黒の剣士と幼馴染みの進む道(リメイク中)   作:雪楓❄️

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えー、更新遅れてしまい本当に申し訳ありません。

春休み中ということもあり、色々やらなければいけない事が多く他作品共々更新が遅くなってしまっていますが出来るだけ更新していきたいと思いますのでお願いします。


第12話〜圏内事件〜

〜59層〜

 

〜キリトside〜

 

サラもフィリアと探索に行ってしまったし、こんな天気のいい日に迷宮区に潜るのは勿体ない。と思って昼寝をしようと思った迄は良かったんだが……

 

「…あなたこんな所で何しているの?攻略組のみんなが一生懸命迷宮区に挑んでいるというのに」

 

「……今日はアインクラッドで最高の気象設定だ。それに、パートナーであるサラがいない上にあんたんとこの副団長の探索に連れていかれてんだ、文句を言われる筋合いはないよ」

 

同じギルドのしかも副団長であるフィリアが迷宮区に行っていないことを言えば引き下がってくれるだろう…

 

「……そーだとしてもねぇ!それに天気なんていつでも一緒じゃない」

 

…ダメでした。

 

「…あんたも寝っ転がってみればわかるよ」

 

これだけ言っておけば大丈夫だろう。と思い俺は昼寝を続行した。

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

「ん〜」

 

久しぶりに寝たな〜。さて、サラ達もそろそろ帰ってくる頃だろうしホームにでも戻ろうかな。

 

(ん?誰か寝てる…………?

って、アスナ!?)

 

「…本当に寝ちまうとは………」

 

この状態のまま置いていくのはかなり不味いので、俺はそのまま近くで周りの監視をすることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くしゅんっ……………ふぇ?」

 

アスナはいつものようなキリッとした表情からはおよそ想像出来ないマヌケな顔をしていた。

 

「やぁ。よく眠れた?」

 

「…………なぁっ!?」

 

自分の状態を把握したらしいアスナは顔を真っ赤にして抜刀の格好をした。が、上手く自分を制することが出来たらしく抜刀はすることは無かった。

 

「……ご飯。」

 

「はい?」

 

「ご飯1回。何でも奢るからそれでどう?」

 

「は、はい」

 

今の状態で断れる奴がいるなら、見てみたいものである。

 

 

〜57層【マーテン】〜

 

最前線から2層下のこの街はある程度大きな街ということもあり、多くのプレイヤーで賑わっていた。

 

(それにしてもアスナもサラに負けず劣らず人気あるんだなぁ。)

 

これだけ多くのプレイヤーがいる中をかの有名な血盟騎士団の副団長様でありこのアインクラッドで5本の指に入るであろう容姿を持つアスナがよく分からない男性プレイヤーと歩いていればかなりの注目を集めるのはわからなくもない。

ここに、フィリアとサラも居たら大変なことになりそうなもんだ。とふと思った俺を恨みたい。

 

「あっ!アスナ〜」

 

この声はまさか……

 

「フィリア、あなたまた攻略サボったのね…」

 

「サボったなんて人聞きが悪いな〜。サラと一緒に探索にいってたんだよ〜」

 

やっぱりこいつサボったのか。どうりで朝急にサラの所に来たわけか。ところで、サラはどーしたのだろうか?

 

「あっ、キリトも居たんだね。今日はサラ借りちゃってごめんね。けど、なんでアスナとキリトがこんな所に?」

 

「それはだなーーー」

 

俺は最後まで言い切ることは出来なかった。

その代わりに思いっ切り抓られた。

 

「さ、さっき頼み事をしてもらったからそのお礼をしに来たのよ!」

 

ほぉ、なるほど。そう言う体でいくのか。

だが、ここで「違うだろ」と本来の理由をアスナの目の前で話せるヤツなど存在しないであろう。

 

「……そんなことより、サラはどーしたんだ?」

 

「あっ、サラならね。ほら、あっちに」

 

とフィリアが指差した方にはかなりの人だかりが出来ていた。

 

「いや〜、あまりにも人多かったからさ隠蔽スキルで逃げてきちゃった」

 

舌をちょっと出しながら言うフィリアはその容姿と相まってかなり可愛い。

 

