が強いひとではなかったそうだ。医者からは、私を産むことでさえ、確率として半々だと言われていたそうだ。

 

「だから、記憶ある涙は女性のものなんだな・・・」

 

「あぁ・・・そうか・・・やっと思い出した」

 

「何をだ?」

 

「もし私に姉さんがいたら、その時の姉さんの名前だよ」

 

「どんな名前なんだ?」

 

「それは、秘密だ」

 

「何故だ!?」

 

「黎斗兄・・・永夢先生達から電話が来たよ・・・再開だそうだ」

 

「分かっている」

 

父さん、母さん・・・明日香という名を、私が貰います。私の娘にその名をつけます・・・私の会うことの出来なかった、姉さんの分まで・・・必ず生きてみせます。




次回は、望と南雲さんの二人です・・・多分
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