「はぁ。俺がいってくるよ…」

 

 

〜サラside〜

 

さっきまで隣にいたはずのフィリアもどっかに行っちゃったしどうしよう…

 

「聖女様、握手して頂いてもいいですか」

 

「聖女様ー」

 

周りの人が多すぎて動けない……

 

「ちょっと失礼ー」

 

人の間から全身真っ黒な人が出たきた。

 

「あっ、キリトー」

 

そこには私のパートナーであるキリトがいた。

 

「くそ、黒の剣士が来やがった」

 

「…なぜあいつなんだ」

 

「きゃぁ、黒の剣士様よ」

 

周りの人達から、色々な声が上がる。

キリトも意外と人気あるのよね

 

「サラ、早く行こうぜ。腹減ったし」

 

そう言うとキリトは私の手を引いて人の間を歩いていった。

 

「あっ、サラ大丈夫だった〜?」

 

ある意味先ほどの元凶であるフィリアがこっちに向かって手を振っている。

 

「フィリア。酷くない?」

 

この後少しフィリアさんとお話した。

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

キリトがアスナさんに晩御飯を奢ってもらうと言っていたので私とフィリアさんも一緒にご飯を食べることにした。

 

「さっきはありがとう…」

 

アスナさんが何やらキリトにお礼を言っているが二人にしか聞こえない程度の声の大きさなのでよく聞こえない。

 

「あれって、閃光と蒼雷、聖女だよな?てことは、あの黒いのは黒の剣士か?」

 

流石にこの面子でいると目立つ。

けど、キリトって私と一緒にいない限りあんまりバレないんだよね。中層でも人気あるらしいのに。

 

「……サラは何がいいと思う?」

 

「ん?なにが?」

 

少し考え事をしていたら、キリトに話しかけられた。

 

「欲しい調味料だよ。ちなみに俺はソースな」

 

「ちなみに、私はマヨネーズね」

 

なんかフィリアらしい。

 

「調味料かぁ、私はケチャップかなぁ。アスナさんは?」

 

「私?そうね、お味噌かしら。それと、」

 

「「「「醤油!」」」」

 

みんな一致して、少し恥ずかしかった。

みんなも少し頬が赤くなっている。

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

今のは!?

 

そう思った時には4人ともすぐに席を立ち、レストランを出た。

 

広場に出ると、タンクらしい格好をしたプレイヤーが胸に槍が刺さった状態で吊るされていた。

 

「私がロープを切るから、アスナは中の様子を。キリトとサラは下で受け止めて!」

 

フィリアはそう言うと壁を走り、プレイヤーを吊るしているロープを切ろうとした。

 

が、フィリアが到達する前にプレイヤーはポリゴン片へと変わってしまった。

 

「みんな!デュエルのウィナー表示を探せ!」

 

キリトのその言葉で広場にいた全員が周りを見渡すが、何も見つけることは出来なかった。

 

「くそっ、30秒経った……」

 

私とキリトとフィリアは念のため入口に何人かのプレイヤーに立っていてもらうことにして、中に入った。

 

「アスナさん、誰かいましたか?」

 

「いえ、ここに来てから誰にも会わなかったわ」

 

「あぁ、この教会には誰もいない。俺の索敵スキルを破れるほど高い隠蔽スキルを保持しているなら別だけどな」

 

キリトの索敵スキルを破れる人なんて現状いないだろう。

 

「なんにせよ、無視は出来ないわね。解決まで手を貸してもらうわよ」

 

「そーですね。私としても新しいPKの方法が見つかったとしたらほっとけないですし」

 

「そーだね。血盟騎士団副団長としてもほっとけないしね!」

 

「あぁ、そーだな」

 

と言ってキリトはアスナさんと握手していた。が、その時アスナさんがなにかキリトに言ったのに対してキリトが言い返していたが

 

「ぐわぁ!」

 

……キリトが何かやらかしたのだろう

 

 

右手を摩っているキリトを置いて私とフィリアは広場に出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




サラやフィリアの絡ませ方がとても難しいです。

どうでしたでしょうか。
感想、アドバイス頂けると嬉しいです。
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